社外の人とのオンライン会議、不信感を感じる瞬間2位「音声が聞き取りづらい」を抑え、1位となったのは?
〜91.6%のビジネスパーソンが、今後オンラインツールを使いこなせていない人との取引は「躊躇」の声も、コロナ禍以降のデキるビジネスパーソンの必須スキルに〜
一般社団法人オンラインコミュニケーション協会(本社:東京都千代田、代表理事:初谷 純)は、週に3回以上、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行っているビジネスパーソン111名を対象に、「社外の人(取引先や商談相手)とのコミュニケーション」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査サマリー
調査概要:「社外の人(取引先や商談相手)とのコミュニケーション」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月20日〜同年1月22日
有効回答:週に3回以上、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行っているビジネスパーソン111名
■85.6%が、社外の人とのオンライン会議で、相手に「不満」「不信感」を感じた経験あり
「Q1.あなたは、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行う中で、相手に対して不満に感じたり、不信感を感じた経験はありますか。」(n=111)と質問したところ、「よくある」が40.6%、「たまにある」が45.0%という回答となりました。
・たまにある:45.0%
・あまりない:8.1%
・全くない:4.5%
・わからない/答えられない:1.8%
■不満や不信感を感じた場面、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%
「Q2.Q1で「よくある」「たまにある」と回答した方にお聞きします。
どのような場面で不満や不信感を感じたか、教えてください。(複数回答)」(n=95)と質問したところ、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%、「電波が悪く画面や音声が乱れている」が42.1%という回答となりました。
・外部音が入っていて音声が聞き取りづらい:47.4%
・電波が悪く画面や音声が乱れている:42.1%
・ビデオオフで感情がわかりづらい:42.1%
・こちらの発言に対してリアクションがわかりづらい:35.8%
・マイクをミュートにされていて相槌がない:32.6%
・会議が長引く:28.4%
・その他:4.2%
・わからない/答えられない:0.0%
■91.6%のビジネスパーソンが、今後「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」と回答
「Q3.Q1で「よくある」「たまにある」と回答した方にお聞きします。
あなたは、今後社外の人とやりとりをする上で、オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇しますか。」(n=95)と質問したところ、「かなりそう思う」が40.0%、「ややそう思う」が51.6%という回答となりました。
・ややそう思う:51.6%
・あまりそう思わない:8.4%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■取引を躊躇する理由、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%で最多
「Q4.Q3で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。
オンラインコミュニケーションツールを使いこなせない人との取引を躊躇する理由を教えてください。(複数回答)」(n=87)と質問したところ、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%、「やりとりする中で不便・不満を感じる場面がありそうだから」が44.8%、「操作がもたついていると、こちらの時間が奪われるから」が44.8%という回答となりました。
・やりとりする中で不便・不満を感じる場面がありそうだから:44.8%
・操作がもたついていると、こちらの時間が奪われるから:44.8%
・他の仕事もデキない人に感じるから:35.6%
・ミスコミュニケーションが起きそうだから:28.7%
・今後、オンラインでのやり取りを中心にしたいと思っているから:24.1%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■今後の社外の人とのコミュニケーションは、58.6%が「オンラインと対面の使い分け」を希望
「Q5.あなたは、今後社外の人とコミュニケーションを行う際に「オンラインのみ」「対面のみ」「オンラインと対面の使い分け」のうち、どの方法でやり取りしていきたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「オンラインと対面の使い分け」が58.6%、「オンラインのみ」が27.0%という回答となりました。
・対面のみ:13.5%
・オンラインと対面の使い分け:58.6%
・わからない/答えられない:0.9%
■オンラインのみを希望する理由、「移動時間がなくて済む」や「コロナ対策のため」など
「Q6.Q5で「オンラインのみ」と回答した方にお聞きします。
