神戸大学認定ベンチャー第1期生のレラテック株式会社 日本公庫ら3者の協調融資で資金調達を実施
風況観測事業における産学連携を推進
神戸大学発ベンチャー企業のレラテック株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表:小長谷 瑞木)は、神戸信用金庫(以下、神戸信金)と日本政策金融公庫(以下、日本公庫)による協調融資体制のもと、株式会社神戸大学イノベーション(以下、KUI)の取次ぎを受けた資金調達を実施いたしました。
【発表概要】
今回の資金調達は、日本公庫がKUIからの取次ぎを受けて構築した、神戸信金との協調融資スキームによるものです。
日本公庫からは「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付(新型コロナ対策資本性劣後ローン)」及び「新事業育成資金」を適用した融資を、神戸信金からは運転資金を、KUIからは今後の事業展開を見据えた増資がそれぞれ実行されました。
【調達資金の使途について】
レラテックでは後述する「風況観測」「風況シミュレーション」「風況解析」の3事業を展開しています。今回の調達資金は、そのうち「風況観測」におけるドップラーライダー観測機材の設備投資に充てる想定です。風況観測には、観測機材を始めとした初期投資や運転資金が必要となります。本調達で実行した枠組みによって、資金の調達が可能となり、レラテックの風況観測事業における安定的な実施体制を、資金面から構築することが可能となります。また、KUIからレラテックに実施した出資は、神戸大学で蓄積された技術ノウハウを生かし、民間事業を通じて社会へ効果的に還元することを目的に実施されたものであり、レラテックがより高品質なコンサルティングサービスを提供していくことを実現します。
【金融機関からのコメント】
「新型コロナ対策資本性劣後ローン」は、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている経済環境下にあって、関係機関の支援を受けて事業の発展・継続を図る中小企業・小規模事業者の財務体質強化のために資本性資金を供給することを通じて、資金調達を円滑化することを目的とした制度で、2020年8月から取扱いを開始しています。また、「新事業育成資金」は、高い成長性が見込まれる新事業に取り組む中小企業・小規模事業者を支援するための特別貸付制度です。
神戸信用金庫及び日本公庫は、引き続き相互の連携を促進するとともに、技術シーズを有する大学等との産学金連携を推進し、コロナ禍にあって新たな事業に取り組む地域の中小企業・小規模事業者の発展・継続を積極的に支援していきます。
【神戸大学発ベンチャーの認定について】
国立大学法人神戸大学(以下、神戸大学)では、神戸大学産官学連携本部規則(令和2年3月24日制定)第3条第1項第3号の規程に基づき、神戸大学の研究成果又は人的資源を活用して起業した大学発ベンチャーを、「神戸大学発ベンチャー」として認定しています。レラテックはこの認定制度に基づいた認定ベンチャーの第1期生として、神戸大学との産学連携を推進しています。
【レラテック株式会社について】
「気象×IT」で「学術と産業」の架け橋となり、風力発電の正しい導入の道しるべになるべく、2020年11月にレラテック株式会社を設立いたしました。特に洋上風況を対象として、「観測」「シミュレーション」「解析」を一気通貫で提供できる風況調査を実施しております。弊社は神戸大学発のベンチャー企業であり、神戸大学大学院 海事科学研究科の海洋・気象研究室(教授 大澤輝夫)のノウハウを活かした実務を行っております。
①風況観測事業
②風況シミュレーション事業
③風況解析事業
【企業情報】
• 社名: レラテック株式会社(英名: Rera Tech Inc. ; RTI )
• 住所本社:〒658-0022 兵庫県神⼾市東灘区深江南町5丁⽬1-1
• 資本⾦: 250万円(準備金含む)(2021年9月増資)
• 設⽴: 2020年11⽉
• 設立者: ⼩⻑⾕ 瑞⽊(代表取締役)、見﨑 豪之、水戸 俊成、内山 将吾
• 技術顧問:⼤澤 輝夫、林 陽⽣
• 業務内容:⾵況観測・解析・予測評価※、コンサルティング、研究開発(共同研究:神戸大学、産業技術総合研究所)
• URL: https://rera-tech.co.jp/
※ 2020年度 研究成果展開事業 社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型「気象モデルWRFを用いた洋上風況調査手法の実用化」の成果を一部活用しています。
【お問い合わせ先】
レラテック株式会社 小長谷(コナガヤ)、高松 MAIL:press@rera-tech.co.jp(メディア)、info@rera-tech.co.jp(事業者・一般)
今回の資金調達は、日本公庫がKUIからの取次ぎを受けて構築した、神戸信金との協調融資スキームによるものです。
