日欧スタートアップへの投資と新市場展開支援を行うNEXTBLUE、ファンドにおける女性起業家比率33%超達成
NEXTBLUE有限責任事業組合(所在地:東京都港区、代表パートナー:郡 裕一、井上 加奈子)は、子供向けパーソナライズ文通サービス “Banjo Robinson”を提供しているTree Climber Publishing Limitedに出資を行いました。これにより、欧州側投資先の女性起業家比率*1が50%を超え、日本側も合わせたファンド全体でも女性起業家比率が33%を達成致しました。
20年前と比較すると女性起業家の数は110%以上増えており、世界的に女性起業家比率は増加傾向にあります。また、女性がオーナーのスモールビジネスは40%をこえ、一見するとGender Equalityが実現しつつあるようにも見えます。
しかしコロンビアビジネススクールの研究によると、残念ながら女性起業家は男性起業家と比較するとVCから資金を得る確率は63%低く、2020年はベンチャー投資額の2.3%しか女性起業家に投資されませんでした。つまり、女性起業家が創業したスタートアップには「赤字を掘って事業を伸ばす」ために必要な資金が十分提供されておらず、一般的に考えられるスタートアップ的な成長を実現できるスタートアップは非常に限られています。
女性起業家への出資が増えない背景に女性ベンチャーキャピタリストの不足も一つの要因となっていると考えられます。女性ならではの視点でのペインポイント/課題の抽出を行なっても、投資側に共感できるキャピタリストがいないと、出資は得られないからです。米国における女性パートナーの割合はわずか4.9%であり、日本ではより低いと考えられます。
井上加奈子が女性代表パートナーとして参画しているNEXTBLUEは、誰もが平等に挑戦できる世界の実現誌、よりインクルーシブで優しい世界を実現するため、女性起業家、LGBTQ+、マイノリティである方々への投資も積極的に行ってまいります。
資金調達の有無に関わらず、女性起業家の皆様からのご連絡をお待ちしております!
また、我々の取り組みにご賛同いただける事業会社からのご連絡も同様にお待ちしております。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 経営・コンサルティング
- ダウンロード