株式会社BIOTA、株式会社 森林・環境建築研究所と室内環境マイクロバイオームの共同研究を開始

室内環境の微生物多様性をデザインして、公衆衛生の改善を目指す株式会社BIOTA(本社:東京都千代田区、代表:伊藤 光平。以下、「BIOTA」)と、森林環境を住宅に写し取る究極の木の家づくりを探求する、株式会社森林・環境建築研究所(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:落合俊也。以下、「森林・環境建築研究所」)は、室内環境のマイクロバイオームに関する共同研究を開始しました。
【共同研究の背景】
人々が多くの時間を室内で過ごす今、建物内の環境が人の生活の質に大きく影響を及ぼします。皮膚細菌や腸内細菌などのヒト常在菌と、人の健康の関連はこれまで注目を集めてきました。
その一方で人は1日9割もの時間を建物の中で過ごすと言われていますが、そこで過ごす時間の長さに反して、建物内の微生物環境が十分に考慮されてきたとは言えません。
今回我々は、人が健康に暮らすことができる理想的な環境とは、森林のような空間や空気であるという考えに基づき、建物内の微生物コミュニティを森林のそれに近づけることで、人々の健康に貢献することができるのではないか、という仮説のもと共同研究を開始しました。この仮説の検証のために、森林付近の住居と、都市部にある住居を構成する微生物コミュニティをそれぞれ解析し、それらに違いがあるのか、どのような違いがあるか、という点を明らかにします。森林・環境建築研究所がこれまで研究及び建築を行ってきた「森林共生住宅」を対象に、BIOTAの保有する室内環境のマイクロバイオーム解析技術を用いて調査を行います。

【共同研究の概要】
本研究では、都市部にある住宅と森林共生住宅における室内の微生物を採取し、ゲノム解析にて網羅的に微生物コミュニティの組成や多様性の差異を明らかにします。その指標として、微生物のバイオマス量、微生物コミュニティの多様性指数、自然環境由来の微生物とヒト由来微生物の比率、潜在的な病原性微生物の存在量等を評価します。本研究は、森林が、人が健康に暮らすために必要な微生物の補給源となるという新しい価値をもたらすとともに、人が暮らしやすい環境を定義しなおすことで、これまで想像されなかった快適な住環境を実現する一歩となると考えられます。

【森林・環境建築研究所について】
森林の心地よさや健康回復機能を住宅建築に写し取る研究の実践をミッションとして、2014年春、東京に設立しました。森林・環境建築研究所では、これまで研究を重ねてきたパッシブな木造住宅の設計実績を背景に、ドイツ発祥のバウビオロギーと日本発祥の森林医学を取り入れた新しい設計思想「森林共生住宅」を提唱しています。森林環境の心地よさとは何か、生命・健康にとってどのような意味があるのか、住宅の持つべき本質的な機能と向き合い、森林環境を住宅に写し取る究極の木の家づくりを探求しています。


株式会社森林・環境建築研究所
代表:落合 俊也
お問い合わせ:https://www.fb-studio.jp/contact/

【BIOTAについて】
都市や室内環境における微生物多様性とそのバランスをデザインすることで公衆衛生を改善し、感染症拡大防止のみならず、日々の生活におけるヒトの健康を向上させるため、マイクロバイオーム分野の研究開発や製品開発に取り組んでいます。
弊社では、マイクロバイオームの先端ゲノム解析技術を自社の製品開発に活用したいとお考えの皆さま、また持続可能な次世代の公衆衛生の実現を目指している皆さまと、パートナーシップを組み研究開発を行っております。弊社の事業に興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご連絡ください。微生物には詳しくないけれどご自身の経験等からアイデアをお持ちという方も、調査・研究のコンセプトデザインから一緒にお考えいたします。


株式会社BIOTA https://biota.city/
担当:安藤 帆菜美
MAIL:honami@biota.ne.jp
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