約7割が「オンライン展示会に興味」~コロナ禍の展示会実態調査(来場者編)で明らかに~
78.7%が「コロナが収束したら再び展示会へ参加したい」と回答、一方「ある程度オンラインで対応可能」や「密を避けるのは難しそう」の声も
株式会社展示会営業マーケティング (本社:東京都品川区、代表:清永健一)は、展示会に参加したことのあるビジネスマン106名を対象に、「コロナ禍における展示会の実態及び今後の参加動向」に関する調査をいたしましたのでお知らせいたします。
- コロナ以降の展示会実態調査(来場者編)で分かったこと
・展示会参加の理由、74.5%が「情報収集や業界トレンドの把握」
・コロナ禍での展示会、57.6%の人が「参加したくない」と回答
・参加をしたくない理由として、「ある程度オンラインで対応可能」や「密を避けるのは難しそう」の声
・一方で、78.7%の人が「コロナが収束したら再び展示会へ参加したい」と回答
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年10月12日〜同年10月13日
有効回答:展示会に参加したことのあるビジネスマン106名
- 2020年に展示会へ来場したビジネスマンは、全体の約1割
・2020年:13.1%
・2019年:36.8%
・2018年:12.3%
・2017年:5.7%
・2016年:2.8%
・2015年以前:19.8%
・わからない/答えられない:9.5%
- ■展示会へ参加する理由、74.5%が「情報収集や業界トレンドの把握」と回答
・情報収集や業界トレンドの把握:74.5%
・取引先などからの招待:39.6%
・特定の製品やサービスの商談:25.5%
・自社が展示会を行う際の勉強:25.5%
・息抜き:11.3%
・その他:8.5%
・わからない/答えられない:3.8%
- コロナ禍での展示会、57.6%の人が「参加したくない」と回答
・積極的に参加したい:12.2%
・参加したい:30.2%
・あまり参加したくない:49.1%
・絶対に参加したくない:8.5%
- 参加をしたくない理由として、「ある程度オンラインで対応可能」や「密を避けるのは難しそう」の声
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:密集に抵抗がある。ノベルティなど受け取りづらくなる。
・33歳:万が一コロナに感染して場合、思い当たるふしを作りたくないから。
・44歳:対策をしたとしても、現状ではリスクが高すぎるため。また、ある程度はオンラインで対応可能だと判断しているので。
・49歳:来場者が少なく盛り上がりに欠けてそう。
・50歳:混雑してると感染リスクが高いから。
・48歳:不特定多数の人が集まるから。
・39歳:クラスター感染など心配だから。
・23歳:密を避けるのは難しそうだから。
・38歳:会社が承認しないから。
・48歳:もう少しコロナが落ち着いてからが良い。無理をしてまでも行きたいと思う展示会はない。
- 78.7%の人が「コロナが収束したら再び展示会へ参加したい」と回答
・積極的に参加したい:14.8%
・参加したい:63.9%
・あまり参加したくない:16.4%
・絶対に参加したくない:4.9%
- コロナ禍の情報収集手段「Web媒体」が54.7%、「SNS」が38.7%
・ブログやコンテンツサイトなどのWeb媒体:54.7%
・SNS:38.7%
・書籍や雑誌などの紙媒体:34.0%
・出入り業者や営業マンからの情報提供:33.0%
・オンラインセミナー:24.5%
・リアル展示会:19.8%
・わからない/特にない:16.0%
・オンライン展示会:14.2%
・その他:0.9%
- 完全オンラインで行う展示会に「興味あり」と回答したビジネスマンは、65.1%
・非常に興味がある:21.7%
・少し興味がある:43.4%
・あまり興味がない:28.3%
・全く興味がない:6.6%
- 完全オンラインの展示会に対する意見として「より多くの情報を得やすい」や「実物をみないと不安」などの賛否の声
<自由回答・一部抜粋>
・33歳:実際に体験していますが、過不足ないうえに、資料も保管できるのでいいことずくし。移動時間ももったいないので、この先主流になってほしい。
・33歳:実物を見ないと、やはりイメージ通りなのか不安。
・49歳:実物を体感出来ない不利はありますが、より多くの情報を得られ易いメリットがあります。
・49歳:会話がわからない。人気不人気ブースの感覚がわからない。
・33歳:実物を見ないと、やはりイメージ通りなのか不安。
・47歳:目的外のブースや企業をみることで知見を深めたり、閃きを得ることがなくなる。
・37歳:質問などがある時、直ぐに回答を得られず回答待ちになりそう。質問もメールを送るなど手間がかかりそう。
・37歳:イメージが湧きにくい。
- 展示会来場経験者の69.9%が、オンラインとオフライン併用の展示会に「興味あり」と回答
・非常に興味がある:25.6%
・少し興味がある:44.3%
・あまり興味がない:21.7%
・全く興味がない:8.5%
- まとめ
調査では、2020年に展示会へ来場したビジネスマンは全体の約1割、加えてコロナ禍での展示会には、「ある程度オンラインで対応可能」や「密を避けるのは難しそう」などの理由で57.6%の人が「参加したくない」と考えていることがわかりました。しかし、約8割の人が、「コロナが収束したら再び展示会へ参加したい」と考えており、展示会への参加意向は依然として高いこともわかります。
一方でオンライン展示会については展示会来場経験者の約7割が興味・関心を持っているという結果なりました。「より多くの情報を得やすい」や「実物をみないと不安」など賛否があるものの、多くのビジネスマンがオンライン展示会に高い関心を示していることがわかります。
現在、三密回避、ソーシャルディスタンス確保を考慮し、リアル展示会が再開され、コロナ禍の中でも一定の成果を上げつつあります。さらに、リアル展示会にオンラインを複合させた新しい展示会のスタイルが今後のニューノーマルとなれば、距離の問題でリアル展示会に参加できなかった人も気軽に参加できる上、検索性、保存性も高まります。今後の展示会は、リアルとオンラインの複合型で効果の最大化が期待できるのかもしれません。
- 会社概要
設立 :2015年8月
代表取締役:清永健一(きよなが けんいち)
所在地 :東京都品川区東品川5-9-15-904
事業内容 :
・展示会に出展する企業様への売上アップ支援
・展示会主催者様などへの出展社説明会などでの講演
・展示会関連書籍の執筆、啓蒙
・展示会や展示ブースへの取材・リポート
・ホームページ:https://tenjikaieigyo.com/
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