「あたらしい未成年」と「企業」の共創で社会問題を解決する!?中高生が運営する未来のプラットフォーム『Flare』が誕生!

京丹後市、いちご株式会社、株式会社リバネス、パタゴニア日本支社が初期パートナーへ

Sustainable Game

一般社団法人Sustainable Game (本社:東京都豊島区、代表:山口由人(高3)、以下Sustainable Game)は、2022年4月14日より社会問題を解決したい未成年が共創したい企業と出会えるプラットフォーム「Flare」β版を一部ユーザーに限定してリリースを開始します。また、サービス公開にあたり社会問題解決に向けて活動を行う未成年によるプロジェクトを募集することをお知らせいたします。
  • 社会問題を解決したい未成年が共創したい企業と出会えるプラットフォーム「Flare」がリリース

 


 近年、特に中高生を中心とした18歳以下の「あたらしい未成年」によって地域や地球規模の問題に対して声を上げるだけでなく、自分達の手で解決策を生み出すプロジェクトや研究が次々と生まれています。しかしながら、現行の社会のルールが追いついておらず、未成年のプロジェクトを包括的に支援できるインフラが整備されていない現状があります。そのため、社会問題解決に向けて企業とリソースを共有し、共創を行っていく際に知的財産等の権利の保護や適切な共創関係の構築ができずにトラブルが発生してしまう事例が増えています。

 このような課題の解決に向けて、過去40社以上の企業との共創実績とノウハウを持ち、未成年による一般社団法人として活動するSustainable Gameの強みを活かした社会問題解決に向けた「未成年と企業の共創」を促進する新たなプラットフォーム「Flare」をリリースしました。

Flareβ版」WEBサイト:https://www.flare-sustainablegame.com
Flareβ版」未成年募集フォームhttps://forms.gle/bWS7j83k4tNXVvxL7
  • 未成年と企業が社会問題解決に向けて共創するプラットフォーム「Flareとは
Flareは、社会問題解決をしたい未成年のプロジェクトと共創したい企業がマッチングを行えるWEBシステムと、未成年が無料で弁護士や専門家とのメンタリングの機会や全国各地の同世代との交流の他、企業やNPOによる豊富なプログラムやイベントに参加する事ができるオンライン上のコミュニティを融合させた日本初のプラットフォームです。

 

「Flare」ロゴ「Flare」ロゴ

  • Flareに登録した未成年の体験プロセスについて

当プラットフォームに登録した未成年は、「知る」「計画する」「実行する」「共創する」からなる4つのプロセスを通して、社会問題解決に向けた企業との共創プロジェクトを社会に実装していくことができます。

「Flare」に登録した未成年の体験プロセス「Flare」に登録した未成年の体験プロセス

①知る

 SlackやZoomを用いたコミュニティを通じて、他の同世代の取り組みを知り、企業やNPOと連携したプログラムやイベントへの参加を通して、自分の課題感を共有しながら、プロジェクトや研究内容を探究できます。

②計画する
 同世代や企業のリアクション、大学生のメンターからサポートを受けながらプロジェクトの目的や課題へのアプローチ方法、不足しているリソースなどを整理して「Flare」のWebシステムに新規プロジェクトとして内容を投稿します。
③実行する
 プロジェクトを計画した未成年自身がプロジェクトのプロトタイピングなどを進めます。WEBシステムより、企業からの共創申請(メッセージ)が届いたら、承諾するかを選び、希望すればオンライン上で対話の時間が設定され、具体的な共創方法について模索できます。
④共創する
 企業とのマッチングが成立したら弁護士やメンターと共に権利の保護や適切な共創の関係性を構築しながら共創プロジェクトを始動していきます。また「Flare」では弁護士に限らず様々な分野の専門家とのメンタリング機会やSustainable Gameが運営するYoutubeチャンネル「SPINZ」にて活動を紹介する機会も提供します。

 

  • Flareβ版」に搭載している機能について
社会問題を解決したい未成年のプラットフォームでの体験価値を向上させるために独自のUI・UXを構築し、WEBシステムを提供しています。今後も未成年と企業双方のニーズや課題に応じてシステムの改善を行って参ります。

  • Flare」開発の背景。4年以上の構想と開発期間を経て、β版を公開

Sustainable Gameは2019年より中高生を中心に「愛を持って社会に突っ込め」を理念に掲げ、社会問題を解決したい中高生の育成と支援を行いながら未成年と企業が共創し、包括的に未成年の社会問題解決に向けたプロジェクトをサポートしていくプラットフォームを生み出す構想を抱いていました。しかしながら、日本では未成年が社会からの信用を元にアクションを起こしたり、専門性のある場に未成年が参加したりする事が難しく、設立当初は構想の実現が難しい現状がありました。そんな中、未成年によるプロジェクトの増加やESGへの注目が集まる中で当初構想していたプラットフォームの実現に向けて再び構想を練り直し、「日経ソーシャルビジネスコンテスト」学生部門賞、「ソーシャルイノベーションチャレンジ日本大会」審査員特別賞の受賞や数々の専門家や企業、同世代からのご支援と応援を賜り、「Flare」の実現に至りました。

