「おひさまプラン」を創設します

～昼間の太陽光発電等の電気を有効利用して再エネ普及を応援～

たんたんエナジー株式会社

2025年1月28日 16時27分

　当社は、日中に湯沸かしを行う「おひさまエコキュート」等を利用したり、既存のエコキュートの湯沸かし時間をずらしたりして、日中の電力を給湯に有効利用してくださる関西エリアのご家庭を対象とする新たな電力料金プラン「おひさまプラン」を創設します。

■解決したい課題

　【社会の課題】：　太陽光発電が普及し、晴れた日の日中に多くの電気を生み出してくれるようになりました。一方で、太陽光発電があまり働かないが需要が多い時間帯（明け方や夕方）の需給調整が難しくなってきました。このため、昼間の時間帯の再エネ電力の出力抑制が増加しています。
　再生可能エネルギーのさらなる導入、及び、主力電源化のためには、再エネ電源を多様化するとともに、日中の太陽光発電の電力を有効に活用する取り組みが必要となってきています。

　【家庭の課題】：　一般的なエコキュートは、深夜にお湯を沸かして保温をしておき夜にお風呂などに使用します。気温が低い時間帯にお湯を沸かすため消費電力が多くなり、保温時間が長いため熱損失の量も増えます。
　また、太陽光発電をFIT以外の方法（卒FITや非FIT）で売電する家庭は、電力の買い取り価格が安いため自家消費した方が経済的にもメリットが生まれますが、一般的に昼間の需要は大きくなく、蓄電池を設置しても、大きめの太陽光発電の場合には早い時間帯に蓄電容量一杯になってしまい、売電するしか無い状態が生まれています。

日中の電力を給湯に有効利用することが、これらの課題の解決に貢献できます。
そこで、たんたんエナジーはこれを応援するための新たな料金プラン
「おひさまプラン」を創設することにいたしました。

＜参考＞　福知山市は、２０２４年度に「福知山市家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金」（新制度）を創設し、太陽光発電や蓄電池と同時に設置する昼間沸上げ形自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯（「おひさまエコキュート」等）への支援を行いました。国も、「給湯省エネ事業」により、おひさまエコキュートへの手厚い支援を行っています。