オンラインのみでコミュニケーションを行っていきたい理由を教えてください。(自由回答)」(n=30)と質問したところ、「移動時間がなくて済む」や「コロナ対策のため」など12の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・47歳:移動時間がなくて済む。オンラインの方がお互いに合理的だと思う。
・32歳:時間が節約できるから。
・41歳:コロナ対策のため。
・45歳:便利だから。
■対面のみを希望する理由、「顔の見える関係が良い」や「しっかりミーティングできる」など
「Q7.Q5で「対面のみ」と回答した方にお聞きします。
対面のみでコミュニケーションを行っていきたい理由を教えてください。(自由回答)」(n=15)と質問したところ、「顔の見える関係が良い」や「しっかりミーティングできる」など8の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:顔の見える関係が良いから。
・31歳:表情がわかる。
・40歳:しっかりミーティングできるため。
■オンラインと対面の使い分けを希望する理由、「一長一短があるから、状況に応じて使い分ける」の声多数
「Q8.Q5で「オンラインと対面の使い分け」と回答した方にお聞きします。
オンラインと対面の使い分けて、コミュニケーションを行っていきたい理由を教えてください。(自由回答)」(n=65)と質問したところ、「一長一短があるから、状況に応じて使い分ける」や「重要な場合は対面の方がいいと思う」など50の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・44歳:一長一短があるから、状況に応じて使い分ける。
・47歳:重要な場合は対面の方がいいと思うから。
・40歳:基本はオンラインで問題ないが、実際のサンプルや色を見ながら議論したい時には対面にしたいから。
・43歳:対面は移動時間の短縮ができ、オンラインは会議が手短に終わる。
・47歳:オンラインでも不自由なくミーティングを進行できるが、場合によっては相手の顔を見たいときもある。
両方のよいところを活用したい。
・46歳:ビジネスにおいて付き合いは重要なので、オンラインばかりでは商売にならない。
・48歳:相手や内容によって、ミスコミュニケーションを防ぐために対面の方がいいと思う。
■90.1%が、今後”デキる”ビジネスパーソンの必須条件は、「オンラインコミュニケーションに関するリテラシー」と回答
「Q9.今後、”デキる”ビジネスパーソンの条件として、オンラインコミュニケーションに関するリテラシーは必須になってくると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が42.4%、「ややそう思う」が47.7%という回答となりました。
・ややそう思う:47.7%
・あまりそう思わない:6.3%
・全くそう思わない:2.7%
・わからない:0.9%
■「パフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須」などの意見多数
「Q10.Q9で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。そう思う理由を教えてください。(自由回答)」(n=100)と質問したところ、「場所が重要では無くパフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須」や「知識を駆使しないと仕事ができないと思う」など62の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・47歳:場所が重要では無くパフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須。
・47歳:知識を駆使しないと仕事ができないと思うから。
・40歳:自由な働き方が主流になった現代に於いて最低限のマナーだと思うから。
・47歳:限られた時間内に会議を済ますためには、ある程度のリテラシーがないと会議が上手くできないから。
・47歳:今後のビジネスで、海外とのやりとりも含めてオンライン会議の重要性は増していくから。
・46歳:コロナ禍をきっかけに、完全にオンラインが主流になりつつあるから。
・43歳:いかに情報を伝え、コミュニケーションが取れるかが大事になってくると思う。
・25歳:デジタルを使いこなせないと置いていかれる環境になると思うから。
■まとめ
今回は、週に3回以上、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行っているビジネスパーソン111名を対象に、「社外の人(取引先や商談相手)とのコミュニケーション」に関する実態調査を行いました。
まず、社外の人とオンライン会議を行う際に、85.6%のビジネスパーソンが、相手に「不満・不信感」を感じた経験があることが判明しました。不満や不信感を感じた場面については、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%という結果となりました。
尚、91.6%のビジネスパーソンが、「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」と回答しており、取引を躊躇する理由として、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%で最多の結果となりました。
