高純度間葉系幹細胞を開発する島根大学発バイオベンチャーPuREC株式会社、持田製薬、山陰合同銀行などから総額7億円の第三者割当増資による資金調達を実施
島根大学発の細胞医薬ベンチャーPuREC株式会社(本社:島根県出雲市、代表取締役社長:髙橋英之、以下「PuREC」)は、持田製薬株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:持田直幸、以下「持田製薬」)、株式会社山陰合同銀行(本社:島根県松江市、代表取締役頭取:山崎徹、以下「山陰合同銀行」)、ごうぎんキャピタル株式会社(本社:島根県松江市、代表取締役社長:佐藤 幸雄、以下「ごうぎんキャピタル」)及びスタンフォード大学教授の中内啓光氏から総額7億円の第三者割当増資による資金調達を完了しましたのでお知らせいたします。これにより累計資金調達額は13.7億円となりました。
PuREC株式会社
本社:島根県出雲市塩治町89-1 | Phone 0853-25-3033
東京事務所:東京都文京区本郷3-17-13 | Phone 03-5615-9462
【プレスリリース】
PuRECは、2016年に島根大学発ベンチャーとして創業され、独自に開発された手法により得られた高純度間葉系幹細胞REC(Rapidly Expanding Cells)の臨床応用を進めてきています。
今般、今後の製品開発をより一層加速させるべく、持田製薬、山陰合同銀行、ごうぎんキャピタル、中内啓光氏の4者から総額7億円の第三者割当増資による資金調達を実施しました。これによりPuRECの累計資金調達額は13.7億円となりました。
今回の資金調達をもととして、これまで十分な医療効果が得られてこなかった疾病に対して、少しでも早くRECを活用した再生医療製品をお届けできるよう、より一層の努力を重ねてまいります。
<PuREC代表取締役社長、髙橋英之のコメント>
これまで共同研究を行ってきた持田製薬様や、創業期から支えて頂いてきた山陰合同銀行様と同行子会社のごうぎんキャピタル様に加えて、幹細胞研究の第一人者であるスタンフォード大学の中内啓光教授からも新たに出資を頂くことで、単に財務上の安定性が増すだけでなく、当社のREC細胞治療の将来のさまざまな臨床応用の展開が加速されることになり、非常にうれしく思っております。
<会社概要>
本社: 島根県出雲市塩治町89-1
代表者: 代表取締役社長 髙橋英之
設立: 2016年1月
URL: https://www.purec.jp/
事業内容: 高純度間葉系幹細胞「REC」の開発・販売
<PuREC株式会社について>
島根大学発ベンチャーのPuREC株式会社は、間葉系幹細胞が持つ細胞機能である増殖能と分化能、およびその均一性や遊走能を利用して、安全かつ効果的な幹細胞治療を実現することを目指しています。これまでに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、富士フイルム株式会社、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、持田製薬株式会社、島根大学、北海道大学などと連携して、低ホスファターゼ症、関節疾患、脊椎関連疾患など様々な疾患を対象とした細胞医薬品開発を進めています。2018年8月に、NEDO主催の「次世代人工知能・ロボット中核技術開発/次世代人工知能技術分野(調査研究)」について「最優秀賞」を受賞。また、2021年1月には、厚生労働省主催の「JHVS 2020 Venture Award」を受賞、2021年10月には経済産業省・JETRO・NEDOなどにより「J-Startup」にも選定されています。詳細はホームページをご参照ください。
https://www.purec.jp/
< 本件に関するお問い合わせ先 >
PuREC株式会社 島根本社(TEL.0853-25-3033)
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