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ユカワ化工油株式会社
会社概要

ものづくりの職場環境を変える新しいSDGsの取り組みが進む。透明切削油剤"beacon"を導入した先進企業の使用後レポートを順次公開

切削現場のカーボンフリー実現のカギは透明な液beacon

ユカワ化工油株式会社

ユカワ化工油株式会社(本社:愛知県岡崎市、社長:川澄薫)が2021年末に先行リリースした全く新しい透明切削油剤「beacon(ビーコン)」。この画期的な透明切削油剤を積極的に導入した先進企業から、導入レポートが次々と集まってきている。ビーコン導入時の懸念点や導入理由、使用感、透明であることの意味など、導入した企業ならではの様々な観点で興味深いレポートです。持続可能な生産現場へ一歩踏み出したい皆様の参考になるように、ユカワ化工油は今後も先端企業の事例を順次公開していきます。

2021年末にリリースされたbeaconを導入した企業から、様々な効果を発揮したレポートが届き、いくつかの共通した利点がみられました。切削油が透明であることがいかに重要で、ものづくりの現場に価値をもたらすのか、改めて明らかになりました。

 

エマルジョンからbeacon変更前後の加工機内の比較エマルジョンからbeacon変更前後の加工機内の比較

 

 

  • これまでの透明切削油剤とは全く違う性能の追求、「切削で使える透明油剤」
従来からあった透明切削油剤は、(使用後のべとつき、機械部材への影響、アルミなど非鉄金属への影響など)多くの課題があり、本格的な採用までは至らないという状況でした。新世代の透明切削油剤beaconはそれらの課題を解決し、実際のフィールドでも性能を実証することができました。
type 1、type 3、type 9という透明な3タイプのbeaconはこれまでのエマルジョン型クーラントと同様の切削性能をもっており、3タイプで切削工程の全体をカバーできます。加工方法、加工条件に応じて使い分けをしますが、基本設計は同じなので工程間での他油の混入による性状変化を気にせず使用が可能です。


【Reichert 試験機でのタイプ別の耐荷重能】

500rpmでの耐荷重能
-低温域から強い油膜が形成されるtype 9

-耐熱性に富んだ油膜形成ができるtype 1
-type 9の高荷重での弱点を補強したtype 3

500rpmでの耐荷重能(Reichert試験機)※縦軸:荷重(N) 横軸:耐荷重能(N㎜²)500rpmでの耐荷重能(Reichert試験機)※縦軸:荷重(N) 横軸:耐荷重能(N㎜²)


​750rpmでの耐荷重能

-従来の鉱物油エマルジョンでは極圧添加剤を配合しなければ対応できなかった試験条件でも良好な潤滑性能を
  しめすtype 1, type 3, type 9。
​-特に高い極圧性能を持ったtype 3。

750rpmでの耐荷重能(Reichert試験)※縦軸:荷重(N) 横軸:耐荷重能(N㎜²)750rpmでの耐荷重能(Reichert試験)※縦軸:荷重(N) 横軸:耐荷重能(N㎜²)


1000rpmでの耐荷重能
-鉱物油エマルジョンでは冷却効果も得られない試験条件でも、beaconでは潤滑性能がみとめられた。

1000rpmでの耐荷重能(Reichert試験機)※縦軸:荷重(N) 横軸:耐荷重能(N㎜²)1000rpmでの耐荷重能(Reichert試験機)※縦軸:荷重(N) 横軸:耐荷重能(N㎜²)

 

  • 切粉のはけがいい!
エマルジョンを使用して長時間の連続加工を行った場合や、加工後時間が経過した際のワークや加工機内のベタつきは、beaconを使用することで飛躍的に改善できます。これまでエマルジョンを使用していて半ば諦めていた日々の清掃作業が、驚くほど簡単で手間もかからず、ストレスがなくなったというメリットをあげる企業が多くありました。透明でサラサラであることで、切粉のはけもよくなり、作業性もこんなにあがるというのが驚きだったようです。

