【能登高校魅力化プロジェクト】豊かな里山里海で学び、自分の未来を「デザイン」する能登高留学の第1期生受入開始
- 能登高校魅力化プロジェクトとは
能登高校魅力化プロジェクトは、平成28年度から能登町と能登高校が協働し、能登の里山里海を学びのフィールドとして、高校生の学びと成長を通した活動が地域に活力を与えることを目的として取り組んでいます。
その背景には、少子化に伴う生徒数の減少によって統廃合が行われ、町内唯一となった高校の存続と発展を願う町民の想いがあります。高校は、地域社会、行政、企業をつなぐハブとして地域人材の育成に非常に重要な役割を担っています。
このため、本プロジェクトでは公営塾「まちなか鳳雛塾」の運営、高校と地域をつなぐ魅力化コーディネーターの配置、地域と密着した課題解決型授業、生徒の発表の場の提供、など様々な取り組みを行っています。
- 能登高留学とは
能登高留学は、内閣府「高校生の地域留学推進のための高校魅力化支援事業」(地域みらい留学365)の採択を受け、令和2年度に事業を開始。新たな場所で挑戦を求める高校2年生が1年間、在籍校から能登高校へ留学し、寮生活をしながら能登の里山里海で学び、充実した高校生活を送ることで、卒業単位を確保しつつも新たな出会いや体験を得るものです。
※1年の留学期間を終えたのちは元の在籍校に戻り、高校3年生となります。
▼能登高留学webサイト
https://notoko-ryugaku.com/
- 能登高校の特徴
能登高校には普通科と地域産業科があります。能登高留学では、より能登を体感できる地域産業科で受入れを行っています。
世界農業遺産に認定された自然と文化の残る能登の里山里海を丸ごと学びのフィールドとし、農業や水産を学びながら地域に触れて生活することによって都市と地方、二つの視点から物事を見ることができる力を養います。
地域産業科は生物資源コース(農業・漁協)とビジネスコース(商業)に分かれ、中でも生物資源コース農業選択では、トラクターを運転して野菜や果物を育て、収穫し届ける喜びを体験でき、水産選択では、実習船「おおとり丸」での体験航海、漁業実習を行い、2級小型船舶免許の取得が可能です。総合的な探究の時間では普通科と合同で課題解決方法を探究しており、地域に開かれた発表会も開催されています。
▼能登高校webサイト
https://www.ishikawa-c.ed.jp/~notoxh/
- 地域と密着した課題解決型学習
能登町には、高校生が参加できる地域の祭りやゼミ活動、町主催のイベントで高校生と地域の大人が協働・共創する機会がたくさんあり、「何かをしたい!」と考え行動する高校生を積極的に支援する環境が整っています。
総合的な探究の時間や地域創造学の授業では、地域課題やSDGs、働く意義等を探究し、地域貢献プロジェクトでは地域イベントの参加し、地域と密着しながら自身の未来をデザインする力を身に付けるキャリア教育を行っています。地域の人たちとの交流では、熟練のコーディネーターがしっかりとサポートしてくれるので、安心して取り組むことができます。
- 能登高留学の生活
男女80名収容可能な鳳柳寮(ほうりゅうりょう)で共同生活を行うなかで、多様な他者とのコミュニケーションを図りながら協調性と社会に出てから必要な判断力・行動力を育みます。学校まではスクールバスでの送迎があり、栄養士が管理した食事が3食用意され、昼食は学校にお弁当が届きます。男女の居住棟は別れ、夜間には教員と補助舎監(生活指導補助員)が待機しており、親元を離れても安心して生活できる環境が整っています。
教育寮として学習を大切にしており、毎日学習時間を設けるほか、出張公営塾にも参加できます。クリスマス会やバーベキューなど、寮独自のイベントも行われ、一生の友と言える友達がきっと見つかるはずです。
- 令和4年度の第2期留学生の募集
能登高留学では令和4年度の留学生も募集します。令和3年度に高校に入学する方で、興味のある方は下記連絡先までお問い合わせください。
- 能登高校魅力化プロジェクトの仲間を募集しています
この土地で得た特別な体験は、とても大切な財産になることでしょう。能登高校は、新たな出会いを求めています。
【お問い合わせ】
石川県能登町役場 ふるさと振興課 地域戦略推進室
能登高校魅力化プロジェクト担当
TEL:0768-62-8527
E-mail:chiikisenryaku@town.noto.lg.jp
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