相模原市総合写真祭 フォトシティさがみはら 第20回記念事業「ブラジル現代写真展」開催
コスモ・カオス 混沌と秩序 現代ブラジル写真の新たな展開
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、相模原市ではブラジル代表選手団の事前キャンプが行われることを契機に、ブラジルのことを知り、友好を深めるため、20 周年記念事業の一つとしてブラジルの写真家による写真展を開催いたします。
写真家たちの視点から捉えたブラジルの歴史や文化などを紹介し、新たな発見と感動を提供することにより、相互理解の促進と五輪に向けて機運の醸成を図ります。
写真家たちの視点から捉えたブラジルの歴史や文化などを紹介し、新たな発見と感動を提供することにより、相互理解の促進と五輪に向けて機運の醸成を図ります。
- 開催概要
時間 10:00~17:00
会場 女子美アートミュージアム(女子美術大学美術館)
〒252-8538 神奈川県相模原市南区麻溝台1900
主催 相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会
~本展の見所~
- ブラジルの歴史や文化を知る
本展では、今なお伝統を受け継ぐ入植以前の先住民、大都市周縁に生きる人々など、多文化国家として知られるブラジルの礎や現在を写真作品を通して紹介します。
- ブラジル写真の最前線を知る
本展では、フォトシティさがみはらの理念でもある「記録・表現・記憶」に根ざし、ブラジルの現代を時に詩的な手法によって記録した写真家たちを紹介します。
- 出品作家
1956 年生まれ。70 年代からキャリアをスタートさせ、カボクロ(先住民と白人との混血)の生活を捉えたモノクロームや、暗視カメラを用いた作品など、人類学的アプローチと抽象的な表現を横断する作品を発表している。2009 年には、第53 回ヴェネツィア・ビエンナーレにブラジル代表の一人として参加した。
ペドロ・ロボ(Pedro Lobo)
1954 年生まれ。建築写真を主に制作を続けている。被写体となるのは、ファベーラと呼ばれる貧困層の住む街や、囚人虐殺事件の起きたカランジルと呼ばれるサンパウロ刑務所、土着の宗教と習合したキリスト教の教会など、ブラジルの過去と現在を背負う土地である。
ティアゴ・サンタナ(Tiago Santana)
1966 年生まれ。1989 年からフォトジャーナリズムとドキュメンテーションの分野でキャリアをスタートさせる。主な被写体として、ブラジル北東部の宗教的な祭りや住民の伝統行事をモノクロームで撮影している。
ローサ・ガウディターノ(Rosa Gauditano)
1955 年生まれ。新聞や雑誌社で働いた後、ドキュメンタリーフォトグラファーとして独立。
ブラジルの先住民を主題に、工業化や白人社会のなかで時に融和し、時に闘いながら伝統を受け継いでいく彼らの様子を撮り続けている。
キュレーター
伊藤俊治
1953 年生まれ。美術史家・評論家。美術史・写真史・美術評論・メディア論などを中軸としつつ、建築・デザインから音楽・映画まで、20・21 世紀文化全般にわたる旺盛な評論活動を展開している。
ロザリー・ナカガワ
インディペンデント・キュレーター。1979 年にサンパウロで最初の写真ギャラリー「GaleriaFOTOPTICA」をトーマス・ファーカスと共に設立。以後、キュレーターとして、ブラジルや海外の主要な文化機関で活動。展覧会のコーディネイトやキュレーションに加え、写真集の編集にも携わっている。
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