人材育成プログラムが「2025年度グッドデザイン賞」を受賞!
株式会社固でプログラム設計・コーチングを担う取り組み「福島学カレッジ」が「2025年度グッドデザイン賞」に選ばれました
株式会社固・菊地ゆきが独自のプログラム設計と参加者コーチングを手がける「多様な震災伝承を担う人材育成プログラム 福島学カレッジ 表現コース」(主催:東京大学大学院 情報学環 開沼博研究室/福島国際研究教育機構(F-REI)の委託研究)が、このたび2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
3.11を経験し複雑な課題に向き合い続ける福島をフィールドとした探究やワークショップを通じて、参加者が自己や他者、土地との丁寧な対話を重ねるプロセスが高く評価されました。

□ 名称:多様な震災伝承を担う人材育成プログラム「福島学カレッジ 表現コース」
https://fukushimagaku-c-hyougen.org/
https://www.instagram.com/fukushima.gaku.college/
□ 製品概要:
「福島学カレッジ」表現コースは、震災後の福島を自分事として捉え直したい中高生のための創造的学びの場です。多様な表現活動と対話を通じて、若者が福島と自分自身を結びつけ、新たな地域像や新たな視点を創造・発信することで、震災の記憶継承と地域再生に貢献します。震災記憶の風化という課題に対し、単なる知識伝達ではなく、表現活動を通じた個人的なつながりの再構築というアプローチで解決を図る社会デザインです。


□ グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
東日本大震災から14年以上が経過し、その歩みとともに育ってきた中高生が、福島という土地に向き合いながら、自分自身の過去・現在・未来、そして他者との関わりについて深く対峙し、表現へとつなげるプログラムである。自己との向き合い方や、それを言葉や表現へと昇華するプロセスの丁寧さは特筆に値し、そこから生まれる中高生の言葉のしなやかさに強い感銘を受けた。私たちにとって忘れてはならない経験の地である福島において、子どもたちがこのような学びと表現の力を獲得していることは極めて心強い。同時に、自己と他者、土地と自分との丁寧な対話の積み重ねは、どこに生きる子どもたちにとっても普遍的でかけがえのない学びとなることを示唆している。

□ プロデューサー:東京大学大学院 情報学環准教授 開沼博
□ ディレクター:株式会社固 菊地ゆき
□ デザイナー:株式会社固 菊地ゆき / 株式会社ル・プロジェ 橋本豪 安藤貴広
□ グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/28222
全国の若者にとってかけがえのない学びを生む場づくりのデザインを高く評価していただき、たいへん嬉しく思います。
この受賞を励みに、株式会社固は今後ともあらゆる場での「伝える」「伝わる」力を高め、課題解決のサポートに尽力してまいります。
▼プレスリリース資料はこちら
d65866-4-c09add4f64906eebfe9b5900f0b77f9e.pdfすべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- アート・カルチャー学習塾・予備校・通信教育
- ダウンロード