株式会社おとも×町田市社会福祉協議会、同行援護の事業継承に関する協定を締結
全国の視覚障害者の外出支援事業継続・人材不足解消への第一歩
株式会社おとも(本社:東京都足立区、代表取締役:鈴木貴達)と社会福祉法人町田市社会福祉協議会(所在地:東京都町田市、会長:鈴木忠)は、10月28日、町田市の同行援護に関する協定を締結いたしました。本協定により、同行援護事業の事業承継や地域の人材育成などを行い、町田市社会福祉協議会と連携することで、町田市の同行援護事業の更なる向上を推進してまいります。
協定締結の背景
社会福祉法人町田市社会福祉協議会は、主に町田市内において視覚障害者の外出支援である同行援護事業を行ってまいりましたが、2025年4月以降はサービスを継続するための人員配置が困難となったため、やむなく事業所を閉鎖することとなりました。
株式会社おともは、同行援護事業に特化して事業に取り組んでおり、この度、町田市の視覚障害者の外出支援を絶やさないために、本協定を締結いたしました。
協定に基づく主な取り組み
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同行援護事業の事業承継
社会福祉法人町田市社会福祉協議会が運営する同行援護事業所「町田市社会福祉協議会ガイドヘルパーステーション」の事業承継 -
ガイドヘルパーの人材育成
町田市内で同行援護従業者養成研修を開催して、地域のガイドヘルパー人材育成を推進 -
視覚障害者からの要望等の共有
地域の視覚障害者からの要望を共有し、利用者の希望に応える同行援護の実現を目指す
今後の展望
視覚障害者の同行援護を担うガイドヘルパーが、国内全域で不足しています。そのために、事業を縮小したり閉鎖する事業所が後を絶ちません。
これらは「仕方ない」で片づけてはいけない問題ですし、株式会社おともは、この問題をなんとか解消したいと考えています。
今必要なことは、ガイドヘルパーという存在を知ってもらい、その潜在的な担い手層に情報を届けること。そしてガイドヘルパーにはどうやったらなれるのか、どんなことを学べばよいのかを伝えることです。私たちは人材の発掘と育成のために、必要な資格を取得できるスクールを開校し、ガイドヘルパーの担い手を育てています。
現在は東京都内と千葉県・神奈川県・埼玉県の1都3県での活動が中心ですが、ゆくゆくはこの動きを日本全国に広めたいと思っています。そして各地域の視覚障害者の方の要望に応える、外出支援の実現を目指しています。
■おともスクール(同行援護従業者養成研修の資格を取得するスクール)
同行援護を縮小、閉鎖をされる事業所様へ
株式会社おともは、同行援護事業を営む皆様と同じく、支援の必要な方々が安心して暮らせる環境を創ることこそが私たちの使命だと考え、同行援護事業に長年取り組んでまいりました。
そして現在、様々な事情から事業の縮小や閉鎖を検討されている全国の事業所様に、私たちの経験とリソースを活かし、貴事業所の大切な事業を引き継がせていただく機会をいただければと考えております。地域の福祉を支えるために、共に力を合わせていけたらと思っております。
株式会社おともについて
「株式会社おとも」は、視覚障害者の外出支援(同行援護)を専門に実施している東京都の事業所です。東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県の一都三県を中心に、多くの方にご利用いただいています。
また、ガイドヘルパーとして働くために必要な資格を取得できるスクールの運営、視覚障害者向けの福祉用具の展示販売店舗の運営も行っています。現在、所属しているガイドヘルパーは700名を超え、多くの視覚障害者の外出に関わる支援を行っています。
【代表者】
鈴木貴達(すずきたかみち)
1983年生まれ。母子家庭で視覚に障害のある母親と弟と3人家庭で育つ。高校卒業後、20歳のときに起業。2017年4月から母親と同じ障害を持つ人が抱える課題を解決したいと決意して、未経験から異業種である同行援護事業に挑戦する。現在では、月に10,000時間以上の視覚障害者の外出支援をしている。
【会社概要】
会社名:株式会社おとも
設立日:2004年7月1日
代表者:代表取締役 鈴木貴達
所在地:東京都足立区梅島3-34-5 西崎ビル1F
URL:https://otomoinc.jp
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
Tel:050-5526-2818(担当:鈴木)
Mail:suzuki@otomoinc.jp
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