空気清浄機に捕捉されたウイルスに対し次亜塩素酸揮発物が高い抑制効果を発揮 ~シリウス次亜塩素酸空気清浄機Virus washer®ウイルスウォッシャーにて検証~
高性能化する空気清浄機のタブーを解決。HEPAフィルターに捕捉されたウイルスを次亜塩素酸揮発物による抑制効果を確認。
一般財団法人北里環境科学センターと株式会社シリウス(東京都台東区東上野1-14-9 代表取締役 亀井隆平)は共同で空気清浄機のHEPAフィルターに捕捉されたウイルスに対し次亜塩素酸空気清浄機Viruswasher®(ウイルスウォッシャー®)SVW-AQA2000(S)市販品(通風型:噴霧ではない方式)の抑制試験を実施致しました。次亜塩素酸を用いないケースに比べ極めて高い抑制効果が確認されました。
11月18日より20日までの3日間にわたり、一般財団法人北里環境科学センターと株式会社シリウスは共同でシリウス次亜塩素酸空気清浄機Virus washer®(ウイルスウォッシャー)SVW-AQA2000(S)の市販品においてウイルス抑制・除去性能試験(JEMA一般社団法人日本電機工業会規格試験)を実施致しました。
1)浮遊菌の除去性能評価試験(25㎥ 空間)
【速報値】10分で97.4%除去 20分で99.99%除去 (14分で99%到達シリウス推定)
2)浮遊ウイルスに対する抑制試験(25㎥ 空間)
【速報値】10分で96.08% 20分で99.57% 30分で99.96%抑制(17分で99%到達シリウス推定)
3)付着菌の除去性能評価試験(30㎥ 空間)
【速報値】付着菌: 8時間で測定下限以下
4)付着ウイルスに対する抑制試験(30㎥ 空間)
【速報値】付着ウイルス:8時間で(中央99.6%、奥99.89%)
10時間で(中央99.97%、奥99.99%)
5)空気清浄機のフィルタに捕捉したウイルスに対する抑制性能評価試験(25㎥ 空間)
【速報値】3時間で測定下限値以下
次亜塩素酸水を空間に超音波加湿器などで噴霧する方式に対しては関係省庁からも注意喚起されていますが、Viruswasher®(ウイルスウォッシャー®)の様な『除菌水フィルター透過方式』は、次亜塩素酸水を含んだ溶液を一種の「フィルター」として用いる空気清浄機(いわゆる『通風型』の機器)に属し、直接次亜塩素酸水を吸引したり、常に浴びることはなく「空間噴霧」とは異なるものとされております。(「次亜塩素酸水」の使い方・販売方法等について~製造・販売事業者の皆さまへ~令和2年6月26日現在/経済産業省・消費者庁・厚生労働省/通達)
今後『通風型』次亜塩素酸空気清浄機によるHEPAフィルターに捕捉されたウイルス抑制技術は、住設用途に加え手術室や隔離室、実験室など陰圧を伴う空間にはHEPAフィルターが必需品であり、次亜塩素酸揮発物を放出するViruswasher®(ウイルスウォッシャー®)の技術の応用性や汎用性が期待されます。
高機能空気清浄機はHEPAフィルター(0.3µmに対し99.97%の粒子捕集率)やULPAフィルター(0.15µmの粒子に対し99.9995%以上の粒子捕集率)を搭載しており、ウイルスを捕捉したフィルターの取り扱いなどに関しては二次感染などの見地から注意が必要とされております。(参考:一般社団法人 室内環境学会新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介(第一版)より)
今回の試験にて空気清浄機フィルターに捕捉されたウイルスに対して次亜塩素酸揮発物の有効性が確認され、今後は抑制時間の再検証や菌、カビ胞子に対しての抑制性能についても検証を進めて参ります。
また、シリウスでは今後、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対しての抑制効果も検証して行く予定です。
(※今回の検証は実験室内でのものであり、あらゆる菌やウイルスに対して感染の予防を保証するものではありません。)
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