また、今後の社外の人とのコミュニケーションについて、58.6%が「オンラインと対面の使い分けを希望する」と回答しました。その理由については、「一長一短があるから、状況に応じて使い分ける」という意見が多く、他にも「基本はオンラインで、実際のサンプルや色を見ながら議論したい時には対面にしたい」や、「重要な場合は対面の方がいいと思う」などが挙がりました。一方で、「オンラインのみ」を希望すると回答した方に、その理由について伺ったところ、「移動時間がなくて済む」や「コロナ対策のため」などの理由が挙がりました。反対に、「対面のみ」を希望すると回答した方の理由については、「顔の見える関係が良い」や「しっかりミーティングできる」などの理由が挙がりました。
上記を踏まえ、「今後のデキるビジネスパーソンの必須条件」について伺ったところ、90.1%が「オンラインコミュニケーションに関するリテラシー」と回答しました。その理由としては、「知識を駆使しないと仕事ができないと思う」や「パフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須」などの意見が多数挙がりました。
今回の調査では、オンラインコミュニケーションが主流となった今、リテラシーが低いことが相手への不満や不信感に直結してしまうという事実が明らかとなりました。優秀なビジネスパーソンとして認識されるためには、円滑にオンラインコミュニケーションを遂行する能力が必須です。オンラインコミュニケーションの悩みや課題を抱えている場合は、自社で解決を試みることも大切ですが、社外から専門家のサポートを得ることが、時代に取り残されることなく、できるビジネスパーソンの育成、できる組織の構築に繋がると言えるでしょう。
■一般社団法人オンラインコミュニケーション協会 代表理事 初谷純からのコメント
特に取引先や商談相手といった社外の人とオンライン会議(ZoomやTeams等)をする際には、ツール活用のリテラシーそのものが信頼感に影響があることが分かりました。
91.6%のビジネスパーソンが、「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」という結果は、私たちとしても予想以上な衝撃的な結果でした。
この背景には、リモートワークをはじめとする働き方の多様化が進み、ZoomやTeams等を使った新たなコミュニケーションスタイルが定着してきていることも影響しています。
恐らく日本国内でオンライン会議が広まりだした直後の2020年にこの調査を実施していれば、ここまで極端な調査結果にはならなかったと思います。
コロナ禍が続き、オンラインコミュニケーションがスタンダードになった2022年現在に出たこの調査結果は、これからのビジネスパーソンは「ただツールを使うだけ」のフェーズから「使いこなす」のフェーズに移行しなければならないことを示しています。
例えるなら、ExcelやPowerPointといったツールを使うこと自体は誰でもできるが、そこにはExcelやPowerPointが得意な人、苦手な人という両者がいます。
ZoomやTeams等のオンライン会議ツールもそれと同じで、使うこと自体は誰でも手軽にできます。
しかし、その先の“相手の信頼感を得る使い方”や“ビジネスを円滑に進める使い方”ができているビジネスパーソン(つまり得意と言える人)はまだまだ少ないのではないでしょうか。
オンライン会議ツールの環境設定等の基本的なことはもちろん、オンライン上での会話の進め方、意思疎通の方法等、必要となるスキルもこれまでの対面の時代とは大きく異なります。
オンライン上でのコミュニケーションをスマートに進めるためには、対面との違いを理解し、オンライン上ならではのコミュニケーション術や、より効率的、効果的な使い方を学んでいく必要があります。
これから先、オンラインコミュニケーション会議やチャットがなくなることはないでしょう。
「自分は出来ている」という思い込みや「多少、ぎこちなくても仕方ない」といった諦めが、ビジネスの成功を妨げることになります。
今回の調査結果で言うならば「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」ことになります。
我々ビジネスパーソンが目指さなければいけないのは、この反対で「オンラインコミュニケーションツールを使いこなしているから〇〇さんに仕事を依頼しよう」という姿です。
まだまだ発展途上だからこそ、チャンスがあります。“これから学び、改善していくもの”という前向きな気持ちをもっていただければと思います。
■一般社団法人オンラインコミュニケーション協会の取組み
・オンライン会議術研修
・画面越しのコミュニケーション術研修
・スマートテレワーク術研修
・オンラインマナー研修 その他
https://onlinecommunication.jp/training/
これまでに263件を超える法人企業、公共団体向けのオンラインツール活用の支援実績から導き出された、オンライン会議で生産性を落とさない方法や、画面越しのコミュニケーションにおけるテクニックなど、ビジネスを加速させるための学びを提供いたします。
■法人概要
法人名 :一般社団法人オンラインコミュニケーション協会
(Online Communication Association)
代表理事:初谷 純
住所 :〒102-0083 東京都千代田区麹町4-1-4 西脇ビル
事業内容:
(1) オンラインコミュニケーションに関する調査及び研究
(2) オンラインコミュニケーションに関する学習教材の制作、販売
(3) オンラインコミュニケーションに関する研修、セミナーの実施
(4) 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
