三次市様の新型コロナワクチン接種記録確認業務をRPA・AI-OCRにより効率化

~約8割の作業時間削減を実現~

 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(略称:エネコム、本社:広島県広島市、取締役社長:渡部 伸夫)は、広島県三次市(市長:福岡 誠志、以下:三次市)様の新型コロナワクチン接種記録確認業務へ、AI-OCRサービス「Seisho(注1)」とRPAサービス「EneRobo(注2)」を導入し、紙帳票の読取り・データ突合等の自動化を行い、想定される作業時間を約8割削減しました。
1.背景
 三次市様では、市民が新型コロナワクチンを接種した後、医療機関から届いた「新型コロナワクチン接種記録」と「ワクチン接種記録システム(以下VRS)」のデータを職員が照合し、VRSの登録内容に誤りがないか目視で確認する必要がありました。「新型コロナワクチン接種記録」は 5万件以上あり、正確性が要求される確認作業は、職員の大きな負担になることが想定されていました。
 そこで、作業の迅速化・正確性と職員の負担軽減を目的に、RPA・AI-OCRを活用し、業務の一部自動化を実現しました。(図1)

2.RPA・AI-OCR適用業務の概要と導入効果
(1)適用業務:「新型コロナワクチン接種記録」確認業務
(2)適用件数:約5.5万件
(3)適用期間:20日(2021年12月1日~2021年12月20日)
(4)職員対応件数:約1万件(目視確認・修正入力件数)
(5)導入効果:削減時間約744時間(81.1%減)
(6)その他の導入効果:作業の迅速化・正確性と職員の負担軽減に加え、新型コロナワクチン接種証明書アプリの利用開始日(2021年12月20日)までに全件の確認作業を完了。

3.今後の展望
 三次市様は、今後もRPA・AI-OCRの適用業務拡大を予定されています。当社は、引き続き三次市様の更なる業務自動化をご支援していくとともに、これまでのRPAやAI活用の知見を活かし、多くのお客様のDX推進を加速してまいります。

(図1)RPA・AI-OCR適用後の「新型コロナワクチン接種記録」確認業務フロー

(注1)Seishoについて
京都電子計算株式会社が提供するAI-OCRサービス。文字認識エンジンに株式会社CogentLabsが開発・提供する高精度の手書き・活字対応エンジン「Tegaki」を採用し、容易な帳票設計とセキュリティを提供。
製品紹介ページ:https://ai-service.enecom.jp/seisho/

(注2)EneRoboについて
当社が提供する RPA サービス。
国内導入実績トップクラスの BizRobo!(ビズロボ)の OEM 製品。
製品紹介ページ:https://enerobo.enecom.jp/


本件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
広報サポート 担当:渡辺
TEL:03-5358-1932   MAIL:akihiko-watanabe@eau-rouge50.com
URL:https://officedx.enecom.jp/

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会社概要

URL
https://www.enecom.co.jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
広島県広島市中区大手町二丁目11番10号
電話番号
082-247-8511
代表者名
渡部伸夫
上場
東証1部
資本金
60億円
設立
1985年04月