一流の手仕事を世界へ。ECサイト『OMOISHOP』オープン。
消費の在り方を変えるべく、世界中の人々が”ホンモノ”を購入できるECをオープンします。
ECサイトURL:https://omoishopjp.com/
※このサービスは終了し、KASASAGIDOに移行いたしました。
新サイトURL:https://kasasagido.myshopify.com/
【想いを体現。一流の手仕事を世界へ】
KASASAGIは一流の職人とパートナーシップを結び、オウンドメディアへの掲載から、自社ECへの出品、プロデュースまでを一貫してサポートする事業を展開している。同社が9月15日にオープンする自社ECサイト『OMOISHOP』には、職人のこだわりを施された製品が出品される。一般的に「こだわり」と聞くと作り手のエゴだと捉えられがちだが、『OMOISHOP』の製品は一味違う。ユーザーがメリットを体感でき、使うたびに愛着が湧く、“ホンモノ”のこだわりを持つ製品ばかりだ。
“日本の技術を詰め込んだスニーカー”は、通常のスニーカーとは比べられないほど、足に馴染む。カカトはプラスチック製が主流だが、敢えて革製にする事で極上のフィット感を実現している (価格 28600)。
このように、『OMOISHOP』は想いを体現した“ホンモノ”が一望できるECサイトとなっている。
<ECの特徴>
・職人との密接な関係を築いている為、『OMOISHOP』以外の流通経路がない製品も取り扱っている。
・「長く使い続けて欲しい」という理念の下、『OMOISHOP』で購入した製品は紹介手数料無料で修理を受け付けている。
・オーダーメイドの製品は製品番号を入力する事で、いつ、どのような工程を踏んだか確認できる。
【使うたびに価値が上がる“ホンモノ”】
“ホンモノ”とは、「見る、使うなどの消費を通じて、バリューが向上するもの」KASASAGIはそう定義する。同社の理念は“ホンモノ”で消費への価値観を変えることだ。KASASAGIが目指すのは、モノへ愛着を持ち、モノと共に生きていく消費。代表の塚原が問題視しているのは一流の手仕事を“工業製品”として扱われる現代の消費への価値観だ。「日本の職人さんの手仕事には1つの“ブランド”として人々の心を豊かにするポテンシャルがあるんです」。KASASAGIは“ホンモノ”に価格競争をさせない。 「大量消費・大量生産の現代だからこそ、愛着を持って使い続けられる“ホンモノ”に可能性を感じています」と、塚原は話す。
『OMOISHOP』で購入した製品は、紹介料無料で修理を受け付けている。手作りの製品は職人の数が少なく、コンタクトも取りにくい為、一度破損したら修理業者を探すことは困難。しかし、KASASAGIには職人との厚い信頼関係がある為、スムーズに修理を受け付けることができる。例えば、“南木曽の木の皿”は割れても欠片が残っていれば、再び繋ぎ合わせ漆を塗り直し、より強固に。もし修復不可能なレベルの破損をしたとしても、再び使えるようにアレンジして生まれ変わらせる。モノへ愛着を持ち、モノと共に生きていく消費の実現。KASASAGIの事業は想いを体現している。
【今後の展望】
KASASAGIの今後の展望は、本物志向のカリフォルニア市場にフィットさせていく事だ。世界に誇れる一流の手仕事をKASASAGIがプロデュースする事で、ニーズにマッチした“ホンモノ”を生み出そうとしている。また、同社は海外からのサイトアクセスの利便性を考慮し、日本だけでなく、アメリカにもサーバーを持つという徹底ぶりだ。「“ホンモノ”を世界に届けたい」KASASAGIの理念は細部にまで行き届いている。
【合同会社KASASAGIについて】
合同会社KASASAGIは2020年3月11日に設立したスタートアップ企業だ。メンバーはわずか5人で運営している。代表の塚原大(20)はカリフォルニアへの留学経験があり、現地の市場にも精通している。岡田佳人(20)は本場シリコンバレー仕込みのプログラマーだ。天野太郎(21)はアメリカ生まれのデザイナーだ。カリフォルニアの大学でデザインを専攻している。吉澤果菜子(22)は伝統工芸品業界の現場経験豊富な“工芸品のスペシャリスト”。
土井美亜(19)は起業経験があり、Makers University Under 18にも選ばれた実力者だ。“ホンモノ”に惚れ込んだ平均年齢20.4歳の5人が職人と共に消費の在り方を変えていく。 (取材・執筆 古田大雅)
すべての画像