持続可能な未来に向け、日本と世界のSDGsアクションをつなぐ!SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクションfrom JAPAN3月25日(木)・26日(金)開催報告
世界200以上の国と地域から2万4千人以上が参加
3月25日(木)・26日(金)、日本にある国連諸機関が結集し、国内外でSDGsに精力的に取り組む各界のリーダーたちとともに、SDGs達成に向けたアクションを応援する祭典、「SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション from JAPAN」をオンライン開催しました。
今回のテーマは「世界を変えよう 人と地球のために」。コロナ禍や気候危機、不平等の拡大が世界を脅かし、人と地球が転換期を迎える中、持続可能な開発目標(SDGs)という未来への羅針盤を活用し、これまでの暮らし方を見直し、より良い復興に向けて世界を変えようと訴えました。
■「世界に目を向け、自分らしく」 国連機関の親善大使やお笑い芸人によるトーク・パフォーマンス
アーカイブ:https://youtu.be/XX78TfQi7xQ
アーカイブ:https://youtu.be/79X9-5RlV7c
アーカイブ:https://youtu.be/UM4vgeJirpI
■金融、地域の取り組み、ごみ問題など、国内の課題にフォーカスした豪華なセッション
本フェスティバルでは、気候変動、貧困と格差、ジェンダー、持続可能な金融などをテーマに、12の駐日国連機関がセッションを企画。日本やアジア、中東、アフリカなど20カ国以上から、国連、企業、起業家、NGO、若者団体、自治体など各界の代表61名が登壇(全てのセッションに10代・20代の若者が登壇)し、国、所属、世代を超えて、SDGs実現に向けた具体的なアイディアや成功例、これからの活動に込めた想いなどを語りました。
「飢餓のない世界」では、昨年、ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画(WFP)の日本人職員などがスーダン、ルワンダ、モンゴルから登壇。増加傾向にある飢餓の現状と、学校給食提供など、命を救い暮らしを改善する取り組みの紹介を行いました。
アーカイブ:https://youtu.be/EjwA_-jqfLk
「若者を担い手に 何十億もの平和へのアクションを」では、南スーダン、イラク、日本、アメリカの若手リーダーがAI・ICT・アート・音楽などを用いながら平和を築く革新的なプロジェクトを紹介。中満泉国連事務次長・軍縮担当上級代表とともに、平和へのアクションを推進する若者の役割の重要性について語りました。
アーカイブ:https://youtu.be/ROvUTt1_O3Q
「SDGsを身近に:ローカルな活動で変革を!」では黒岩祐治神奈川県知事らが登壇し、神奈川、福岡、フィリピン、ジンバブエ発の取り組みを発信。高齢化や貧困、フードロスなどの諸問題に対し、地方自治体やコミュニティ、地域住民が主体の活動を呼びかけました。
アーカイブ:https://youtu.be/qagLUMUlESM
「本気で取り組むSDG12 “ごみから未来を考える」では、ごみ問題に対してできるアクションや、廃棄物の資源化について議論しました。お笑い芸人・プロデューサーの古坂大魔王さんは、タイのごみ集積所を訪れた時の経験を語り、「自分たちの身近な問題としてごみ問題を発信していきたい」と訴えました。
アーカイブ:https://youtu.be/mRJ3mBWhQl0
アーカイブ:https://youtu.be/X-cwtN5QGeE
「進めよう!変革志向の平等とエンパワメント」では、ジェンダー問題を議論。ジェンダー平等は基本的人権であり、SDGsの様々な目標の達成の原動力にもなるものの、コロナ禍でその進歩に遅れが出ていると警鐘を鳴らし、児童婚撤廃や女性のリーダーシップ推進等に必要なアクションを議論しました。
アーカイブ:https://youtu.be/uDqBgOn1NeI
アーカイブ:https://youtu.be/P7i5SmtRVAY
■20代の若きリーダーが主体となりワークショップも展開
さらに、3つのワークショップには20代を中心とする世界中の若いリーダーや起業家が多く登壇し、参加者とのインタラクティブなやりとりが行われました。
「ボイス・オブ・ユース: SDGアクションの今とこれから」では世界の13名の若きリーダーたちが、SDGs達成に向けたそれぞれの活動や課題を紹介。SDGムーブメントを盛り上げていこうと呼びかけました。
アーカイブ:https://youtu.be/h8BO6wBnVgA
「SDGスタートアップ・ストーリー」ではアジア・アフリカの若手社会起業家4名が、自身のライフ・ストーリーや起業の道のり、失敗の乗り越え方や想いなどを語りました。
アーカイブ:https://youtu.be/3Hh-IiNywkA
「世界共通のゴールを目指して―スポーツのチカラと難民」では、スポーツ活動に取り組む南スーダンの難民や、国際パラリンピック委員会会長のアンドリュー・パーソンズさんなどが登壇し、誰も取り残さない世界の実現に向けた難民支援におけるスポーツの可能性に迫りました。
アーカイブ:https://youtu.be/PJTAveMFB4E
本イベントには、メディアも大きな役割を果たしました。SDGs達成に向けた参画拡大に協力する報道機関の連合体である「SDGメディアコンパクト」からは、日本テレビ、TBSホールディングス、RKB毎日放送、バズフィードジャパン、ハフポスト日本版の5社が登壇者を出すなどの形で参加しました。
さらに、「グローバル・フェスティバル・オブ・アクション」には、宇都隆史外務副大臣及び蟹江憲史ジャパンSDGsアクション推進協議会会長が登壇しました。宇都外務副大臣は、フェスティバルの開催を含めて、UNDPと神奈川県が具体的な連携を進めていることは先駆的な取組であり、パートナーシップによるSDGsの推進及びSDGsのローカライゼーションの進め方を検討していく観点から、世界のロールモデルになりうると考えられるとのメッセージを発信しました。また、蟹江会長は、「フェスティバルの参加者含めて、我々は、新しいアイデアや成功例から学び、そして、社会を再構築し、革新的で大胆な行動を起こす必要がある」とのメッセージを発信しました。
今回のイベントの軸となったのはイノベーション、インスピレーション、エンタテイメント。日本発のセッションを含め、「グローバル・フェスティバル・オブ・アクション」全体では、世界200以上の国と地域から2万4千人以上が参加してくださいました。
日本からのアイディアを海外に発信すると同時に、海外からも学び、海外とのつながりを作る、非常に有益な機会となりました。SDGsに取り組みたい人にも、すでに取り組んでいる人にも、新たなヒントとエールを送ることができたのではないでしょうか。これをきっかけに、SDGs達成に向け、地球と人のために世界を変える一人一人の行動が、今日ここから、さらに広がっていくことを期待しています。
- 関連リンク一覧
SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション(グローバル版)https://globalfestivalofaction.org/
- 国連SDGアクションキャンペーンとは
- ジャパンSDGsアクション推進協議会とは
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