 

  • 地域で活動する未成年によるプロジェクトへの包括的な支援体制を築くため、日本初の未成年と自治体による包括連携協定を京丹後市と締結

この度、「Flare(β版)」リリースに合わせてSustainable Gameと京丹後市は包括連携協定を締結しました。「Flare」を活用して、京丹後市内の中高生に向けたESDの推進支援、地域発の社会問題解決に向けた未成年によるプロジェクトの包括的な支援体制の構築を行うことで、自治体と共に未成年の声を取り込んだ未来のまちづくりに向けた新たな事例を作って参りたいと考えています。

 

  • テスターとして「Flare」に参画し、社会問題解決に向けて活動する未成年からのメッセージ

「ミートフリー給食プロジェクト」斎藤様(高2)
私は食と環境といった観点から、故郷である足立区内の公立小中学校にて環境授業とセットでミートフリー給食を提供する活動をしています。「SPINZ」を通して知り合えた企業やタレントさんとの繋がりは、自分の活動を進める上で大きな力となりました。普段はなかなか会えない企業の方、タレントさん、行政の方、弁護士の方との貴重な人脈を築く。それこそが「Flare」の最大の魅力だと思います。企業と共創して磨かれた高校生のアイデアが行政をも動かしていく未来を期待します。
SPINZ YouTubeにて活動の様子を公開中:https://www.youtube.com/watch?v=j9ltxCRtXHk&t=350s
 

Botanical Soy Candle ROKU」岸様(高3)
「大地の恵みでご機嫌になれる、心贅沢な暮らし」をコンセプトに、価値があるのに捨てられる野菜、くだもの、資源をアップサイクルして新たなプロダクトを生み出すブランド、ROKUを運営しています。まずは一つ目の商品として、規格外みかんからキャンドルを開発しました。Flareへの参加で、ハードルの高かった様々な機関と共創することができるようになり、これからさらにおもしろいことが出来そうでとてもワクワクしています!素敵な機会をいただけて嬉しいです。
ROKU HP:https://6-roku.stores.jp/

 

  • 初期構想段階よりご参画頂いている企業様からのメッセージ

【いちご株式会社様】
当社は、「日本を世界一豊かに」を経営理念に掲げ、サステナブルな社会の実現に向けて事業に取り組んでいます。「未来を良くしたい」というZ世代の思いが、我々の目指すVISIONに繋がると考え、Sustainable Game社の設立以来、一緒に取り組みを行っております。Z世代は、これからの日本を担い、未来を生きる世代。当社は彼らと共に社会課題の解決に向けてチャレンジしたいと思っています。そして、Flareが多くの企業とZ世代を繋ぎ、日本をサステナブルで豊かな国にする一翼となることを期待しています。

 

 

【株式会社リバネス様】
リバネスは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念を掲げ、2002年に理工系の研究者が立ち上げたベンチャー企業です。現在は約70名のスタッフ全員が修士・博士号を持つメンバーで構成され、サイエンスとテクノロジーをわかりやすく伝えることを通して、科学技術に関連する教育活動から、次世代研究者育成などを手掛けております。今回は、リバネスが研究のやり方や考え方を次世代のアントレプレナーたちに伝え、社会課題解決に向けて一緒に議論を重ねることで、ディープイシュー(人類が解決すべき本質的な課題)を発見し、課題解決の糸口を掴みたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

 

 

【パタゴニア日本支社様】
米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置くアウトドア企業のパタゴニアは、1973年、イヴォン・シュイナードによって設立されました。「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」をミッションとしています。アクティビズムを哲学の中心とし、確かな製品品質へのコミットメントと環境に関する活動において国際的に認知を広げ、これまで1.4 億ドル以上を助成金や製品寄付として提供しています。今回は、次世代の声を社会に届け、未来を創る仲間、チェンジエージェントとして捉え、新たな問いにともに取り組みます。
 

  • 一般社団法人Sustainable Gameについて

Sustainable Gameは、「未成年が社会からの信用をもとに、社会問題解決に向けて、自由に共創ができる環境を構築する」をミッションとビジョンに掲げ、企業やNPO、自治体と連携し、社会問題解決に向けた社会共創の場の創出に向けて活動する中高生による一般社団法人です。

2019年、任意団体として設立以降、優しい眼差しを待ちながら社会問題解決に向けて踏み出していく中高生の育成に向けて、街を歩きながら課題を発見する教育プログラム「課題発見DAY」などを実施してきました。2020年より法人化し、企業の社員と未成年の共創をコンセプトにした研修プログラムの実施、ソーシャルグッドなリアリティ番組「SPINZ」、未成年と企業による共創プロジェクトの支援等の事業活動を行い、現在40社を超える企業との共創実績を持っています。

Sustainable Game HP:https://www.sustainablegame.com/

お問合せ : general[at]sustainablegame.com

※[at]を@に替えてご連絡ください

 

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会社概要

一般社団法人SustainableGame

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URL
https://www.sustainablegame.com
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区
電話番号
-
代表者名
川村賢人
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年05月