山形県の酒蔵・小嶋総本店 2022年春以降酒造りの使用電力を100%地域の再生可能エネルギーへ移行
日本酒「東光」を醸造する株式会社小嶋総本店(所在地: 山形県米沢市、代表取締役社長: 小嶋健市郎)および同社直営店の酒造資料館東光の酒蔵は2022年春以降、生産活動に関わる全ての電力を山形県置賜地方で生産された再生可能エネルギーに移行し、地域のエネルギー資源の活用を推進します。
酒蔵・小嶋総本店・おきたま新電力株式会社 酒蔵の使用電力すべてを再生可能エネルギーへ移行
米沢牛の牛フンを活用したバイオガス発電所 (東北おひさま発電株式会社・山形県置賜地方)

- 温暖化が及ぼす稲作・酒造りへの影響
- 酒造業も二酸化炭素を排出する製造業の1つ
- 酒蔵・小嶋総本店が排出するCO2の量
グラフ 小嶋総本店の年間CO2排出量と使用エネルギー資源の内訳 [トンCO2]
[1] 一般家庭(約2人)の年間平均排出量2.91トン CO2で1.5トン CO2/人、小嶋総本店(約40名)の年間排出量633トントン CO2で17トン CO2/人
ソース:令和2年度家庭部門のCO2排出実態統計調査結果の概要(速報値), 環境省
写真 冷却タンクでの温度管理
写真 冷蔵貯蔵
- 再生可能エネルギーだけで地域の電力消費を支えられる、山形県置賜地方のポテンシャル
この課題を解決するため、小嶋総本店を含む地域企業が出資する「株式会社おきたま新電力」が2021年8月に設立されました(現在、小売電気事業者登録を申請中)。「おきたま新電力」の事業者認可の後、2022年からは地域の企業や家庭が置賜地方の再生可能エネルギーを選択し、「エネルギーの地産地消」ができるようになります。
- エネルギーの地産地消をする意義
日本酒業界には百年単位で続いてきた老舗企業が数多くありますが、次の百年も続いていくために、持続可能な酒造りに進化することが求められています。地域の再生可能エネルギーで日本酒を醸造する蔵はまだほとんど存在しないため、小嶋総本店はエネルギーの観点で地域資源を活かす、モデルケースとなることを目指します。
写真 おきたま新電力株式会社 代表取締役 後藤博信様(右) 株式会社小嶋総本店 代表取締役社長 小嶋健市郎(左)
<おきたま新電力株式会社 代表取締役 後藤博信 様より>
おきたま新電力は、置賜地方の再生可能エネルギーの地産地消を進め、自然と共生する脱炭素社会を目指します。地域経済界のリーダーとしてSDGsの実現に向かって歩まれる小嶋総本店様と共に、新しい未来社会に進んで参ります。
<株式会社小嶋総本店 代表取締役社長 小嶋健市郎より>
当蔵の周辺地域が、今すぐにでも再生可能エネルギーだけで電力の自給自足ができるポテンシャルがあると知り、大変感銘を受けました。地元の資源をエネルギー源にした酒造りをすることで化石燃料への依存を減らし、自然と共生する酒蔵に一歩近づけることを楽しみにしています。
- 株式会社 小嶋総本店 について
醸造アルコール等の添加物を用いず、純米酒のみを醸造する全量純米蔵です。社是に「自然との共生」を謳い、原料由来の廃棄物を一切出さない廃棄物ゼロの酒造りを行っています。
- おきたま新電力 株式会社 について
会社URL : https://okitama-e.com/
【会社概要】
商号 : 株式会社 小嶋総本店
銘柄 :東光、洌、小嶋屋
代表者 : 代表取締役社長 小嶋 健市郎
所在地 : 〒992-0037 山形県米沢市本町2-2-3
創業 : 安土桃山時代 慶長2年(西暦1597年)
事業内容 : 日本酒、リキュールの製造及び販売
URL : https://www.sake-toko.co.jp/
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社 小嶋総本店 代表取締役社長:小嶋健市郎 販売課:五十嵐有佳
TEL :0238-23-4848 FAX:0238-23-4863
Email :info@sake-toko.co.jp, i-yuka@sake-toko.co.jp
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