Zenmov、シリーズAラウンドの資金調達を実施

~ MaaSプラットフォーム「SMOC」の強化、グローバル展開を推進 ~

Zenmov株式会社

 Zenmov株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:田中清生)は、株式会社ブロードリーフ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大山堅司)、株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区、代表取締役兼執行役員社長:徳間 孝之)の2社を引受先とした第三者割当増資によるシリーズAラウンドの資金調達を実施しました。

[資金調達の背景および目的]

 当社は、「移動時にストレスがない世界を実現する」をミッションとし、公共交通が未発達の地域(東南アジア)における移動の課題解決からスタートしました。近年、主要都市においては交通渋滞だけでなく環境負荷低減の面からも公共交通の重要性が高まっています。加えて、各国におけるスマートシティ開発の活況に伴い新たな交通へのニーズも増加しています。当社が提供するMaaSプラットフォーム「SMOC(Smart Mobility Operation Cloud)」は、バスを主とした乗り合い(公共)の中短距離移動を主ターゲットとし、運行の最適化を支えるコア機能に加え、各種デバイスやシステム、フロントサービスを繋ぐハブとして優れた拡張性を強みとしており、東南アジアの他、北米、中東に展開地域を拡大しています。また、国内においては、今回の出資者をはじめとした企業との協業により、当社製品基盤の強化および物流やカーシェアリング、GX(Green Transformation)などの周辺領域のサービス開発にも取り組んでいます。


 今回の資金調達は、SMOCプラットフォームの機能開発、海外拠点の基盤構築、事業推進体制の強化に活用し、事業の促進を図ります。ストレスのない移動の実現を通して、人々の生活の豊かさ、脱炭素社会の実現に貢献します。


[SMOC(Smart Mobility Operation Cloud)について]

 スマートモビリティを実現するプラットフォームです。2020年よりフィリピンにおいて交通事業者(バス)向けにSaaSサービスとして提供を開始しました。配車スケジュール、ドライバー管理、運行モード管理、チケット発券等の管理者機能、ドライバーアプリ、乗客アプリを備えたソリューションとして運行効率の改善やドライバーの生産性向上に寄与しています。都市開発デベロッパー等のスマートシティ関連事業者向けには、マルチモーダルやマルチデバイス管理、GHG排出量可視化などを備えたMaaSプラットフォームとして提供しています。定期ルート運行だけでなく、オンデマンド、チャーターなどの事業者の目的に応じた運行モードの管理や、送迎や配送管理など特定用途への拡張にも対応しています。


SMOCイメージ図


[引受先からのコメント]

株式会社ブロードリーフ       代表取締役社長:大山 堅司氏

 この度の出資により、貴社が提供する「SMOC」がスマート交通向けプラットフォームとしてより一層強化され、当社のクラウド基盤「Broadleaf Cloud Platform(ブロードリーフ クラウド プラットフォーム)」上で展開されることにより、当社が掲げる中期経営計画のプラットフォームを起点とした基本戦略の実現に寄与いただけることを確信しております。これからも、両社の強みを最大限に活かし、さらなるシナジーを創出することで、国内外の地域における人やモノの移動に関わる課題の解決に貢献したいと考えております。

 

株式会社ヨコオ        代表取締役兼執行役員社長:徳間 孝之氏

 Zenmovとは、2022年に両社の持つ技術を組み合わせ、カーシェアリングの予約や運用管理、スマホアプリのみで無人で鍵の制御を行うシステムまで、トータルソリューションとして提供できるシステムを開発しました。以来、多くのカーシェア事業者や社用車を多く扱う企業に向け、システム提案を行っています。今回の出資をきっかけに、ヨコオのMaaS事業を加速していく事に加え、より広範囲なモビリティシェアリングの構築を目指し、モビリティの課題解決や、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。



[当社代表 田中 清生 コメント]

 この度は、当社のビジョンに共感いただき、ご出資いただいた両企業様に、心より感謝申し上げます。この貴重な資金により、スマートモビリティ・プラットフォーム、SMOCの技術開発とビジネス展開を一層加速させることが可能となりました。スマートモビリティの未来を切り拓く私たちのプラットフォームは、ここに新たな飛躍のステージへと進む準備が整いました。出資者の皆様のご支援に応えるべく、製品の革新と市場での成功に向けて、一層の努力を重ねてまいります。



[引受先の概要]

会社名   :株式会社ブロードリーフ

上場市場  :東京証券取引所 プライム市場(3673)

代表者   :大山 堅司

事業内容  :SaaS型モビリティ産業向けクラウドサービスの開発、提供

本社所在地 :東京都品川区東品川四丁目13-14 グラスキューブ品川 8階


会社名   :株式会社ヨコオ

上場市場  :東京証券取引所 プライム市場(6800)

代表者   :徳間 孝之

事業内容  :車載用アンテナ・半導体検査用治具・電子機器用コネクタ、医療用機器

などの製造、販売、開発

本社所在地 :東京都千代田区神田須田町1-25 JR神田万世橋ビル14F



[当社の概要]

会社名   :Zenmov株式会社

創業    :2019年11月

代表者   :田中 清生

事業内容  :スマートモビリティ実現に向けたITサービスの企画、開発、販売

本社所在地 :東京都目黒区1-8-1 アルコタワー7階




◇    本リリースに関するお問い合わせ先

Zenmov株式会社  IR/広報担当 板橋 朋子

TEL: 03-4334-8445

E-mail:pr@zenmov.com

 

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会社概要

Zenmov株式会社

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URL
https://www.zenmov.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー7階
電話番号
-
代表者名
田中 清生
上場
未上場
資本金
1億197万円
設立
2019年09月