絶景ライトアップ!~国宝 山口県 瑠璃光寺五重塔~ 雪舟生誕600年記念イベント「山口ゆらめき回廊」開催
山口県が誇る国宝瑠璃光寺五重塔(山口県山口市香山公園内)にて、雪舟生誕600年記念イベント「山口ゆらめき回廊」が、9月26日(土)、27日(日)、10月10日(土)、11日(日)の4日間、開催されます。
「山口ゆらめき回廊」は、国宝瑠璃光寺五重塔がある山口市香山公園の散策路に約1,000個のキャンドルが灯され、公園全体が幽玄の光に包まれる特別演出イベント。ライトアップされた五重塔の下、園内を巡る散策路にキャンドルが揺れる幻想的な景色を満喫できます。今年はより多くの方にご覧いただけるよう動画も撮影し、山口県広報広聴課YouTubeにて公開予定※です。
※当日の天候により動画公開予定が変更になる場合がございます。
山口県広報広聴課YouTube https://www.youtube.com/user/PrefYamaguchiKouhou
<山口ゆらめき回廊 ~雪舟生誕600年関連記念事業~>
日時:2020年9月26日(土)・27日(日)、10月10日(土)・11日(日)
キャンドル点灯:18時30分~21時
主催:山口市観光交流課
総合問い合わせ先:NPO法人 大路小路まち・ひとづくりネットワーク 大路ロビー
TEL : 083-920-9220
当日問い合わせ先:香山公園前観光案内所 TEL:083-934-6630
※山口ゆらめき回廊動画は9月30日以降公開予定です。天候により公開予定が変更になる場合がございます。
※山口ゆらめき回廊当日は、会場内の混雑を避けるため、入場を制限する場合があります。また新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、やむをえず、中止、縮小の可能性がございます。
【雪舟と山口(大内文化*)】
雪舟は室町時代に活動した画家・禅僧です。雪舟が山口に初めて来たのは、30歳半ばのころ。大内教弘の時代、大内氏の遣明船で明(中国)に渡るため山口を訪れました。
1467年には、大内氏の遣明船団の一員として明に渡り、1469年に帰国。日本各地を転々とした後、1483年、再び山口に戻りました。雲谷庵を拠点とし、1506年に数え年87歳で生涯を閉じるまで、数多くの傑作を残しています。
*大内文化とは、室町時代、山口を中心に栄えた文化のこと。室町時代から戦国時代には、フランシスコ・サビエルや雪舟、戦乱の京都から逃れてきた公家や文化人が山口に滞在し、大内文化が花開きました。
<国宝 瑠璃光寺五重塔について>
概要・特徴
瑠璃光寺五重塔は嘉吉2年(1442年)頃落慶し、全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も秀でた建造物と評されています。ちなみに、日本三名塔の他2基は、奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺にある五重塔です。また、檜皮葺屋根造りのものは瑠璃光寺の他に、奈良県の室生寺と長谷寺、そして広島県の厳島神社にもあります。
この国宝瑠璃光寺五重塔は観光山口のシンボルとして桜や楓の裏山を背に、大内文化を優雅に伝えています。また、夜間は日没から22:00までライトアップされ、夜も見どころの一つです。
五重塔の構造
五重塔は相輪の尖端まで31.2メートル、各層軒が広く張出し、檜皮葺の屋根の勾配は緩くなっています。塔身は上層ほど間を縮め、塔の胴を細く見せ、すっきりした感じがします。これに対して初重の丈が高く、柱が太く二重目には廻縁・高欄があるので安定感が強く感じられます。鎌倉時代から、建築様式に、和様・唐様(禅宗様)・天竺様(大仏様)の3つがあらわれますが、和様を主体に、一部を禅宗様に、室町建築としては装飾が少ない造りとなっています。
<山口県立美術館「雪舟600年展」>
日時:2020年10月31日(土)~12月21日(月)
場所:山口県立美術館(山口市亀山町3-1) https://www.yma-web.jp/
雪舟生誕600年を記念して、雪舟の代表作<国宝・四季山水図(山水長巻)>を展示する毛利博物館の「国宝展」と連携し、山口県立美術館では、<倣李唐 牧牛図>など重要文化財3点を含む館蔵品や、<国宝・四季山水図(山水長巻)>拡大高精細デジタル映像などを展示します。
