参加して「とてもよかった・よかった」の声が9割超！アンチエイジングを推進するWEBメディアセミナー第4弾を開催

　抗加齢（アンチエイジング）医学を推進する一般社団法人 日本抗加齢医学会（東京都中央区）　https://www.anti-aging.gr.jp/　は、アンチエイジング医学情報を提供するWEBメディアセミナーを開催します。

本セミナーは超高齢社会における健康寿命延伸をテーマに、メディアの方を対象にアンチエイジング医学について正しく理解し情報発信をして頂きたい、という観念から無料で開催しています。

　2021年度第4回目のセミナーテーマは、新型コロナウイルス感染症を離れ、高齢者に多い心不全の予防、40代以上から多くの方が患う変形性膝関節症、女性における妊孕性など、加齢に関連する医学情報を提供致します。
各講演後には質疑応答の時間を設け、理解を深めて頂く場としています。
 
　アンチエイジング医学とは“元気で健康を享受することを目指す理論的・実践的科学”です。最終目標は実践であり、抗加齢医学はそれを支える科学です。日本抗加齢医学会は、アンチエイジング医学発展を支援し、医療従事者に実践頂けるよう講習会や学術大会を運営するとともに、メディアを通じ一般市民の皆様への医学情報・実践方法の発信に努めています。
　超高齢社会の先駆者である日本のアンチエイジング医学発展・実践へ向けて、メディアセミナーに是非ご参加下さい。
 

• 2021年度第4回日本抗加齢医学会 WEBメディアセミナー

◇日時：2021年12月16日（木）15:00～16:30（受付開始14：45～待合室対応）

 

◇会場：WEB お申込み登録の返信にて、開催URLをお送りします。
◇対象：アンチエイジング医学を知りたい、発信していきたいというメディアの方
◇参加：無料、事前登録制
　　　　オンライン登録はこちらからhttps://www.anti-aging.gr.jp/ci/seminar211216/
 

• 12月16日（木）WEBメディアセミナー　抄録

講演１：高齢者の心不全とその予防について

原田　睦生　先生（はらだ　むつお）　東京大学大学院医学系研究科循環器内科　特任准教授

我が国は超高齢社会を迎え、総人口が減少している現在も高齢者人口は増加し続けている。長寿社会は喜ばしいことである一方で、平均寿命と健康寿命の差は10年ほどの開きがあり、長寿の”質”がいま問われている。この10年の開きというのは人生の最終段階における不健康な期間のことであり、認知症や寝たきり、フレイルといった介護が必要な期間で代表される。しかしこれらの疾患の背景のひとつに、脳卒中や心不全などの循環器病があることはあまり知られていない。本年5月、このような循環器病の予防啓発を目的として日本循環器協会が設立された。この講演ではその設立背景とともに循環器病の予防方法について概説する。

講演2： 変形性膝関節症治療のトピックス

冨田　哲也　先生（とみた　てつや）大阪大学大学院医学系研究科運動器バイオマテリアル学寄附講座　准教授

変形性膝関節症は関節軟骨の変性により膝関節機能の障害を来す疾患である。高齢化社会の到来とともに患者数はわが国でも増加の一途であり、全身的要因として、加齢・肥満・女性などが挙げられる。体重をかけた時の膝関節痛が特徴的で進行すると安静時にも膝痛を感じるようになる。症状・病期・患者背景などにより治療法の選択肢は多岐にわたり、運動療法・薬物療法・手術療法がある。最新の変形性膝関節の治療についてお話させていただく。

講演3：現代女性における妊孕性へのヘルスリテラシー～不妊症は加齢性疾患か？～

太田　邦明　先生（おおた　くにあき）　東京労災病院産婦人科　部長

女性の社会進出とともに、晩婚化・高齢出産という縮図は、万国共通である。そのため各地域において、女性が子供を産みやすい・育てやすい施策がなされているが、本邦における少子化に歯止めが効く気配はない。一方で、子供を望むカップルへ提供される医療は目覚ましい進歩を遂げているが、最新の不妊治療をもってしても、現在のところ生殖能の加齢への治療法は存在しないため、現在の日本の多くの女性が子供を持てないことへの不安を抱いているのが現実である。本講演では、女性の妊孕性にアンチエイジングが効果的か？という疑問に答えるべく、現代女性の抱える不妊症の問題点について、論じる予定である。

講演4：2021年のトピックス

中神　啓徳　先生（なかがみ ひろのり）日本抗加齢医学会広報委員会委員長、大阪大学大学院医学系研究科健康発達医学講座 教授

2021年の本メディアセミナーでは、昨年から引き続き新型コロナウイルスへの関心は高く、ワクチン開発のイノベーションや感染合併症としての血管障害について科学的な側面から説明いただいた。一方で、アンチエイジング分野のトピックスとして、老化細胞除去治療、腸内細菌、エイジングクロック、女性・男性医療などの話題も取り上げた。今年を振り返るとともに、ウイズコロナ時代での今後のトピックスに関してもご紹介したい。

■一般社団法人日本抗加齢医学会について
事業内容：　 予防医学から健康長寿を実現するための科学的根拠となる、抗加齢医学(アンチエイジング医学）発展のため、老化関連の研究、病気を予防するため臨床している医師、歯科医師、研究者8,760名が属する学術団体です。会員の資格制度も有しています。
WEBサイト：http://www.anti-aging.gr.jp
Twitter：　　https://twitter.com/JAAM_koukarei
所在地：　　東京都中央区日本橋小舟町6-3日本橋山大ビル4F