HP :https://onlinecommunication.jp
■調査サマリー
■調査概要
調査概要:「社外の人(取引先や商談相手)とのコミュニケーション」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月20日〜同年1月22日
有効回答:週に3回以上、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行っているビジネスパーソン111名
■85.6%が、社外の人とのオンライン会議で、相手に「不満」「不信感」を感じた経験あり
「Q1.あなたは、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行う中で、相手に対して不満に感じたり、不信感を感じた経験はありますか。」(n=111)と質問したところ、「よくある」が40.6%、「たまにある」が45.0%という回答となりました。
・よくある:40.6%
・たまにある:45.0%
・あまりない:8.1%
・全くない:4.5%
・わからない/答えられない:1.8%
■不満や不信感を感じた場面、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%
「Q2.Q1で「よくある」「たまにある」と回答した方にお聞きします。
どのような場面で不満や不信感を感じたか、教えてください。(複数回答)」(n=95)と質問したところ、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%、「電波が悪く画面や音声が乱れている」が42.1%という回答となりました。
・画面や資料の共有に手間取っている:63.2%
・外部音が入っていて音声が聞き取りづらい:47.4%
・電波が悪く画面や音声が乱れている:42.1%
・ビデオオフで感情がわかりづらい:42.1%
・こちらの発言に対してリアクションがわかりづらい:35.8%
・マイクをミュートにされていて相槌がない:32.6%
・会議が長引く:28.4%
・その他:4.2%
・わからない/答えられない:0.0%
■91.6%のビジネスパーソンが、今後「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」と回答
「Q3.Q1で「よくある」「たまにある」と回答した方にお聞きします。
あなたは、今後社外の人とやりとりをする上で、オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇しますか。」(n=95)と質問したところ、「かなりそう思う」が40.0%、「ややそう思う」が51.6%という回答となりました。
・かなりそう思う:40.0%
・ややそう思う:51.6%
・あまりそう思わない:8.4%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■取引を躊躇する理由、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%で最多
「Q4.Q3で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。
オンラインコミュニケーションツールを使いこなせない人との取引を躊躇する理由を教えてください。(複数回答)」(n=87)と質問したところ、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%、「やりとりする中で不便・不満を感じる場面がありそうだから」が44.8%、「操作がもたついていると、こちらの時間が奪われるから」が44.8%という回答となりました。
・時代の流れに対応できない人に感じるから:70.1%
・やりとりする中で不便・不満を感じる場面がありそうだから:44.8%
・操作がもたついていると、こちらの時間が奪われるから:44.8%
・他の仕事もデキない人に感じるから:35.6%
・ミスコミュニケーションが起きそうだから:28.7%
・今後、オンラインでのやり取りを中心にしたいと思っているから:24.1%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■今後の社外の人とのコミュニケーションは、58.6%が「オンラインと対面の使い分け」を希望
「Q5.あなたは、今後社外の人とコミュニケーションを行う際に「オンラインのみ」「対面のみ」「オンラインと対面の使い分け」のうち、どの方法でやり取りしていきたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「オンラインと対面の使い分け」が58.6%、「オンラインのみ」が27.0%という回答となりました。
・オンラインのみ:27.0%
・対面のみ:13.5%
・オンラインと対面の使い分け:58.6%
・わからない/答えられない:0.9%
■オンラインのみを希望する理由、「移動時間がなくて済む」や「コロナ対策のため」など
「Q6.Q5で「オンラインのみ」と回答した方にお聞きします。
オンラインのみでコミュニケーションを行っていきたい理由を教えてください。(自由回答)」(n=30)と質問したところ、「移動時間がなくて済む」や「コロナ対策のため」など12の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・47歳:移動時間がなくて済む。オンラインの方がお互いに合理的だと思う。
・32歳:時間が節約できるから。
