産官学連携事業「川崎臨海部しごとスタイルプログラム」プログラムの集大成 企業訪問で学んだ成果をまとめて発表する 第3弾「アウトプット・表現型」プログラム開催
高校生の将来像の形成×企業PR×川崎臨海部のブランディング向上 2022年1月12日(水)13:30~15:10 市立川崎総合科学高等学校
そして今回は、一連のプログラムの集大成として、企業訪問で学んだ成果をまとめて発表する第3弾「③アウトプット・表現型」のプログラムを、ご協力いただいた企業にも参加いただき、2022年1月12日(水)に実施します。
- 「川崎臨海部しごとスタイルプログラム」とは
下記プログラムを、年間を通して実施し、社会のために自分自身で何ができるか、何をすべきか自分事として考えるきっかけとなる場を創ります。
<プログラム内容>
①「セミナー・ ブース出展型」
学校を会場に、企業によるプレゼンやブース説明にて、各社の事業や取り組みを学ぶ。
②「見学・体験ツアー型」
代表生徒が企業を訪問し、実際に活躍する就業者の姿や高度な技術などを見て、体験する。
③「アウトプット・表現型」
体験したことをグループごとに整理・分析し、まとめたものを発表する。
- 第3弾「アウトプット・表現型」プログラム概要
第3弾「アウトプット・表現型」プログラムは、12月に実施した、第2弾「見学・体験ツアー型」プログラムに参加した約60名の代表生徒が、実際に企業活動を見て体験した学びや情報を、グループでまとめ成果発表会を行い、参加できなかった生徒達へ情報を共有することにも繋げます。
【実施内容】
企業訪問を行った8グループが、各グループでまとめた内容をステージ上で発表します。第2弾「見学・体験ツアー型」プログラムにご協力いただいた企業の担当者からも、コメントなどをいただく予定です。
【実施日時】2022年1月12 日(水)13:30~15:10
【実施場所】市立川崎総合科学高等学校 2F 体育館(川崎市幸区小向仲野町5-1)
【参加生徒】全1年生(250 名程度)
【参加企業】※企業訪問にご協力いただいた8社のうち、ご都合の合う企業にお越しいただく予定
株式会社 キルト工芸、株式会社 JERA川崎火力発電所、昭和電工 株式会社、信幸建設 株式会社
東亜石油 株式会社、東京電力パワーグリッド 株式会社
日本ゼオン 株式会社、株式会社 日の出製作所 (50音順)
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、
プログラムの内容を変更させていただく場合があります。
- プログラム全体の経緯
■第1弾「セミナー・出展型」プログラム
【実施目的】
第2弾「見学・体験ツアー型」プログラムに向け、生徒が目的を持って参加できるよう、企業が生徒に基礎的な企業情報を提供することを目的に実施しました。
【実施内容】
ステージ上で各参加企業がプレゼンを行い、業界や企業の概要、アピールポイント、SDGs の取り組み、ワークスタイルなどを説明しました。その後、生徒たちが各企業のブースへ移動し、直接企業担当者から説明を受けました。
【参加企業】(50音順)
信幸建設 株式会社、東亜石油 株式会社、東京電力パワーグリッド 株式会社、日本ゼオン 株式会社
日本冶金工業 株式会社、株式会社 日の出製作所
■第2弾「見学・体験ツアー型」プログラム
【実施目的】
実際の企業活動を間近で見学・体験し、また企業担当者との対話により、自分が学んでいる技術や知識がどのように活かされているのか体験するとともに、将来の働くイメージを持たせることを目的に実施しました。【実施内容】
代表生徒が8社に訪問し、企業が既に実施している見学・体験プログラムをベースとしながら、実際の企業活動を見学・体験しました。
【参加企業】(50音順)
株式会社 キルト工芸、株式会社 JERA川崎火力発電所、昭和電工 株式会社、信幸建設 株式会社
東亜石油 株式会社、東京電力パワーグリッド 株式会社、日本ゼオン 株式会社、株式会社 日の出製作所
- しごとスタイルプログラムができるまで
(※)「臨海部ビジョン」 平成30(2018)年3月、企業をはじめ様々な関係者とともに、今後も川崎臨海部が発展し続け「力強い産業都市づくり」の中心として、世界の規範となるような地域を目指し「臨海部ビジョン」を策定しました。その内、直近10 年以内に取り組む具体的な13 のリーディングプロジェクトを定め、その1つ「企業活動見える化プロジェクト」において、臨海部に良いイメージを定着させ、就業者や市民から誇りを持ってもらうことで、就職希望者の増加にもつなげることを目指しています。 |
<参加高校:市立川崎総合科学高等学校>
市立川崎総合科学高等学校は市立高校では唯一の工業科を持つ高校で、6つの学科(情報工学科・総合電機科・電子機械科・建設工学科・デザイン科・科学科)を併せ持つ特色のある学校です。
体験学習や課題研究を通じて判断力・実践力を高めるとともに時代の変化に主体的に対応できる人間の育成を目指す教育環境のもと、近年では科学科2年生が臨海部を見学して学習しています。
市立川崎総合高等学校HP
<「しごとスタイルプログラム」企画検討のプロセス>
下記の行程を経て、学校と企業の意見を取りまとめ、本企画を作り上げてきました。
①生徒ヒアリング
総合科学高校の1~3年生に、臨海部のイメージや就職に対する考え・悩み、本プログラムに対する期待を伺いました。
②教員ヒアリング
総合科学高校の校長及び6学科長に、生徒の就職に係る現状や課題、本プログラムへの期待などを伺いました。
③企業ヒアリング
企業10社を訪問し、高卒採用の現状や課題、本プログラムへの期待などを伺いました。
④第1回臨海コネクト
それぞれ伺った意見を共有し、本プログラムの実施に向けてさらに意見を出し合いました。
※「臨海コネクト」とは、教員と企業担当者が一堂に会し、生徒の就職や採用に関することを直接話し合う、学校と企業の接点づくりの場です。
- 川崎臨海部とは
川崎臨海部とは、京浜工業地帯の中心に位置し、鉄鋼・石油化学等の工場やエネルギー・物流等の施設が集積するとともに、近年ではライフサイエンス分野における世界最高水準の研究開発が進められているエリアです。
川崎市の「力強い産業都市づくり」の中心としてさまざまな産業分野における技術や人材の相互連携を進めながら新たなイノベーションを生み出し、先端技術によって地球規模の課題を解決する新しい価値の創出を先導する重要な役割を担っています。
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