農業と都市をつなぎ、まちづくりへ。地域コミュニティに関わるすべての人を対象にした共創会議を開催 <CSAを応用した循環の仕組みを構築するためのワークショップ>

CSAループを通じた地域コミュニケーションによって豊かな地域コミュニティやまちづくりを

100%天然成分で生分解性のサトウキビストローの販売・回収・堆肥化や都市部での堆肥の活用方法を模索するコミュニティコンポスト「1.2 mile community compost」の企画・運営、ファーマーズマーケットの企画・運営などをおこなう株式会社4Nature(東京都千代田区、代表取締役:平間亮太)は、2022年2月の本格運用を見据え2021年3月から2農家2拠点でスタートした、CSA(Community Supported Agriculture:地域支援型農業)の仕組みを活用した都市での堆肥循環の仕組み「CSAループ(仮)」を構築する過程で、一般消費者、農家、カフェなどの飲食店など、地域コミュニティに関わるより多くの人たちとの相互理解を深めることで1つのプラットフォームを作り上げていくためのワークショップ「共創会議」を開催していきます。

CSAループとは

CSAループは、営農の一つの形であるCSA(Community Supported Agriculture:地域支援型農業)の考え方を応用し、野菜と堆肥の資源循環をおこなうと同時に、その資源循環に地域での人的な交流も伴いながら1つの循環をつくっていく仕組みです。

具体的にCSAとは、消費者は特定の農家から年間分のお野菜を購入することで会員となります。会員は、年間分の野菜代金を作付の段階で前払いをすることで、農家は売り上げの見通しが立てやすく経営の支援になります。一方で農家も収穫物を年間を通して、顔の見える関係のもと安心できる野菜を提供するほか、畑での交流など直接のコミュニケーションの機会を設けることで相互に助け合う関係性が生まれていきます。


 

畑での交流を兼ねた作業の様子畑での交流を兼ねた作業の様子



CSAループではその関係性に加え、会員は家庭で使いきれない堆肥を農家へ預け、農家がそれを農業で使用できる品質へと仕上げていき、野菜を生産します。従来都市部で課題となってきた生ごみ削減によって出来上がる堆肥の有効活用方法の一つとして、農家と連携することで解決につなげ、持続可能な農業、持続的な循環を作り出していけるのではないかと考えています。また、それが地域で人と人をつなげていくことにもつながります。

また、CSAループの仕組みでは、その関係性にさらなる価値を生み出すことを目指します。CSAの基本となる野菜の受け取りにはカフェなどの飲食店、ファーマーズマーケットを拠点とすることで、まちのなかでの機能、場所としての機能を最大限に生かし、その農家コミュニティの拠点として人の往来、野菜や堆肥のやりとりがおこなわれ、地域資源循環が生まれます。

この仕組みを通して、堆肥の生産者であり野菜の消費者である会員、堆肥を有効活用し野菜を生産する農家、その野菜や堆肥の受け渡しがおこなわれるカフェやファーマーズマーケットなどのピックアップの拠点など、関わってくる様々な人と人とのコミュニケーションを円滑にし、それによって生み出される有機的な関係性を最大化するためのプラットフォームを目指しています。

<ファーマーズマーケットを拠点としたCSAループの取り組みについて>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000061317.html


CSAループという仕組みを構築する背景

都市と生ごみ

家で過ごす時間が増えたことや社会的背景から、特に都市部においては生ごみの削減に関するニーズが急速に高まってきています。 生ごみを減らす方法としてはつくる量を調整したり廃棄部分を減らすなど調理前にできることと、調理後には堆肥化や乾燥化などによって体積などを減容していくことが挙げられます。特に堆肥化については生ごみを分解させるだけでなく、家庭菜園などの肥料として有効活用することもできることから、取り組みを始める方が増えていきました。

しかし、都市部ではマンションやアパートなどの集合住宅が多く、お庭やベランダを活用した家庭菜園などにはスペースの限りがあるため、生ごみを減らした分できてくる堆肥の出口を見出せないまま生ごみ削減自体を諦めてしまう人が多いのが現状です。

行政にとっても、水分が80〜90%を占める生ごみ発生量が減ることは、焼却処分の際の燃焼効率や、輸送のコストの削減につながり、大きなメリットがあるため、家庭でおこなうための電気式乾燥機やコンポストへの助成金を採用している自治体も増えてきています。


堆肥活用に選択肢を
株式会社4Natureでは、その堆肥の活用方法の一つの選択肢として東京・表参道を拠点にコミュニティコンポスト「1.2 mile community compost」の企画運営をしてきました。1.2 mile community compostでは、自ら考え、アクションしていくことを重要視し、メンバー自らが堆肥を管理し、活用方法を議論・模索していくことで、堆肥の出口をより自分ごとにし、持続可能な生ごみの有効活用を考えてきました。その活動の中で、一つの堆肥活用の選択肢として、拠点のある施設内で屋上菜園がはじまり、身近に感じることができる資源循環として、メンバー自ら管理、土づくり、種まき、水やり、収穫をおこなわれてきました。
 

 

1.2 mile community compost(東京 - 表参道)1.2 mile community compost(東京 - 表参道)

 


コミュニティコンポストでは、循環を身近に感じることができることや地域コミュニティの強化に繋がる一方、都市部でより品質の良い堆肥をつくるためのスペースや施設側の理解が必要になり発生する堆肥の量を賄うことが難しいことから、より多くの人が継続的に取り組みやすい選択肢を増やしていくことが大切と考えています。 
そこで、都市部周辺で生産活動をしている農家と連携し、堆肥の循環をおこない、その資源循環を繋ぐ飲食店やファーマーズマーケットなど、複数の関係者を伴って一つの循環を作っていくことで、消費者にとって持続可能な堆肥の有効活用ができるだけでなく、社会全体としても持続可能な農業に貢献することができると考えています。資源循環を支える地域コミュニティを作っていくことで、それぞれにメリットのある循環を実現することができます。 

 


共創会議について

生ごみの問題や地域で抱える問題を解決していくためには、地域コミュニティに関わる人たちの相互理解が重要だと考えています。そして、こうした問題や課題への手段としてCSAループを活用し地域内や地域間のコミュニケーションによって関係性を築くことで、身近なお困りごとだけでなくまち全体の課題解決においても連携していくことができ、より住みやすいまちづくり、豊かな地域コミュニティづくりにつながると考えています。

第0回共創会議の様子
東京・目黒区のONIBUS COFFEE八雲店にて第0回の共創会議をおこないました。
(※新型コロナウイルス感染対策を講じた上で開催しています)

 

共創会議の様子共創会議の様子

 

共創会議へのご参加/ご案内
共創会議では、それぞれの立場における意見を参考にし、CSAループの可能性を模索しながら、より良い地域コミュニティの構築のための仕組みづくりを参加者同士のコミュニケーションを中心に毎月1回を目安に開催していきます。場所は、畑を訪問することもあれば、カフェなどでおこなうこともあります。

ご関心のある方は、下記リンクよりお申し込みをいただけますと幸いです。
共創会議を含めCSAループ全般の今後の最新情報のご案内をさせていただきます。
直近のご案内は8月開催についてのご案内です。

みなさまのお申し込みを心よりお待ちしております。
https://bit.ly/37kdQGq


このリリースに関するお問い合わせ

株式会社4Nature
担当:宇都宮
contact@4nature.co.jp

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