kickflowがSmartHRからMBO実施。Headline Asia、mint、GREE Venturesからシードラウンドとして約2億円の資金調達

クラウド稟議・ワークフロー「kickflow」を正式リリース

株式会社kickflow

株式会社kickflow(※1)は、株式会社SmartHR(※2)からのMBOと、シードラウンドとしてHeadline Asia、mint、GREE Venturesから約2億円の第三者割当増資を実施したことを発表いたします。あわせて本日2021年10月21日にクラウド稟議・ワークフロー「kickflow」を正式リリースしたことをお知らせいたします。


※1 株式会社kickflow(本社: 東京都千代田区、代表取締役: 重松 泰斗、以下「kickflow」)
※2 株式会社SmartHR(本社: 東京都港区、代表取締役: 宮田 昇始、以下「SmartHR」)

 

 
  • kickflowについて

kickflowはSmartHRのグループ会社として2020年2月12日に設立しました。2020年5月1日にクラウド稟議・ワークフロー「kickflow」のβ版をリリースし、中規模から大企業、上場企業を中心に利用が進んでいます。
 

稟議・ワークフローの歴史は長く、他の領域に先駆けて2000年代より電子化が進んできました。一方で中規模から大企業向けにはオンプレミスの製品が多く、既存システムの代替となるクラウド製品の選択肢が少ないのが実情です。この課題はコロナ禍でテレワークが進む中で特に顕著となっています。

kickflowは300社超へのヒアリングから「今の時代における稟議・ワークフローの3つの課題」を特定し、この課題解決に特化した稟議・ワークフローを開発してきました。


製品ページ: https://kickflow.com/
 

 

  • MBOについて

SmartHR経営陣と成長戦略を議論する中で、経営・資本政策について両社の考えに相違が見つかったため、両社による合意のもとでこの度MBO(マネジメント・バイアウト)の実施に至りました。
※MBO後もkickflowの運営メンバーや提供サービスに変更はございません。

SmartHRのコメント
kickflowが新しい株主の元でユーザーに愛されるプロダクトを提供し続け、躍進を遂げることをいちユーザーとしてこれからも応援しております。

kickflowのコメント
kickflowはSmartHR社内の「自分たちの課題を解決してくれるワークフロー製品がない」という声がきっかけで誕生しました。これまでSmartHRの薫陶を受けながら300社を超える企業にヒアリングを重ね、「今の時代における稟議・ワークフローの3つの課題」を特定し、開発を進めてきた経緯があります。
MBOによってグループから離れることになりますが、SmartHRの皆様からの学びを活かし、引き続き稟議・ワークフローの課題解決や経営のスピード向上に貢献していきます。
 

  • 資金調達と今後について

これまではβ版として製品を提供してきましたが、MBO、資金調達とあわせて本日より正式リリースいたします。
また、MBOに際してHeadline Asia、mint、GREE Venturesの3社を引受先とする第三者割当増資を実施し、シードラウンドとして約2億円の資金調達を行いました。

調達した資金をもとにソフトウェアエンジニアやセールス&カスタマーサクセスを中心とした採用、機能開発やサービス連携、顧客獲得の加速に対する投資を行い、稟議・ワークフローの課題解決を推進してまいります。

採用ページ: https://careers.kickflow.co.jp/
 

  • 各投資家のコメント

Headline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ) Principal Toshiaki Shimakawa氏
kickflowの重松さんとは弊社メンバーとのサーフィン仲間で、弊社の海外投資先の日本拠点立ち上げに関わっていたりと昔からの繋がりがあり今回の出資についてもお話をいただきました。重松さんは気さくで親しみやすさがある一方、事業に関しては非常に綿密で確実に前進させていく姿勢に魅力を感じ出資に至りました。
日本企業での稟議は複雑で既存サービスでは解決できていない領域が多々あります。自分自身も企業の立ち上げ期から数百人になるまでの行程で、稟議でスタックしているメンバーの様子を何度もみてきました。大企業でもDXが加速していく社会では、様々なツールとAPI連携可能で思いのままに稟議フローを設計できるkickflowが日本企業のスタンダードになっていくと信じています。

mint General Partner 白川 智樹氏
インタビューさせていただいた顧客の皆さんからのプロダクト・チームに対する評価をお聞きして出資いたしました。稟議・ワークフローという巨大な市場のなかで、大手企業のクラウド導入の波を捉え、ますます素晴らしいプロダクトに進化していくkickflowを微力ながらサポートできれば幸いです。

GREE Ventures 代表取締役社長 相川 真太郎氏 
グリーグループでは1年ほど前から稟議を申請する際にkickflowを導入しており、ツール自体の利便性は実感していました。そんな中、改めて重松さんと直接お話しする機会を得てビジョンやチーム体制に力強さを感じ、GREE Venturesとしての出資を決めました。今後のプロダクト成長とともにグリー社内のワークフローがより便利になっていくことは私たちとしても大変うれしいことだと思っています。新たなスタートとなるkickflow社のさらなる発展を楽しみにしています。
 

  • クラウド゙稟議・ワークフロー「kickflow」について

プロダクト
kickflowは中規模から大企業向けのあたらしいクラウド稟議・ワークフローです。紙やハンコを使わずにカンタンな操作であらゆる稟議・決裁を行えます。数百社へのヒアリングをもとに、多くの企業が抱える課題解決のための「フォームや承認経路」「組織と権限」「外部連携(API)」の3つの柔軟性を備えているのが特徴です。 「リプレイスによって承認速度が2倍以上になった」という導入事例が出てきているように、業務フローの効率化と経営スピードの向上に貢献します。
https://kickflow.com/

お知らせ
正式リリースを記念して、グリー社をゲストに招いたウェビナーを実施します。
以下より詳細をご参加ください。
「第一回 稟議・ワークフロー導入時のチェックリストについて語り尽くす会」
https://kickflow.com/news/20211110-seminar/

また、重松(代表取締役)による本件に関するnoteもあわせてご確認ください。
https://note.com/taitodada/n/n22a367da426a

会社概要
会社名: 株式会社kickflow
所在地: 東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5F KSフロア
代表取締役: 重松 泰斗
設立日: 2021年8月11日
資本金: 200,108,000円(資本準備金含む)
事業内容: クラウド稟議・ワークフロー「kickflow」の提供
URL: https://kickflow.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社kickflow

9フォロワー

RSS
URL
https://kickflow.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア
電話番号
-
代表者名
重松泰斗
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年02月