開発者向けIoTプラットフォーム「UNiD」を提供するCollaboGate、PFUとの共同で実施したオフィス機器のセキュアなIoTサービスに関する実証実験結果を発表

ハードウェアとソフトウェアの融合により、日本の産業競争力向上を推進

CG

分散型ID技術を活用した、EDGE-TO-CLOUD SECURITY PLATFORM「UNiD」(ユニッド)を提供する CollaboGate Japan(コラボゲートジャパン) 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三井 正義、以下CG)は、株式会社PFUと共同で実施したオフィス機器のセキュアなIoTサービスに関する実証実験の結果を発表いたします。CGでは、ハードウェアとソフトウェアの融合を促進することで、日本の産業競争力向上を推進します。
  • ハードウェアとソフトウェアを融合したビジネス・企業が世界を牽引

昨今、世界においては、ハードウェアとソフトウェアの融合を推進する企業が各業界のビジネスをリードしており、今後あらゆるハードウェアが知能化していくことが予想されています。一方で、これまでハードウェアの分野において世界で優位的な地位を得ていた日本企業は、ハードとソフトの融合、エッジ・インテリジェンス、セキュアなデータ利活用といった成長のキードライバーを既存ビジネスに取り込むことに課題を抱えています。


CGは、かかる技術課題を抱える日本企業に対してキードライバーを提供することを目的に、誰でも簡単にセキュアなIoTサービスを実現できる開発者向けIoTプラットフォーム「UNiD」をオープンソースで開発、さまざまな領域の企業と共同開発・実証実験を進めてきました。

2021年からは、半導体大手のルネサス エレクトロニクス、エッジ開発に強みを持つテセラ・テクノロジーと協業し、ルネサス社製マイコンのセキュリティモジュールとCGの分散型ID技術を活用した、エッジ・セキュリティに関する共同開発を進めています。
 
  • PFUとオフィス機器のセキュアなIoTサービスの実現に向けた実証実験を実施
この度、ドキュメントスキャナー世界No.1シェア(※1)を誇るPFUと、オフィス機器のセキュアなIoTサービスの実現に向けた実証実験を実施。PFUのドキュメントスキャナーに、CG社の「UNiD EDGE SDK」を導入することで、スキャナー機器が自律的に鍵・証明書管理を行い、モバイルやクラウドとエンド・ツー・エンドで認証・認可および暗号化通信を行うシステムの技術実現性を検証しました。

本システムは、サービス提供者が機密性の高い個人情報やスキャンデータを一切保有することなく、ユーザーが安全にスキャンしたデータを指定したクラウド・ストレージに保存できる体験を実現しています。

 

 

※動画は、エンドユーザーがモバイルアプリとスキャナー機器を接続し、スキャンしたデータを事前に指定したGoogle Driveに保存する様子を撮影したものです。

 

今回の技術基盤を応用することで、ネットワークに繋がるオフィス機器の新たなユーザー体験の創出や、センシングデータを活用したアフターマーケットサービスなどのビジネス開発を加速することができます。

CGは、優れたモノづくりの技術で世界をリードしている日本企業へ滑らかなソフトとの融合を実現する開発ツールを提供し、これまでにないビジネスモデル開発などへ寄与していきます。
 
  • 実証実験について各社のコメント
CollaboGate Japan 株式会社 代表取締役 三井正義のコメント
自動車・医療・産業・公共インフラ・スマートオフィスなど、2035年までに累計1兆個を超えるIoT機器がインターネットに接続します。コンピューティングとデータがクラウドとエッジに分散する中、この分散システムを支える開発者向けのセキュリティプロダクトが社会に必要とされています。
今回、PFU様のグローバルなプロダクト展開の中で、弊社の取り組みに共感していただき、オフィス機器のセキュアなIoTサービスに関する実証実験に取り組めたことを大変嬉しく思います。

株式会社PFU ビジネス開発統括部 統括部長 伊藤寿勝のコメント
CollaboGate Japan様が提供するUNiD(分散型ID技術を活用した Edge-To-Cloud Security Platform)を用いた「オフィス機器のセキュアなIoTサービスに関する実証実験」に、弊社スキャナー(※2)を選定頂いたことを大変嬉しく思います。この実証実験結果により、IoT分野における安心・安全で快適な社会実装が進んで行くことを期待しています。
 
  • EDGE-TO-CLOUD SECURITY PLATFORM「UNiD」について
UNiDは、開発者が簡単にエッジとクラウドとの安全な双方向通信を構築できるプラットフォームです。IoT開発者は、デバイスにUNiDのSDKを導入することで、複雑なエッジ・セキュリティ開発を抽象化し、デバイスの鍵管理を自動化、クラウドとの安全な双方向通信を実現することができます。これまで重くのしかかっていた開発と運用コストを大幅に低減し、専門家でなくても安全なデータ収集、デバイス管理、OTAなどの機能を容易に実現することができます。
 
  • CGについて
CGは、「デジタルな信頼で、世界を変える」をミッションに掲げるディープテックスタートアップです。分散型IDとセキュリティモジュールを活用した「UNiD EDGE SDK」をオープンソースで開発、世界中の開発者やサプライチェーンから高い関心と評価をいただいております。この度、株式会社PFUとのオフィス機器のセキュアなIoTサービスに関する実証実験の結果に伴い、スマートオフィス領域での協業を加速させていきます。セキュアなIoTシステム開発に取り組む開発部・開発者からのお問い合わせをお待ちしております。

会社名:CollaboGate Japan 株式会社
所在地:東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3F
代表取締役社長:三井正義
設立:2019年5月7日
URL:https://collabogate.com
Github: https://github.com/getunid/unid

【本件に関する連絡先】
CollaboGate Japan 株式会社
Email: contact@collabogate.com

※1:ドキュメントスキャナーを対象とする。日本・北米は KEYPOINT INTELLIGENCE 社 (InfoTrends)により集計(2019 年実績)、ドキュメントスキャナー集計より Mobile/Micro を除く 6 セグメントの合計マーケットシェア(主に 8ppm 以上のドキュメントスキャナー全体)。欧州は infoSource 社(2019 年実績)の集計に基づく、西欧地区(トルコとギリシャを含む)におけるシェア。
※2:PFU's Document Scanner: https://www.pfu.fujitsu.com/products/#document

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

CollaboGate Japan 株式会社

7フォロワー

RSS
URL
https://nodecross.io/about
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区円山町5−5 Navi渋谷V 3F
電話番号
-
代表者名
三井正義
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月