東京都ベンチャー技術大賞受賞「たわみ計測サービス INTEGRAL PLUS」のタブレット版をリリース
~ ボタンを押すだけで橋の「たわみ」を計測 ~
◆ INTEGRAL PLUS とは?
INTEGRAL PLUS は、橋の上に機器を置いてボタンを押すだけで車両通過時の橋のたわみの計測が可能です。短期・安価・安全に誰もが計測できる画期的なサービスです。その先進性から、複数の賞を受賞しており、国内外で既に延べ500橋以上の計測実績があり、インフラ維持管理のDX化に貢献しています。
受賞歴
2021.4 第33回中小企業優秀新技術・新製品賞:優秀賞 受賞
2021.10 世界発信コンペティション:
東京都ベンチャー技術大賞 受賞
2022.10 九都県市のきらりと光る産業表彰:表彰
メディア掲載
2018.2 中日新聞 2018.2.24発行 掲載
2020.8 日経コンストラクション誌 2020.8.24号 p.36,37 掲載
◆ 新規リリースの内容
今回、TTES社では、利用各社の声を踏まえ、計測結果がその場で確認できるタブレット版をリリースいたしました。現場で、たわみ応答を確認しながら荷重車試験を安心して進めることができ、顧客にもその場で説明できると好評をいただいております。
タブレットの採用により、CSVデータの保存、メモ書きの付加、保存データとの比較表示など、現場でのデータ活用に役立つ機能を強化しています。
◆ ご活用例
地方自治体での広域たわみ計測
効率的な運用により1日で30橋以上の橋梁のたわみを計測することができます。
架け替えまでの構造物の監視
架け替えが必要な橋の多くは、着工までに期間を要します。着工までの間も、構造物に変化がないかを定期的に計測することで数値管理に利用できます。
本技術は、国土交通省の新技術情報提供システム NETIS 、および、点検支援技術性能カタログに登録・掲載されており、公共事業へご活用できます。
新技術情報提供システム NETIS 登録番号: KT-200116-A、技術名称:橋梁たわみ計測技術
点検支援技術性能カタログ(案) 技術番号:BR030008-V0020、技術名:たわみ計測による耐荷性チェックシステム (日本工営との共同技術) 性能カタログ 性能確認シート
◆ 本サービス誕生の背景
橋は、河川、海、鉄道、道路など、横断が困難なところに建設される構造物です。橋のたわみは健全性を示す重要かつ明確な指標ですが、従来手法では橋桁の下や橋を見渡せる遠方から計測が必要で、計測機器の設置と撤去には、河川協議や高額で危険な足場設置作業を伴いました。
今後、人口減少が進み橋梁技術者の不足が進む一方で、老朽化橋梁が増える社会において、橋梁の健全性を示す指標を簡易に取得できる技術が必要になります。
これらの声に対して、TTES社では培ってきたIoT化技術により、計測装置をポータブル化し、誰でも簡単に橋のたわみを計測できる技術として本サービスを開発いたしました。
最近は、新設橋梁の初期値の取得にもご利用いただいています。
◆ ご提供について
提供方法: レンタル
提供価格: 10日間 200,000円(税抜) ※長期割引あり
提供店: 株式会社TTES
ご利用にあたっては、利用講習会の受講が必要です。
TTES社による計測も承っております。
◆ 適用範囲
INTEGRAL PLUS の適用範囲は以下の通りです。
橋梁構造が単純桁であること
橋梁種別が鋼橋,PC橋,RC橋のいずれかであること
荷重⾞が5秒以内に橋梁を通過できること(例えば、制限速度が時速40kmであれば、⽀間⻑が最⼤45mの橋梁を計測可能)
幅員が橋⻑より短いこと
◆ TTESについて
大型構造物の構造解析のプロ集団として開業し、構造解析結果の現場検証のため計測事業を手掛ける。大型橋梁のセンシングに先進的に従事し、その後それらの要素技術のパッケージ化を進める。現在は、高齢化インフラの増大と人口減少社会のなかで、持続可能な社会を実現するため、センシング技術のサービス化に取り組んでいる。
【会社概要】
会社名:株式会社TTES
所在地:東京都目黒区上目黒3-30-8 S2
代表者:菅沼 久忠
設立:2004年7月
事業内容:
大型構造物の維持管理業務コンサルティング
1)構造解析
2)センシングデバイス開発・提供
3)データ分析
【お客様 および 本リリースに関する報道からのお問い合わせ先】
TEL: 03-5724-4011(9:00~17:00)
e-mail: info@ttes.co.jp
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