【世界のQRコード実態調査】日本はQRコード「後進国」?中国・欧米が使用率8~9割を超えるなか、日本は6割にとどまる結果に。
~コロナ禍の「非接触」意識上昇も、不正なQRコードの経験4割、使用への抵抗感3割と根強く~
あらゆるIT接続をよりスマートに、より安全にするオートメーションプラットフォームを提供しているIvanti(本社:ユタ州ソルトレイクシティ、代表者:Jim Schaper)は、コロナ禍でタッチレス取引の必要性が高まるなか、北米・英・ドイツ・フランス・日本・中国の4,000名以上の消費者を対象にQRコードに関する調査を実施しました。
<調査結果内容>
■QRコードの使用状況について
■QRコードに関する意識について
■セキュリティ意識について
<調査実施概要>
・調査時期:2021年2月
・調査対象:北米・英・ドイツ・フランス・日本・中国18~60歳男女4,157名
【QRコードの使用状況について】
■日本の使用率は6割で最低、イギリスは9割超~コロナ禍で「非接触」ニーズ高まる
QRコードを使用したことがある人の割合は、イギリスが9割以上(90.51%)と最も多く、次いで中国8割以上(88.18%)、フランスやドイツも7割を超えているなか、日本は6割(61.61%)にとどまりました。QRコードの開発国※でもある日本が調査対象国の中で最も低い結果となりました。
また、過去12ヶ月でQRコード決済が使用できる場所が増えたと感じますか?と質問したところ、中国は「とても増えた」「増えた」「やや増えた」と回答した人の割合が約95%となり、コロナ禍で急速にQRコードの使用場所が拡大したことが分かりました。
※1994年デンソーウェーブが開発した技術。詳細はhttps://www.denso-wave.com/ja/system/qr/fundamental/qrcode/qrc/index.html
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
■中国はビジネスでもQRコードを使用~クレジットカード社会の北米は2割にとどまる
QRコードの使用場面について、中国は9割近く(86.43%)の人が支払いや金融取引でQRコードを使用したことがあると回答し、アリペイやWeChat Payの浸透率の高さが窺える結果となりました。加えて、仕事でQRコードを使用すると回答した人の割合も中国は突出して高いことが分かりました(82.81%)。中国では、飲食店での決済や交通機関の利用などに加え、オフィスの入退室管理などビジネスでの活用も広がっています。さらに最近は、都市を移動する際に、自身の健康状態を証明するために利用されるなど生活のあらゆる場面にQRコードが浸透しています。
一方、北米は使用している人の割合は高いものの、金融取引の利用は2割(21.68%)にとどまりました。アメリカはクレジットカード社会のため、金融取引でのQRコードの使用率は低くなったと推察されます。
※記載されているサービス名は、各社の登録商標です。
【QRコードに関する意識について】
■日本はQRコードで「快適」4割にとどまる、「抵抗感あり」も3割以上
コロナ禍でQRコードによって快適な生活が送れていると感じると回答した人は、イギリスが8割以上(80.83%)だったのに対し、日本はその半分の4割(41.83%)にとどまり、調査対象国の中で最も低い結果となりました。中国は他国に比べQRコードの使用率は高いものの、QRコードによって快適な生活を送れていると感じる人は7割(70.74%)にとどまる結果となりました。
また、中国は、QRコードの使用に抵抗があると感じている人の割合も調査対象国の中で最も高く、約4割(36.36%)でした。次いで、日本も3割以上(31.34%)の人がQRコードの使用に抵抗があると回答しています。
■QRコードの利用促進、日本は4割弱に~中国、欧米との意識差が鮮明に
「これからもQRコードを使用しますか?」との質問には、中国は9割(89.72%)が使用すると回答しています。抵抗があると回答した割合が最も高かった中国ですが、既にインフラとして浸透しているため今後も使用すると回答した人が多かったのではないかと考えられます。
また、「将来QRコードの使用が拡大してほしいと思いますか?」との質問には、中国・北米ともに7割以上が「とてもそう思う」「そう思う」と答えたのに対し、日本は調査対象国の中で最も低い4割(38.91%)という結果になりました。
【セキュリティ意識について】
■QRコード不正、中国は7割以上が経験あり、日本は3割超にとどまる~危機意識の違いも顕著に
QRコード使用の際に、怪しいサイトに誘導されるなどの経験がある人の割合は、中国が7割以上(74.81%)と、各国と比べ突出して高い結果となりました。反対に、日本は4割未満(34.24%)にとどまり、北米は1割(11.10%)のみという結果となりました。
また、「悪質なQRコードの判別はできますか?」と質問したところ、できると回答した人の割合は中国が8割(79.65%)と突出して高く、QRコードが社会に広く普及するなかで不正に対する利用者の経験値が高いことも明らかになりました。一方、日本は5割(48.83%)、北米は2割未満(14.41%)という結果となりました。
モバイル機器にセキュリティソフトウェアをインストールしている人の割合は、中国が8割(82.41%)と最も高く、個人レベルでも対策を取っていることが分かりました。一方日本は4割(42.71%)にとどまりQRコードの利用拡大に対する意欲が低いだけでなく、セキュリティ意識の低さも浮き彫りとなる結果となりました。
◆Ivantiについて
Ivantiは「Everywhere Workplace」を実現します。「Everywhere Workplace」では、働く場所にかかわらず、従業員は多種多様なデバイスでさまざまなネットワークからITアプリケーションやデータにアクセスし、高い生産性を保つことができます。 Ivanti Neurons自動化プラットフォームは、業界をリードする統合エンドポイント管理、ゼロトラストセキュリティと、エンタープライズサービス管理のソリューションをつなぎ、デバイスの自己修復および自己保護、またエンドユーザーのセルフサービスを可能にする統合ITプラットフォームを提供します。 Fortune 100の78社を含む40,000社以上のお客さまが、クラウドからエッジまでIT資産を検出、管理、保護、保守し、働く場所にかかわらず従業員に優れたエンドユーザー体験を提供するためにIvantiを選択しています。 詳細については、www.ivanti.co.jpをご参照ください。