※当日の天候により動画公開予定が変更になる場合がございます。
国宝瑠璃光寺五重塔は、その美しさで日本三名塔の一つに数えられ、西の京、山口市が誇る観光のシンボルとして、室町時代の守護大名・大内氏が築いた大内文化を今に伝えています。今年は、同じ時代に活躍し日本の水墨画の基礎を築いた画僧・雪舟の生誕600年の節目の年。雪舟も眺めたであろう当時の瑠璃光寺五重塔に思いを馳せながら、コロナ禍でも、特別な灯りと幻想的な風景を、旅気分を満喫しながらご自宅でお楽しみください。
山口県広報広聴課YouTube https://www.youtube.com/user/PrefYamaguchiKouhou
<山口ゆらめき回廊 ~雪舟生誕600年関連記念事業~>
日時:2020年9月26日(土)・27日(日)、10月10日(土)・11日(日)
キャンドル点灯:18時30分~21時
主催:山口市観光交流課
総合問い合わせ先:NPO法人 大路小路まち・ひとづくりネットワーク 大路ロビー
TEL : 083-920-9220
当日問い合わせ先:香山公園前観光案内所 TEL:083-934-6630
※山口ゆらめき回廊動画は9月30日以降公開予定です。天候により公開予定が変更になる場合がございます。
※山口ゆらめき回廊当日は、会場内の混雑を避けるため、入場を制限する場合があります。また新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、やむをえず、中止、縮小の可能性がございます。
【雪舟と山口(大内文化*)】
雪舟は室町時代に活動した画家・禅僧です。雪舟が山口に初めて来たのは、30歳半ばのころ。大内教弘の時代、大内氏の遣明船で明(中国)に渡るため山口を訪れました。
1467年には、大内氏の遣明船団の一員として明に渡り、1469年に帰国。日本各地を転々とした後、1483年、再び山口に戻りました。雲谷庵を拠点とし、1506年に数え年87歳で生涯を閉じるまで、数多くの傑作を残しています。
*大内文化とは、室町時代、山口を中心に栄えた文化のこと。室町時代から戦国時代には、フランシスコ・サビエルや雪舟、戦乱の京都から逃れてきた公家や文化人が山口に滞在し、大内文化が花開きました。
<国宝 瑠璃光寺五重塔について>
概要・特徴
瑠璃光寺五重塔は嘉吉2年(1442年)頃落慶し、全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も秀でた建造物と評されています。ちなみに、日本三名塔の他2基は、奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺にある五重塔です。また、檜皮葺屋根造りのものは瑠璃光寺の他に、奈良県の室生寺と長谷寺、そして広島県の厳島神社にもあります。
この国宝瑠璃光寺五重塔は観光山口のシンボルとして桜や楓の裏山を背に、大内文化を優雅に伝えています。また、夜間は日没から22:00までライトアップされ、夜も見どころの一つです。
五重塔の構造
五重塔は相輪の尖端まで31.2メートル、各層軒が広く張出し、檜皮葺の屋根の勾配は緩くなっています。塔身は上層ほど間を縮め、塔の胴を細く見せ、すっきりした感じがします。これに対して初重の丈が高く、柱が太く二重目には廻縁・高欄があるので安定感が強く感じられます。鎌倉時代から、建築様式に、和様・唐様(禅宗様)・天竺様(大仏様)の3つがあらわれますが、和様を主体に、一部を禅宗様に、室町建築としては装飾が少ない造りとなっています。
<山口県立美術館「雪舟600年展」>
日時:2020年10月31日(土)~12月21日(月)
場所:山口県立美術館(山口市亀山町3-1) https://www.yma-web.jp/
雪舟生誕600年を記念して、雪舟の代表作<国宝・四季山水図(山水長巻)>を展示する毛利博物館の「国宝展」と連携し、山口県立美術館では、<倣李唐 牧牛図>など重要文化財3点を含む館蔵品や、<国宝・四季山水図(山水長巻)>拡大高精細デジタル映像などを展示します。
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