・41歳:コロナ対策のため。
・45歳:便利だから。
■対面のみを希望する理由、「顔の見える関係が良い」や「しっかりミーティングできる」など
「Q7.Q5で「対面のみ」と回答した方にお聞きします。
対面のみでコミュニケーションを行っていきたい理由を教えてください。(自由回答)」(n=15)と質問したところ、「顔の見える関係が良い」や「しっかりミーティングできる」など8の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:顔の見える関係が良いから。
・31歳:表情がわかる。
・40歳:しっかりミーティングできるため。
■オンラインと対面の使い分けを希望する理由、「一長一短があるから、状況に応じて使い分ける」の声多数
「Q8.Q5で「オンラインと対面の使い分け」と回答した方にお聞きします。
オンラインと対面の使い分けて、コミュニケーションを行っていきたい理由を教えてください。(自由回答)」(n=65)と質問したところ、「一長一短があるから、状況に応じて使い分ける」や「重要な場合は対面の方がいいと思う」など50の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・44歳:一長一短があるから、状況に応じて使い分ける。
・47歳:重要な場合は対面の方がいいと思うから。
・40歳:基本はオンラインで問題ないが、実際のサンプルや色を見ながら議論したい時には対面にしたいから。
・43歳:対面は移動時間の短縮ができ、オンラインは会議が手短に終わる。
・47歳:オンラインでも不自由なくミーティングを進行できるが、場合によっては相手の顔を見たいときもある。
両方のよいところを活用したい。
・46歳:ビジネスにおいて付き合いは重要なので、オンラインばかりでは商売にならない。
・48歳:相手や内容によって、ミスコミュニケーションを防ぐために対面の方がいいと思う。
■90.1%が、今後”デキる”ビジネスパーソンの必須条件は、「オンラインコミュニケーションに関するリテラシー」と回答
「Q9.今後、”デキる”ビジネスパーソンの条件として、オンラインコミュニケーションに関するリテラシーは必須になってくると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が42.4%、「ややそう思う」が47.7%という回答となりました。
・非常にそう思う:42.4%
・ややそう思う:47.7%
・あまりそう思わない:6.3%
・全くそう思わない:2.7%
・わからない:0.9%
■「パフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須」などの意見多数
「Q10.Q9で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。そう思う理由を教えてください。(自由回答)」(n=100)と質問したところ、「場所が重要では無くパフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須」や「知識を駆使しないと仕事ができないと思う」など62の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・47歳:場所が重要では無くパフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須。
・47歳:知識を駆使しないと仕事ができないと思うから。
・40歳:自由な働き方が主流になった現代に於いて最低限のマナーだと思うから。
・47歳:限られた時間内に会議を済ますためには、ある程度のリテラシーがないと会議が上手くできないから。
・47歳:今後のビジネスで、海外とのやりとりも含めてオンライン会議の重要性は増していくから。
・46歳:コロナ禍をきっかけに、完全にオンラインが主流になりつつあるから。
・43歳:いかに情報を伝え、コミュニケーションが取れるかが大事になってくると思う。
・25歳:デジタルを使いこなせないと置いていかれる環境になると思うから。
■まとめ
今回は、週に3回以上、社外の人(取引先や商談相手など)とオンライン会議を行っているビジネスパーソン111名を対象に、「社外の人(取引先や商談相手)とのコミュニケーション」に関する実態調査を行いました。
まず、社外の人とオンライン会議を行う際に、85.6%のビジネスパーソンが、相手に「不満・不信感」を感じた経験があることが判明しました。不満や不信感を感じた場面については、「画面や資料の共有に手間取っている」が63.2%、「外部音が入っていて音声が聞き取りづらい」が47.4%という結果となりました。
尚、91.6%のビジネスパーソンが、「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」と回答しており、取引を躊躇する理由として、「時代の流れに対応できない人に感じるから」が70.1%で最多の結果となりました。
また、今後の社外の人とのコミュニケーションについて、58.6%が「オンラインと対面の使い分けを希望する」と回答しました。その理由については、「一長一短があるから、状況に応じて使い分ける」という意見が多く、他にも「基本はオンラインで、実際のサンプルや色を見ながら議論したい時には対面にしたい」や、「重要な場合は対面の方がいいと思う」などが挙がりました。一方で、「オンラインのみ」を希望すると回答した方に、その理由について伺ったところ、「移動時間がなくて済む」や「コロナ対策のため」などの理由が挙がりました。反対に、「対面のみ」を希望すると回答した方の理由については、「顔の見える関係が良い」や「しっかりミーティングできる」などの理由が挙がりました。