長時間の連続加工でも切削油がべたつかないので切粉が簡単に除去できる長時間の連続加工でも切削油がべたつかないので切粉が簡単に除去できる

   
  • 見えなかったものが、見える!
beaconを導入した企業が使ってみてはじめて利点に気づいた意外性、それは「透明だから見える」ということ。一見当たり前で導入前には気にしなかった点ですが、従来のエマルジョンでは、加工室ののぞき窓はべっとりとついた油で、加工室の中はほとんど見えませんでした。その点、透明でよく流れ落ちるbeaconを使用した場合は、のぞき窓も綺麗なまま、加工室の中の状況はいつでも確認できます。
加工中、のぞき窓から加工室内が見えないことはしょうがないと思っていたのに、beaconでは、機械の動作・加工状況が見えるのが新鮮で思わぬ発見だったということでした。また加工の細かい部分、切粉の排出状況などもよく見えるため安心できるという意見も多くありました。あらゆる点で、加工の様子は見えないより見えた方が断然いいということが透明切削油剤を使用してみた結論でした。

のぞき窓の状態比較のぞき窓の状態比較

透明な切削油は加工点もよく見える透明な切削油は加工点もよく見える

 

  • beaconを導入した現場の様々な視点からのご意見
<多品種小ロットの工場での導入>
・多品種小ロットのため数値での比較はできないが、工具の耐摩耗性が高い。エマルジョンと比較すると洗浄性、切粉の沈降性が改善したことを実感する。これまでのエマルジョンだと切削時にテーブル面には切粉が残っていたが、beacon使用時はエアブローで簡単に切粉を掃うことができる。ふた手間くらい減るという印象です。

 <マシニングセンタ(タンク200L) 使用企業>
・今回beaconを使用してみて、数種のアルミ合金や他の非鉄金属でも変色がなく、加工上問題も無かった。 
・洗浄性も良好である。半年この状態であれば他の機械も入れ替えを検討したい。 

<2台の機械に導入>
・両機とも臭いは気にならず好印象でした。エマルジョンからbeaconに交換して2週間経過時の感想として
①マシニングセンタで真鍮加工をしている。変色も無い、タップ加工他問題なし。 洗浄性も良好である。
②NC旋盤でアルミ材の加工をしている。面粗度良好、アルミ変色も無し。 

<エマジョンへの不満からbeacon(ビーコン)を導入した企業>
 ・エマルジョンからビーコンに替えて変わったのは、クーラントが臭わなくなったこと。クーラントの腐敗がなく液寿命が伸び液交換の手間・費用が減った。 

<5Sの徹底のために導入したという複数の企業>
・作業服への切削液付着による汚れ・液臭が減った。 
・段取り替えの際、エマルジョンだとウエスなどで液を拭きとっていたが透明な液のため不要になった。 
・ワークの寸法計測時に布等で拭かずに測れる。これまでとは違う。不思議だ。
・加工後のワークの処理が圧倒的に楽。ワークを置いても汚れが台に残らない。 
・外国人作業者の人たちが、切削油の臭いや色が嫌で現場を変えてほしいと訴えてくることがあったが、
 透明なビーコンにしてから不満が解消された。
・エマルジョン使用による、加工機周辺の切削油飛散や切粉受け周辺の床面の汚れが目立っていた。靴底への付着により靴跡が工場内に広がり、掃除が面倒だったことが軽減できた。また、来客時の社内見学での印象もエマルジョン使用時より気にしなくてよくなった。

<加工の利点で導入した企業>
・ドリルの工具寿命が伸びた。 
・加工点が見えるようになってリアルタイムで確認ができて、安心できます。

<性能を確認するため試験導入した企業>
・実機での切削性能テストにあたり、液交換による手間とリスクを軽減するために、切削液の潤滑性能試験機(Reichertすべり摩擦試験機)を使用しての比較データにより数値化することで、先ずは机上での有効性を示すことが可能になった。

<半年間継続使用した企業>
・エマルジョンを使用していると実際の濃度測定が困難なため、推奨濃度より多く使用する傾向がある。beaconの使用により、正確に濃度測定でき、適量の濃度での使用が可能になるので、使用量の低減を通したGHG排出量の積算値も減少が期待できる。

