Ashiraseと三井住友海上、「あしらせを活用した視覚障がい者歩行保険」開発に関する協業取組を開始
「あしらせを活用した視覚障がい者歩行保険」開発に関する協業取組を開始
株式会社(取締役社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」)と連携し、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」と保険を組み合わせた「あしらせを活用した視覚障がい者歩行保険」の開発に関する協業取組を開始します。
Ashiraseは、2021年4月に創業し、現在「あしらせ(※1)」のプロトタイプを用いた開発を進めています。そしてこの度、2021年8月23日より広島県(※2)にて実施中の視覚障がい者歩行実証に三井住友海上が参画し、あしらせ実証実験中の事故リスクに対する保険を提供します。
今回の実証実験で得た視覚障がい者の歩行において、どういった危険なシーンが存在するのか等の情報をもとに、より安心な歩行体験を実現する「あしらせを活用した視覚障がい者保険」を開発し、あしらせの普及を後押しすることで、視覚障がい者の外出行動がより活発・豊かになる社会を目指します。
※1 あしらせについて
あしらせは、視覚障がい者向けの歩行ナビゲーションシステムです。デバイスを靴に装着し、靴の中での振動により、聴覚を邪魔せず視覚障がい者を誘導していきます。
視覚障がい者向けに特化した誘導情報の生成と、独自振動インターフェースにより、ユーザーは直感的にルート情報を把握することが出来るため、安全に余裕を持って歩行することが可能になります。また、スマートフォンとデバイスのソフトウェアは適宜アップデートし、新たな歩行体験を提供し続けていきます。
※2 広島県での実証について
Ashiraseは、広島県庁主催のひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」に採択され、様々なインフラ・住環境を持つ広島において、視覚障がい者の歩行実証を実施致します。
■協業取組
・Ashiraseの歩行実証をサポートする保険商品の開発
・Ashiraseの開発するあしらせおよび関連する商品・サービスと連携した保険商品の開発
■協業の目的
・Ashiraseは、実証実験を安全に実施すると共に、それらの結果から得たデータを元にリスク分析・安全設計を実施し、視覚障がい者にとって安心感のある製品の開発と普及を実現するため、三井住友海上と協業します。
・三井住友海上は、ICTを活用した社会福祉の導入・普及に対する対応強化を図るため、Ashiraseとの協業を通じて、障がい者歩行に関する情報収集および分析を行い、保険商品・サービスの企画・開発を行います。
■株式会社Ashiraseについて
当社は、「人の豊かさを”歩く”で創る」、をミッションに掲げ歩行を通じて、人生を豊かにする機会に出会い、人の可能性を広げられる社会を実現する企業です。
歩行は、自分の足で行きたいところに行くことができるモビリティです。さらに、身体的にも様々な病気の予防・改善につながるだけでなく、五感を多く刺激するため心理的にも創造性が豊かになるなど多くの効果があります。
私たちは、誰もが歩きたいと思え、歩き続けることができ、リアルな世界に触れられる。
そのような「歩く」を科学し、創っていきます。
■三井住友海上について
三井住友海上は、MS&ADインシュアランス グループの中核を担う損害保険会社で、グローバルな保険・金融サービス事業を展開しています。
今後、さまざまな技術革新や社会環境の変化に伴うビジネス変革の動きを敏感に捉え、お客さまのニーズに応える商品・サービスの開発や、新たなビジネスモデルの構築を通じて、安心・安全な社会の実現に取り組んでいきます。
<会社概要>
・社名 :株式会社Ashirase(アシラセ)
・代表者 :代表取締役 千野歩
・設立 :2021年4月
・HP : https://www.ashirase.com/
お問い合わせ先 info@ashirase.com
<関連リンク>
【 Ashirase 】× 【 広島県 】ナビゲーションシステム「あしらせ」による、視覚障がい者歩行実証が始動にあたり、報道機関の皆様へ公開します
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000080967.html
すべての画像