上記を踏まえ、「今後のデキるビジネスパーソンの必須条件」について伺ったところ、90.1%が「オンラインコミュニケーションに関するリテラシー」と回答しました。その理由としては、「知識を駆使しないと仕事ができないと思う」や「パフォーマンスを出すために、オンラインコミュニケーションツールを自在に使える事は必須」などの意見が多数挙がりました。
今回の調査では、オンラインコミュニケーションが主流となった今、リテラシーが低いことが相手への不満や不信感に直結してしまうという事実が明らかとなりました。優秀なビジネスパーソンとして認識されるためには、円滑にオンラインコミュニケーションを遂行する能力が必須です。オンラインコミュニケーションの悩みや課題を抱えている場合は、自社で解決を試みることも大切ですが、社外から専門家のサポートを得ることが、時代に取り残されることなく、できるビジネスパーソンの育成、できる組織の構築に繋がると言えるでしょう。
■一般社団法人オンラインコミュニケーション協会 代表理事 初谷純からのコメント
今回の調査からはビジネスパーソンのオンラインツール活用に関する実態が明らかになりました。
特に取引先や商談相手といった社外の人とオンライン会議(ZoomやTeams等)をする際には、ツール活用のリテラシーそのものが信頼感に影響があることが分かりました。
91.6%のビジネスパーソンが、「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」という結果は、私たちとしても予想以上な衝撃的な結果でした。
この背景には、リモートワークをはじめとする働き方の多様化が進み、ZoomやTeams等を使った新たなコミュニケーションスタイルが定着してきていることも影響しています。
恐らく日本国内でオンライン会議が広まりだした直後の2020年にこの調査を実施していれば、ここまで極端な調査結果にはならなかったと思います。
コロナ禍が続き、オンラインコミュニケーションがスタンダードになった2022年現在に出たこの調査結果は、これからのビジネスパーソンは「ただツールを使うだけ」のフェーズから「使いこなす」のフェーズに移行しなければならないことを示しています。
例えるなら、ExcelやPowerPointといったツールを使うこと自体は誰でもできるが、そこにはExcelやPowerPointが得意な人、苦手な人という両者がいます。
ZoomやTeams等のオンライン会議ツールもそれと同じで、使うこと自体は誰でも手軽にできます。
しかし、その先の“相手の信頼感を得る使い方”や“ビジネスを円滑に進める使い方”ができているビジネスパーソン(つまり得意と言える人)はまだまだ少ないのではないでしょうか。
オンライン会議ツールの環境設定等の基本的なことはもちろん、オンライン上での会話の進め方、意思疎通の方法等、必要となるスキルもこれまでの対面の時代とは大きく異なります。
オンライン上でのコミュニケーションをスマートに進めるためには、対面との違いを理解し、オンライン上ならではのコミュニケーション術や、より効率的、効果的な使い方を学んでいく必要があります。
これから先、オンラインコミュニケーション会議やチャットがなくなることはないでしょう。
「自分は出来ている」という思い込みや「多少、ぎこちなくても仕方ない」といった諦めが、ビジネスの成功を妨げることになります。
今回の調査結果で言うならば「オンラインコミュニケーションツールを使いこなせていない人との取引を躊躇する」ことになります。
我々ビジネスパーソンが目指さなければいけないのは、この反対で「オンラインコミュニケーションツールを使いこなしているから〇〇さんに仕事を依頼しよう」という姿です。
まだまだ発展途上だからこそ、チャンスがあります。“これから学び、改善していくもの”という前向きな気持ちをもっていただければと思います。
■一般社団法人オンラインコミュニケーション協会の取組み
一般社団法人オンラインコミュニケーション協会では、テレワークを導入、推進する法人企業、公共団体向けに、画面越しでのコミュニケーションを円滑に進められるよう、下記の学習コンテンツを提供しております。
・オンライン会議術研修
・画面越しのコミュニケーション術研修
・スマートテレワーク術研修
・オンラインマナー研修 その他
https://onlinecommunication.jp/training/
これまでに263件を超える法人企業、公共団体向けのオンラインツール活用の支援実績から導き出された、オンライン会議で生産性を落とさない方法や、画面越しのコミュニケーションにおけるテクニックなど、ビジネスを加速させるための学びを提供いたします。
■法人概要
法人名 :一般社団法人オンラインコミュニケーション協会
(Online Communication Association)
代表理事:初谷 純
住所 :〒102-0083 東京都千代田区麹町4-1-4 西脇ビル
事業内容:
(1) オンラインコミュニケーションに関する調査及び研究
(2) オンラインコミュニケーションに関する学習教材の制作、販売
(3) オンラインコミュニケーションに関する研修、セミナーの実施
(4) 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
HP :https://onlinecommunication.jp
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