日本公庫からは「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付(新型コロナ対策資本性劣後ローン)」及び「新事業育成資金」を適用した融資を、神戸信金からは運転資金を、KUIからは今後の事業展開を見据えた増資がそれぞれ実行されました。
支援スキーム
【調達資金の使途について】
レラテックでは後述する「風況観測」「風況シミュレーション」「風況解析」の3事業を展開しています。今回の調達資金は、そのうち「風況観測」におけるドップラーライダー観測機材の設備投資に充てる想定です。風況観測には、観測機材を始めとした初期投資や運転資金が必要となります。本調達で実行した枠組みによって、資金の調達が可能となり、レラテックの風況観測事業における安定的な実施体制を、資金面から構築することが可能となります。また、KUIからレラテックに実施した出資は、神戸大学で蓄積された技術ノウハウを生かし、民間事業を通じて社会へ効果的に還元することを目的に実施されたものであり、レラテックがより高品質なコンサルティングサービスを提供していくことを実現します。
【金融機関からのコメント】
「新型コロナ対策資本性劣後ローン」は、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている経済環境下にあって、関係機関の支援を受けて事業の発展・継続を図る中小企業・小規模事業者の財務体質強化のために資本性資金を供給することを通じて、資金調達を円滑化することを目的とした制度で、2020年8月から取扱いを開始しています。また、「新事業育成資金」は、高い成長性が見込まれる新事業に取り組む中小企業・小規模事業者を支援するための特別貸付制度です。
神戸信用金庫及び日本公庫は、引き続き相互の連携を促進するとともに、技術シーズを有する大学等との産学金連携を推進し、コロナ禍にあって新たな事業に取り組む地域の中小企業・小規模事業者の発展・継続を積極的に支援していきます。
【神戸大学発ベンチャーの認定について】
国立大学法人神戸大学(以下、神戸大学)では、神戸大学産官学連携本部規則(令和2年3月24日制定)第3条第1項第3号の規程に基づき、神戸大学の研究成果又は人的資源を活用して起業した大学発ベンチャーを、「神戸大学発ベンチャー」として認定しています。レラテックはこの認定制度に基づいた認定ベンチャーの第1期生として、神戸大学との産学連携を推進しています。
【レラテック株式会社について】
「気象×IT」で「学術と産業」の架け橋となり、風力発電の正しい導入の道しるべになるべく、2020年11月にレラテック株式会社を設立いたしました。特に洋上風況を対象として、「観測」「シミュレーション」「解析」を一気通貫で提供できる風況調査を実施しております。弊社は神戸大学発のベンチャー企業であり、神戸大学大学院 海事科学研究科の海洋・気象研究室(教授 大澤輝夫)のノウハウを活かした実務を行っております。
①風況観測事業
- 風況マストやドップラーライダー(鉛直ライダー・スキャニングライダー・フローティングライダー)の観測技術に対応
- ライダーによる乱流強度計測
②風況シミュレーション事業
- 数多くの実務経験や研究実績に基づいた、メソ気象モデルWRFによる高精度な洋上風況シミュレーションが強み
- ウェイクロス評価、国内CFDモデル、海外モデルも対応可
③風況解析事業
- 風力発電所の事業計画性を見積もるための発電量評価
- 観測とシミュレーションの併用手法、統計量の算出や可視化
- ウィンドファーム認証に係る検討を実施
【企業情報】
• 社名: レラテック株式会社(英名: Rera Tech Inc. ; RTI )
• 住所本社:〒658-0022 兵庫県神⼾市東灘区深江南町5丁⽬1-1
• 資本⾦: 250万円(準備金含む)(2021年9月増資)
• 設⽴: 2020年11⽉
• 設立者: ⼩⻑⾕ 瑞⽊(代表取締役)、見﨑 豪之、水戸 俊成、内山 将吾
• 技術顧問:⼤澤 輝夫、林 陽⽣
• 業務内容:⾵況観測・解析・予測評価※、コンサルティング、研究開発(共同研究:神戸大学、産業技術総合研究所)
• URL: https://rera-tech.co.jp/
※ 2020年度 研究成果展開事業 社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型「気象モデルWRFを用いた洋上風況調査手法の実用化」の成果を一部活用しています。
【お問い合わせ先】
レラテック株式会社 小長谷(コナガヤ)、高松 MAIL:press@rera-tech.co.jp(メディア)、info@rera-tech.co.jp(事業者・一般)
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 電気・ガス・資源・エネルギー環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード