博士号取得者のためのコミュニティ「Hakase Lounge」3月25日より先行予約を開始!
日本の科学技術を盛り上げたい仲間が大集合!専攻分野の枠を超えた繋がりを作ろう!
宇宙エンタメ集団である株式会社amulapo(アミュラポ)が、博士号取得者が入会可能なコミュニティである「Hakase Lounge」の先行予約を開始いたしました。Hakase Loungeでは自分の専攻分野以外の他分野の博士らとの交流会、勉強会、キャリア相談会などのイベントを実施予定です。博士号取得者の横のつながりを強化し、日本の科学技術研究者が最⾼に輝ける世界を目指します!
株式会社amulapo(アミュラポ、本社:東京都新宿区、代表取締役:田中克明)は、このたび、博士号取得者が入会可能な「Hakase Lounge(博士ラウンジ)」のコミュニティ入会の先行予約を開始いたしました。2021年5月1日のβ版コミュニティの発足に向けて、博士号取得者同士のネットワーク作りを支援できる体制を作り上げます
- 博士のためのコミュニティ「Hakase Lounge」とは
Hakase Loungeは博士号の取得者が入会できるコミュニティです。日本の科学技術力向上に貢献することを目的に、専攻分野の枠を超えた多様な博士が容易に交流することができる場を提供いたします。
2021年3月に博士課程を修了した新規の博士号取得者から大学の教授まで幅広い博士号取得者が対象であり、専攻分野としては理工系の博士はもちろん、人文社会学系、医歯薬学系、保健系、農学系、教育系、芸術系など様々な領域の博士を募集しています。コミュニティの活動としては、博士同士の交流会、勉強会、キャリア相談会など実施する予定です。
マイノリティである博士号取得者の環境や待遇に関する問題を考え、日本の研究者が活躍しやすい仕組みの構築を目指していきます。まずは、博士号取得者を中心に社会課題の解決を目指し、徐々に学位が関係なく研究者全体を盛り上げていけるプラットフォームの構築を目指します。
- Hakase Lounge 発足の背景
<科学技術促進における異分野融合や産官学連携>
国内の科学技術を中心としたイノベーションを活性化させるためには、これまで以上に多様性が必要になっていきます。科学技術の向上には、異分野融合も重要な要素となってきており、科学技術者以外のアイデアや思想もより一層重要となります。これまでにない新しいイノベーションの創出が求められています。
2020年には、国会において25年ぶりとなる科学技術基本法の本格的な改正が行われ、法律の名称を「科学技術・イノベーション基本法」と変更されています。これまで科学技術の規定から除外されていた 「人文・社会科学(法では「人文科学」と記載)のみ」に係るものを、同法の対象である「科学技術」の範囲に位置づけるなど、分野特性への配慮、あらゆる分野の知見を用いた社会課題への対応といった事項が追加されています。
しかしながら、現状において、それらの研究者が縦横でつながり積極的に交流し異分野間での意見の交換や連携ができる仕組みが少なく、異分野融合によるイノベーションが生じにくい環境であります。また、「学術界」の研究者や「産業界」の研究者・技術者等が交わることができる場も少なく、科学技術の発信や社会実装がやりにくい環境でもあります。今後は異分野における専門者間での交わりや産官学といった異業種が交わる仕組みが重要となり、それらを積極的に促す仕組みが必要です。
<博士号取得者の軽視問題>
国内の科学技術における課題の1つとして、研究者の軽視問題があります。海外と⽐較し、国内での科学技術研究者は経済的に優遇されない状況であり、真理の探求や好奇心を満たす研究環境が保障されていないのが現状です。若手の研究者からは、「就職についての不安が頭から離れない」「見通しの悪い将来が不安」等の声が多くあり、事実として主要7か国で日本だけ博士号取得者の減少傾向が続いています。
博士号を取得した人が日本国内で就職するのは難しく、多くの人材が海外に流出しているのが実情です。深い知見を持った博士が海外に流出し、国内における研究者⼈材が減少するなど、中⻑期的にも⽇本の科学技術の衰退が懸念されます。それによって社会からの国内の科学技術への期待が薄まれば、国内における科学技術への投資額も減少しこの負の循環は益々加速します。
<Hakase Lounge が目指すもの>
⽇本が科学技術で世界をリードしていくために、科学技術者が輝ける仕組みを⽇本に作らなければならなりません。Hakase Loungeでは、自分の専攻分野以外の博士同士のネットワークを築き上げることができる博士のためのコミュニティを作り、国内における科学技術の向上を目指していきます。
Hakase Loungeでは、博士号取得者に対する国内での優遇を図るため、博士号取得者のみが受けられるサービスや待遇を創ることも活動の一部とする予定です。例えば、博士号取得者が集まりやすい酒場やラウンジをつくり、学位取得者は無料で飲食物の提供を受けられるなど、一般的に見てわかりやすい待遇環境をつくることを目指します。これらの仕組み改善には、企業等の支援も必要となると考えており、弊社から各社へサービス化に向けたご支援を募ることも検討しています。
最近では、科学技術やイノベーションについて、政府は今後5年間で官民合わせて総額120兆円の研究開発投資を目指すなどとした基本計画を取りまとめ、菅総理大臣はこうした投資などをもとに国際競争をリードしたいという考えを示したというニュースもあります。博士号取得者は当事者として「今」こそ立ち上がるときと我々は考えています。
- 先行予約の概要と方法
予約条件
博士号取得者であること(専攻分野不問)
募集期間
2021年3月25日~2021年4月25日
(1ヵ月間)
予約方法
「予約申請フォーム」にアクセスし、必要事項を入力する。
※2021年4月25日までに登録されたメールアドレスに詳細についてご連絡致します。
予約申請フォーム
https://forms.gle/PUcnToNxGNnxcsGM7
- お問合せ先
・会社概要:宇宙開発やxR、ロボット、AI等の技術に精通する若手の技術者集団であり、臨場感あふれる宇宙体験のコンテンツを制作しています。宇宙と技術の双方の専門知識から、宇宙をテーマとした体験の創出をサポートします。
・代表:田中克明、博士(工学)
・HP:https://amulapo-inc.com/
・e-mail:amulapo.contact@gmail.com
・Twitter:https://twitter.com/hakaselounge
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