【建設業を人気業種にする】アイアール、昨年度（2023年度）の派遣技術者の入社数が前年度比151.9％の大幅増を達成

20代から30代の社員が83.4％、女性社員の割合が39.9%を記録。若者不足・女性活躍の遅れが課題となっている建設業界で「男性も女性も、若者が働きたい会社」へ。

アイアール株式会社

2024年4月18日 10時00分

建設業に特化した人材派遣を行うアイアール株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役：大山竜吾）は、昨年度（2023年度）に入社した派遣技術者の人数が前年度（2022年度）を大幅に上回り、前年度比で151.9％を記録しました（2023年度：787名、2022年度：518名）。そのうち、20歳から39歳が83.4％を占め、女性社員の割合も39.9％と、いずれも建設業界において極めて高い水準となりました。
これらの好結果は、当社が逸早く推進してきた未経験者の技術者派遣と、その活躍をサポートする環境づくりに注力してきた結果と考えています。

リリースの要旨

昨年度（2023年度）の派遣技術者の入社数が前年度の151.9％を達成
20歳から39歳の社員が83.4％、女性社員が39.9％を占め、建設業界の平均を大幅に上回る
要因は、未経験でも派遣技術者として活躍できる環境づくりと、SNSでの情報発信

● 高まる建設技術者の需要と、深刻化する若手不足と高齢化

民間の大規模な再開発事業や老朽化するインフラの維持管理需要の増加などにより、建設業界の市場は近年、堅調に推移してきました。さらに、いわゆる「2024年問題」（時間外労働の上限規制の適用）による就業者一人当たりの労働時間の削減も相まって、施工管理をはじめとする建設技術者のニーズは年々高まっているのが現状です。

一方、需要の高まりに反して、建設業界の就業者は減少傾向にあります。内閣府が今年2月に発信した「建設業の労働供給について」でも、「ここ15年近くで15～39歳が占める割合が約12％減少している一方で、65歳以上が占める割合が2倍以上に増え」、若手不足とともに高齢化が進んでいることが示されました（※1）。

こうした若手不足と高齢化を伴う就業者の減少を背景に、長らく経験者が主流であった建設技術者の採用において、未経験者の人材派遣を行う企業が増えてきています。

●未経験の方が建設技術者として活躍できる環境づくり

アイアールはこうした潮流よりも早く、2015年の設立当初より未経験者の人材派遣に力を入れてきました。

2022年に現在も代表取締役を務める大山竜吾（おおやま・りゅうご）が代表に就任してからは、未経験技術者の正社員雇用を経営戦略の柱のひとつとし、未経験の方でも建設技術者として活躍できる環境づくりに注力してきました。

新入社員研修・職長研修の内製化や先輩社員2名によるサポート制度、派遣先からでも迅速な情報共有を可能にする社内インフラの整備などのほか、技術者としてのキャリアを築くための資格取得支援制度も導入することで、未経験の方でも建設業で円滑に就労し、長期的なキャリアを築ける環境づくりを進めてきました。

その他にも女性管理職の登用や産休・育休取得の推奨、障害のある方の芸術的才能を生かした就労機会を提供するアーツ雇用の実施など、男性も女性も、誰もが働きやすい環境づくりにも取り組み続けています。

● 目指すのは、建設業で本気で働く人を増やすこと

こうした取り組みの背景には、経験の有無や性別・学歴などに妨げられることなく、本気で働きたい人が建設業界に入り、活躍できるようにすることが、アイアールが2015年の設立当初より掲げてきたビジョン「建設業を人気業種にする」の実現に繋がるという経営判断があります。

当社が目指すビジョンとともに、未経験でも建設技術者として活躍できる取り組みを伝えるため、TikTokやInstagramを中心としたSNSでの情報発信にも注力してきました。代表の大山が会社の取り組みについて視聴者へ直接語りかけるとともに、派遣技術者を含む20代・30代の社員が中心となって出演して当社のリアルな社風を発信しています（※2）。

上記の取り組みにより、20代、30代の若い世代、特に女性の入社数が年々増加しており、昨年度（2023年度）に入社した派遣技術者はその前年度の2022年度を大きく上回り、前年度比で151.9％を記録しました（2023年度：787名、2022年度：518名）。

そのうち、20歳から39歳が83.4％を占め（656名）、女性社員の割合も39.9％と（314名）、若手不足と高齢化の進行、女性活躍の遅れが長年の課題となっている建設業界において極めて高い水準を達成しています。

経験のある方も無い方も、男性も女性も、誰もが建設業界で活躍できる会社を目指すことで、アイアールは建設業界を人気業種に変えていきます。今後もアイアールの取り組みに是非ご注目ください。