<もったいないを減らすために導入>
・産業廃棄物の総排出量の中でクーラントの廃液処理量が多かったので、今後の集計で減少が楽しみ。

<SDGsの観点から導入した企業>
・当社のGHG排出量の減少は、資源を無駄無く最後まで使い切ることだと考えているので成果に期待している。 
 
  • 【まとめ】beaconの透明性へのこだわりが現場にもたらす変化
■手間を減らす
beaconの開発でこだわったのは「クーラントの希釈作業の手間を無くすこと」。切削加工現場の無駄を無くすために重要なポイントとなります。「透明に溶ける」ということは「水への分散性に富む」ということです。そのためには水への投入時、沈殿や浮遊をさせないようにするというのが必須となります。透明に溶ければタンク内のクーラントの質は高まり、きれいが持続します。きれいが持続すれば交換の回数も減らすことができ、汚れ作業を伴う劣化時の交換を大きく減らすことができます。

■見える化する
透明クーラントの清浄性により性状計測値の信頼性が向上しますので、クーラントが液体センサとなります。透明であることで、まさにクーラントの状態を示すセンサーとしてビーコンが機能するのです。

■作業環境の快適性を維持する
クーラントの腐敗がなく、油特有の嫌な臭いがないということで作業環境は大きく改善されます。
エマルジョンが漏れ落ちた時の汚れは切削現場環境のイメージを悪くしていました。透明であることで、床も作業
着も汚れや嫌な臭いが減り、作業者も我慢しなくてよくなるのです。透明でサラサラしたクーラントは作業者の
切削切粉による金属アレルギーも予防できます。

■環境負荷を減らす
切削加工で循環使用する上で、クーラント以外の系路から混入してくる他油を分離できるとクーラントの清浄性が維持できます。他油を分離する清浄なクーラントは微生物劣化を防止することができます。劣化を防ぎ使用可能時間が持続することで年間の廃棄物も減少します。beacon(ビーコン)は切削現場でのGHG排出量を廃棄物処理量の減少で削減します。私たちのSDGsは、切削油剤の使用量を減らすことから始めます。

beaconは、あなたの手間を減らします。
beaconは、あなたの現場環境を快適にします。
beaconは、あなたの会社の環境負荷を低減させます。
beaconは、あなたの現場を見える化します。
「持続する透明切削油剤beacon」



■先進的な取り組みとしてbeacon(ビーコン)を導入し、SDGs活動の一環としてレポート公開にご協力いただいた
  企業様
エイベックス株式会社様
蒲郡製作所株式会社様
高須工業株式会社様
株式会社中村鉄工所様
他導入企業様

■SDGs(エスディージーズ 英語: Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)
SDGsは、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標。
持続可能な開発のために必要不可欠な、向こう15年間の新たな行動計画として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年9月25日の国連総会で採択された。この中で、持続可能な開発目標(SDGs) として17の世界的目標と169の達成基準が示された。

■会社概要
ユカワ化工油株式会社
代表者:代表取締役 川澄薫
所在地:愛知県岡崎市大幡町東方便野74
会社URL https://www.yukawa.co.jp
beaconサイト https://www.beaconf.jp

ユカワ化工油株式会社は2021年に創業51年を迎える。現場主義をモットーに製品のご提供と問題解決のお手伝いを行ってきました。
beacon(ビーコン)の設計デザインは、2004年の油剤業界では初となる、クーラント遠隔監視システム構築で得られたデータによります。性状変化の少ない耐久性の高い切削油剤を開発し、切削油剤をセンサーとして活用して、液管理の簡素化、トラブル予防、廃棄物の減量化など現場での様々な課題を改善できる新製品とサービスの提供を実現しました。
beaconは、お客様と一緒に切削現場でSDGsのアクションを起動させます。

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こちらのフォームからお願い致します。
https://www.beaconf.jp

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会社概要

ユカワ化工油株式会社

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URL
https://www.yukawa.co.jp
業種
製造業
本社所在地
愛知県岡崎市秦梨町 渕脇22番地9
電話番号
0564-48-2132
代表者名
川澄 薫
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1971年08月
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