【血液で救う犬猫の命】助け合いで広げる輸血ドナープログラム構築へ~クラウドファンディング達成
獣医療の現場から、いのちを守るために必要なことを伝えたい。
動物病院運営および動物病院向サービス開発を手掛ける株式会社I&U HOLDINGS(神奈川県、代表取締役猪野佑一)は、犬猫の飼育頭数密度が全国平均の10倍以上と極めて高い(※1)エリアの中心地である神奈川県横浜市山下地区において犬猫の輸血ドナーの持続可能な仕組み作りのためクラウドファンディングが最初の目標を達成いたしました。
どうぶつ同士が元気を譲り合う「輸血」は、獣医療の現場には必要不可欠(※2)です。
皆さんのご支援で、「犬猫の輸血ボランティア募集」と「協力体制の仕組み作り」を進め、持続可能な仕組みを構築することで一つでも多くの命を救って参ります。
2021年2月(当初1月下旬の予定から工期等の関係で変更)に予定のユナイテッド横浜WANCOTT動物病院(仮称)の開院に合わせ、パートナーでTOTAL DOG SERVICEを掲げるワンちゃん向けの大型複合施設「WANCOTT」(https://wancott.com/)の協力のもと、十分なドナーを確保していくことを目指しております。
今回のクラウドファンディングで多くの方からの多大なるご支援を賜り、そのスタートを切ることができること心より感謝しております。通常の病院としての貢献にとどまらず地域の大切な命のために貢献するべく引き続き尽力してまいりますとともに、クラウドファンディング終了の2020年12月21日23:00までさらなるご支援を受け付けております。
(※1)全国の犬猫飼育頭数密度は1㎢あたり約50頭(飼育頭数約1900万頭を国土面積37.8万㎢で割った
数)に対し、神奈川県および東京都の頭数密度は約630頭、さらに横浜市および隣接の自治体の頭数密度は
約650頭と日本国内はもとより世界的にも極めて飼育頭数の多いエリア。
(※2)ヒト医療でいうところの日本赤十字社の血液センターのような仕組みはなく、病院単位でその都度ドナー
からの献血をお願いしている。そのほとんどで急を要する。
▼クラウドファンディング概要
クラウドファンディングサービス「Ready For」にて支援を募り、「犬猫の輸血ボランティア募集」と「協力体制の仕組み作り」を行ってまいります。
【URL】 https://readyfor.jp/projects/animal_donor
【実施期間】 2020年12月21日23:00まで
【リターンの一例】
・お手入れ年間パスポート 6000円以上相当のところ5000円
・お手入れ年間パスポート+健康診断 22000円以上相当のところ20000円 他
※純支援以外のこれらのリターンに関しても収益金の一部がドナーシステムに活用されます
▼クラウドファンディングで集めた資金の使い道
・登録時に必要な身体検査、血液検査(スクリーニング、血液型)、感染症検査(PCR検査)等の各種検査
費用
・輸血の対応ができる可能性をあげられる輸血および入院治療に必要なICU(集中治療ケージ)等の医療
機器の充実
・献血にご協力いただいた際とドナー引退時のプレゼント用粗品(お散歩グッズやフード類、予防薬等を予定)の購入・制作費用
・症例検討会やご家族の方向けセミナーの開催等の輸血に関するノウハウの共有
実際に獣医療従事者だけではなく、ご家族様の体験談からも少しでも多くの愛犬家・愛猫家さまに輸血に関する情報を広め、助け合いの輪を広げるチャンスになれるよう努めて参ります。
以上
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