株式会社プロッセルが長岡高専のインターンシップを完全オンラインで開催

長岡高専4年生(205名)が本プログラムに参加。インターンシップ単位に認定。

株式会社プロッセル

2020年8月20日 10時30分

株式会社プロッセル（本社：新潟県長岡市、代表取締役：横山和輝、以下「プロッセル」）は、独立行政法人国立高等専門学校機構長岡工業高等専門学校（所在地：新潟県長岡市、校長：原田信弘、以下「長岡高専」）のインターンシップを完全オンラインで開催することといたしました。

実施背景

新型コロナウイルスによる、必修科目インターンシップへの影響
　長岡高専第4学年の必修科目である「インターンシップ I」は、就業体験等を通じて、職業観を養うことに加え、課題抽出力ならびに課題解力を涵養することを目的としています。
　本年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従前方式でのインターンシップは実施しないことが決定されました。一方で、インターンシップは必修科目に位置付けられていることからも分かるように、学生のキャリア教育に必要不可欠な実習であり、学生の成長のためには、インターンシップの実施が望まれます。
　
　そこで、新型コロナウイルス感染防止対策として、リモート型の実習形式で実施することが前提条件となります。しかしながら、約200名の学生が参加するリモート式の実習を実施した実績は長岡高専には無いため、運営業務の一部を弊社が受託いたします。

実施概要

　実施期間は8/24(月)〜28(金)の計5日間です。6人1チームとし、問題の理解と課題抽出、アイデアの立案、プロトタイピング・検証、事業計画の作成、事業計画書作成・発表まで、完全オンラインで取り組みます。学生は自宅等、感染対策を考慮して実施されます。課題提供元として、国際協力機構JICA（5課題）、長岡市（4課題）、JSCOOP協力企業（5課題）にご協力をいただいています。
　当プログラムは、Skypeを用いて関連機関へのヒアリング・インタビューや、講演会の時間を設けています。

昨年の長岡高専インターンシップ（オフライン開催）

講演会を実施

　5日間のプログラムでは新規事業開発型実習に加え、株式会社タイミー小川社長など5名の方にご講演していただきます。（他の講演者は現在調整中です。）

小川嶺様
株式会社タイミー代表取締役
1997年4月13日生まれ。立教大学経営学部在学中。高校生の時から起業に関心を持ち、リクルート/サイバーエージェントでのインターンを経験。2017年8月にアパレル関連事業の株式会社Recolleを立ち上げるも1年で事業転換を決意。2018年8月10日よりスキマバイトアプリ「タイミー」のサービスを開始。これまでにJAFCOやサイバーエージェントを筆頭に総額23億5600万円の資金調達を⾏なっている。

https://timee.co.jp/

提供テーマ

-国際協力機構JICA-
(１)循環型社会実現に向けた持続可能な食糧生産・供給システム
(２)モノづくりの力でCOVID-19感染拡大の防止
(３)廃プラスチックを活用した舗装用ブロックの生産性・品質向上
(４)農村のデジタル化を促進！みんなで作って共有する電波マップ
(５)コメの取引価格を改善！簡易な機構の石抜き機の提案

-長岡市-
(１)消雪パイプの散水による路面標示の変色に対する防止方法
(２)現状の交通量調査に対し、人数をできる限り少なくする新たな調査手法
(３)現在、市内で廃棄されているバイオ系廃棄物を経済価値が高く、かつ循環可能な資源として利活用する方法
(４)障害者雇用の拡充

-JSCOOP協力企業-
(1)冬季積雪時の道路及び歩道の安全確保
(2)学生・企業にとって魅力的なインターンシップの考案
(3)害鳥や蜂、熊への対策
(4)定点写真撮影
(5)学会誌等のスムーズな回覧

完全オンラインでビジコンを支援、単位認定まで

　プロッセルでは7月末時点で、合計6回の「オンライン・インターン・コンテスト（※1）」を実施しています。本イベントは計600人の学生が全国から集まり、新規事業立案をオンラインで完結させるイベントです。参加者満足度90%であり、初めて使うオンラインツールの説明について満足度が高く、インターンやビジコン初心者に対してフォローアップが手厚い点が特徴です。
　また、複数の国公立学校等でインターンシップの単位に認定（※2）されています。
　
（※1）https://oncon.prossell.jp/
（※2）https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=59560&release_id=1&owner=1