■QRコードの使用状況について
■QRコードに関する意識について
■セキュリティ意識について
<調査実施概要>
・調査時期:2021年2月
・調査対象:北米・英・ドイツ・フランス・日本・中国18~60歳男女4,157名
【QRコードの使用状況について】
■日本の使用率は6割で最低、イギリスは9割超~コロナ禍で「非接触」ニーズ高まる
QRコードを使用したことがある人の割合は、イギリスが9割以上(90.51%)と最も多く、次いで中国8割以上(88.18%)、フランスやドイツも7割を超えているなか、日本は6割(61.61%)にとどまりました。QRコードの開発国※でもある日本が調査対象国の中で最も低い結果となりました。
また、過去12ヶ月でQRコード決済が使用できる場所が増えたと感じますか?と質問したところ、中国は「とても増えた」「増えた」「やや増えた」と回答した人の割合が約95%となり、コロナ禍で急速にQRコードの使用場所が拡大したことが分かりました。
※1994年デンソーウェーブが開発した技術。詳細はhttps://www.denso-wave.com/ja/system/qr/fundamental/qrcode/qrc/index.html
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
■中国はビジネスでもQRコードを使用~クレジットカード社会の北米は2割にとどまる
QRコードの使用場面について、中国は9割近く(86.43%)の人が支払いや金融取引でQRコードを使用したことがあると回答し、アリペイやWeChat Payの浸透率の高さが窺える結果となりました。加えて、仕事でQRコードを使用すると回答した人の割合も中国は突出して高いことが分かりました(82.81%)。中国では、飲食店での決済や交通機関の利用などに加え、オフィスの入退室管理などビジネスでの活用も広がっています。さらに最近は、都市を移動する際に、自身の健康状態を証明するために利用されるなど生活のあらゆる場面にQRコードが浸透しています。
一方、北米は使用している人の割合は高いものの、金融取引の利用は2割(21.68%)にとどまりました。アメリカはクレジットカード社会のため、金融取引でのQRコードの使用率は低くなったと推察されます。
※記載されているサービス名は、各社の登録商標です。
【QRコードに関する意識について】
■日本はQRコードで「快適」4割にとどまる、「抵抗感あり」も3割以上
コロナ禍でQRコードによって快適な生活が送れていると感じると回答した人は、イギリスが8割以上(80.83%)だったのに対し、日本はその半分の4割(41.83%)にとどまり、調査対象国の中で最も低い結果となりました。中国は他国に比べQRコードの使用率は高いものの、QRコードによって快適な生活を送れていると感じる人は7割(70.74%)にとどまる結果となりました。
また、中国は、QRコードの使用に抵抗があると感じている人の割合も調査対象国の中で最も高く、約4割(36.36%)でした。次いで、日本も3割以上(31.34%)の人がQRコードの使用に抵抗があると回答しています。
■QRコードの利用促進、日本は4割弱に~中国、欧米との意識差が鮮明に
「これからもQRコードを使用しますか?」との質問には、中国は9割(89.72%)が使用すると回答しています。抵抗があると回答した割合が最も高かった中国ですが、既にインフラとして浸透しているため今後も使用すると回答した人が多かったのではないかと考えられます。
また、「将来QRコードの使用が拡大してほしいと思いますか?」との質問には、中国・北米ともに7割以上が「とてもそう思う」「そう思う」と答えたのに対し、日本は調査対象国の中で最も低い4割(38.91%)という結果になりました。
【セキュリティ意識について】
■QRコード不正、中国は7割以上が経験あり、日本は3割超にとどまる~危機意識の違いも顕著に
QRコード使用の際に、怪しいサイトに誘導されるなどの経験がある人の割合は、中国が7割以上(74.81%)と、各国と比べ突出して高い結果となりました。反対に、日本は4割未満(34.24%)にとどまり、北米は1割(11.10%)のみという結果となりました。
また、「悪質なQRコードの判別はできますか?」と質問したところ、できると回答した人の割合は中国が8割(79.65%)と突出して高く、QRコードが社会に広く普及するなかで不正に対する利用者の経験値が高いことも明らかになりました。一方、日本は5割(48.83%)、北米は2割未満(14.41%)という結果となりました。
モバイル機器にセキュリティソフトウェアをインストールしている人の割合は、中国が8割(82.41%)と最も高く、個人レベルでも対策を取っていることが分かりました。一方日本は4割(42.71%)にとどまりQRコードの利用拡大に対する意欲が低いだけでなく、セキュリティ意識の低さも浮き彫りとなる結果となりました。
◆Ivantiについて
Ivantiは「Everywhere Workplace」を実現します。「Everywhere Workplace」では、働く場所にかかわらず、従業員は多種多様なデバイスでさまざまなネットワークからITアプリケーションやデータにアクセスし、高い生産性を保つことができます。 Ivanti Neurons自動化プラットフォームは、業界をリードする統合エンドポイント管理、ゼロトラストセキュリティと、エンタープライズサービス管理のソリューションをつなぎ、デバイスの自己修復および自己保護、またエンドユーザーのセルフサービスを可能にする統合ITプラットフォームを提供します。 Fortune 100の78社を含む40,000社以上のお客さまが、クラウドからエッジまでIT資産を検出、管理、保護、保守し、働く場所にかかわらず従業員に優れたエンドユーザー体験を提供するためにIvantiを選択しています。 詳細については、www.ivanti.co.jpをご参照ください。
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