「藤田嗣治作品展」油彩、素描、版画、陶器まで70作品一挙公開【翠波画廊】
会期:2021年4月12日(月)~24日(土)10時~18時 ※日祝休廊 会場:翠波画廊
翠波画廊(所在地:東京都中央区京橋3-6-12-1F)は、エコール・ド・パリを代表する画家 藤田嗣治の、油彩や素描、版画、陶器まで、70作品を一堂にご紹介する展覧会を開催いたします。
「藤田嗣治作品展」
会期:2021年4月12日(月)~24日(土) 10:00~18:00 ※日祝休廊
20世紀初頭、芸術の中心パリでの成功を目指し、自身の腕一本で海を渡った画家、藤田嗣治。
成功の裏で激動の人生を歩んだ藤田から、今、困難な時代を生きる私たちが学べることが沢山あります。
本展では、藤田の作品を通してその魅力に触れていただきたいと考え、オリジナル版画を中心に、貴重な油彩や君代夫人コレクションの素描、そして藤田が直に絵を描いたお皿やガラス瓶まで、藤田の画業の全貌を巡る作品、約70点をバリエーション豊かに展示販売いたします。
- 「手仕事の人」藤田の画業の全貌を明らかに
その画家としての気概、藤田の生き様は、現代へ残された作品と共に、今の世代へと受け継がれていくべきものでしょう。
近年、藤田の作品は海外でも再評価の波が高まり、世界のオークションで高額で取引され、益々注目を集めています。
本展では、生前に制作したオリジナル版画を中心に、貴重な油彩や君代夫人コレクションの素描、そして藤田が直に絵を描いたお皿やガラス瓶なども特別に展示いたします。バリエーション豊かな多数の作品をご覧いただけることも大きな見どころです。
- コレクターを魅了する多彩なオリジナル版画
独特の細い線描でしなやかな猫の姿を描いた「猫の本」をはじめ、晩年の人気版画「四十雀」や「小さな職人」のシリーズも豊富にご覧いただける機会です。さらには、普段はお見せする機会がない当時の挿画本を完本の状態でご紹介。藤田の版画制作への理解を深めるきっかけに、ぜひご高覧ください。
- 注目作品:貴重な肉筆画も展示
本作品が描かれたのは、終戦後に藤田が日本を離れ、アメリカ経由でパリに戻った頃と考えられます。戦争によって人生を大きく左右された藤田ですが、平和への願いを母子像の作品に込めたのかもしれません。藤田の代名詞である、乳白色の技法で描かれた独特の細い線描と、透き通るような肌。荘厳な美しさを感じていただける作品です。
※藤田嗣治の肉筆作品については、東京美術俱楽部の鑑定書が付いた作品を取り揃えております。
- 「手仕事の人」藤田による、普段はご覧いただけない作品を特別展示
- 本展初公開!世界に一つの石?
ラップとは壁画のようなもので、アールデコの時代に建物の装飾として作られ、1925年から1930年頃の数年間のみ制作されました。画家がオーダーを受けて建物に直接描いた贅沢な装飾品で、一点もののオリジナル作品です。
ベースの素材はセメントで、描画に使われている絵具は「複雑な顔料」。藤田のラップ作品は生涯を通じて30点程しか制作されておらず、大変貴重な作品です。
- 藤田嗣治 略歴
■1886年生まれ。
■1913年に渡仏後、ピカソやモジリアーニなどの画家たちと親交を深め、エコール・ド・パリの一員として名を成す。
■1920年代には、藤田作品のトレードマークのグラン・フォン・ブラン(素晴らしき乳白色)が絶賛され、画家としてのゆるぎない地位を確立。
■1929年、17年ぶりに帰国した後は、渡仏・渡米を経て1933年帰国。第二次大戦中は戦争画も描いた。
■1949年渡仏。
■1955年フランス国籍を取得。
■1959年カトリックの洗礼を受ける。洗礼名「レオナ―ル」。
■1968年、81歳で死去。ノートルダム・ド・ラ・ぺ礼拝堂に埋葬される。
作品は世界中の美術館に収蔵されており、今もなお高い評価と人気を誇る。
「藤田嗣治作品展」
会期:2021年4月12日(月)〜4月24日(土) ※日曜・祝日休廊
時間:10:00〜18:00
場所:翠波画廊(〒104-0031 東京都中央区京橋3−6−12正栄ビル1F)※入場無料
アクセス:東京メトロ銀座線「京橋駅」2番出口より徒歩2分
都営地下鉄浅草線「宝町駅」A3,A4出口より徒歩2分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口より徒歩3分
お問い合わせ先:03−3561−1152(10:00~18:00、日祝除く)
翠波画廊公式ホームページ:
https://www.suiha.co.jp/
藤田嗣治作品ページ:
https://www.suiha.co.jp/artists/century-masters/tsuguharu_foujita/
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