中高生が「木の糸ハンカチ」を制作するプロジェクトを開始
コロナ手洗いでハンカチ利用が増加。日本の森林を守りたい
東京学芸大学附属国際中等教育学校ソーシャルアクションチームは、株式会社Freewillの運営するクラウドファンディングサービス「SPIN」において、「木の糸ハンカチ」を制作し、日本の森林保全につなげるプロジェクトを2月16日より開始しました。
日本の森林の割合は国土の約7割を占め、先進国では世界有数の森林率を誇りますが、日本の木材の自給率は約3〜4割程度。外国産材の供給に押され、日本の森林資源は有効利用されているとは言い難い状況です。一方、昨今のコロナ禍で、手洗いの機会が増えてトイレでのハンドドライヤーも感染防止のために停止している中、ハンカチを使用する人が増加しているという現状があります。
東京学芸大学附属国際中等教育学校ソーシャルアクションチームは、中学1年生から高校3年生までの約40名からなる、10年の歴史を持つボランティア部です。2020年より坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体more treesの勉強会を開催し、日本の森林資源が有効利用されていない実態を知りました。健全な森林を維持するためには正しく森林を間引きし、発生した間伐材を活用することが必要です。「自分たちに何かできないか?」間伐材を何かいつでも手に取れるようなものに形を変えることができれば、森林保全につながります。コロナ禍でハンカチを使う機会も増えたので、国産の木材から作られる糸でハンカチを作ろうと決めました。自分たちの消費が森林保全につながることを全国の中高生に広げたいと思っています。
ビジョンは「中高生がZ世代としての意識を持ち、環境問題を自分の暮らしとリンクしジブンゴトとして捉えられる世の中」を創ること、このプロジェクトがそのきっかけになることを願っています。■木糸ハンカチ制作プロジェクト概要
・名称: 全国の中高生と木の糸でできたハンカチを作って森林を守りたい
・目標総額: 57万8,800円
・募集期間: 2021/2/16~2021/5/14
・支援先: 東京学芸大学附属国際中等教育学校ソーシャルアクションチーム
・Webサイト: https://spin-project.org/projects/68
■東京学芸大学附属国際中等教育学校ソーシャルアクションチームについて
東京学芸大学附属国際中等教育学校ソーシャルアクションチームは、中学1年生から高校3年生までの約40名からなる、10年の歴史を持つボランティア部です。現在新型コロナウィルスの感染拡大により普段の活動が困難なものの、通常は週に1回、放課後の部活動の時間に加えて、休日や夏休みなどでは地域のイベントのお手伝いや、地域まちづくりを学ぶスタディツアー、主催イベントなどを行なっています。
地域の魅力や課題を発見・発信・解決するjimoto プロジェクト、寄付のチカラを子どもや中高生に向けて発信するGiving プロジェクト、ケニアでの女子教育の普及を目標に資金調達を行うケニア学校建設プロジェクトなどと、国内から国際的な課題解決に取り組んできました。
ホームページ:https://www.tguissvt.com/
■株式会社Freewillについて
シリコンバレーに姉妹会社を持ち、ICTエンジニアリングとソーシャルサービス開発を行うIT企業です。
「FREEWILL(自由意志)」に従った働き方・生き方がしたいと考える世代が活躍できる社内環境や自社サービスに取り組んでいます。現在、約160名のエンジニアやスタッフをかかえ、日本はもちろんのこと、19カ国以上の外国籍のスタッフが在籍。人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を可能にするSustainable eco Society(持続可能なエコ社会)の実現を目標とした「SPIN」を含む3つのソーシャルサービスを2019年12月にリリース。
Webサイト:https://www.free-will.co/
■ストーリーファンディングサービス「SPIN」について
「SPIN」は、業界最安級手数料で世界中から共感と支援を募れる新しいクラウドファンディングサービスです。“地球の才能を育む“ストーリーファンディングサービスとなっており、世界各地の社会貢献型プロジェクトの数々が、心に響く「ストーリー」となって、プロジェクト発起人と支援者を繋ぎます。ブロックチェーン技術を用いて寄付金の流れを見える化、寄付金の不正利用を防ぎ、透明性を担保することで安心して支援者の皆さまに寄付して頂けます。
Webサイト:https://spin-project.org
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