若者・初心者向けの狂言会『ふらっと狂言会♭4』10月20日(日)に国立能楽堂にて開催決定!本日8月20日(火)より、各プレイガイドにてチケット発売開始
27歳の狂言師・6世 野村万之丞が主宰し、20~30代が客層の4割を占める狂言会『ふらっと』初となる、ロビーに狂言の道具と装束を用いたフォトスポットを設置
株式会社萬狂言は、日本の伝統芸能である狂言に普段馴染みのない方々や若い人達に、“ふらっと”気軽に観にきて楽しんでもらうため、野村万蔵家の若手狂言師の三兄弟、野村万之丞、拳之介、眞之介を中心に、10月20日(日)11時より国立能楽堂にて『ふらっと狂言会♭4』を開催します。チケットは、本日8月20日(火)よりチケットぴあ、イープラス、萬狂言にて発売を開始します。
狂言とは、室町時代から令和まで続く日本の伝統芸能です。お堅いイメージがあると思いますが、今で言うコントに近い、笑いの要素がメインで気軽に楽しむことが出来る舞台演劇です。
27歳の狂言師・6世 野村万之丞が主宰する『ふらっと狂言会』は、萬狂言に所属する若手狂言師によって半年に一度開催される狂言会で、今回で四回目を迎えます。『ふらっと狂言会』では、若者や狂言初心者にも気軽に狂言を楽しんでいただくため、入場料は通常の狂言会より安い二千円(29歳以下)に設定しています。
価格以外の面では、公演の最初には万之丞ほかによる演目解説コーナーを実施。若者や初心者にも分かりやすい言葉選び、雰囲気で、毎回お客様の笑い声が聞こえる楽しい導入の時間となっています。公演の最後には万之丞・拳之介・眞之介の野村万蔵家三兄弟がお客様からのご質問にお答えする「三兄弟トーク」や、終演後にはロビーでのお客様との写真撮影の時間を設けています。このような取り組みを通して、狂言師も同じ時代を生きる若者であると感じていただければ幸いです。
また、本公演のために漫画家・東村アキコ先生に描き下ろしていただいた『ふらっと狂言会』出演メンバーのイラストを使用した記念撮影用パネルをロビーに設置し、フォトスポットとして人気を博しています。第三回からは本公演オリジナルとなる、ステッカーを製作し販売も行っています。
また、ロビーでは、実際に狂言で使用されている道具を展示します。披露される二つの演目『因幡堂(いなばどう)』『樋の酒(ひのさけ)』はいずれも「お酒」がテーマであることに因み、お酒にまつわる展示を予定しています。道具は実際に触っていただくことも可能で、当日の演目に出てくるお酒を注ぐシーン、お酒を吞むシーンを模した形で記念写真を撮影いただけます。
チケットは本日8月20日(火)よりチケットぴあ、イープラス、萬狂言で発売を開始します。これまで狂言に触れたことがない方も、国立能楽堂でお待ちしております。
■『ふらっと狂言会』とは
日本の伝統芸能である狂言に普段馴染みのない方々や若い人達に、“ふらっと”気軽に観にきて楽しんでもらうため、野村万蔵家の若手狂言師の三兄弟、野村万之丞、拳之介、眞之介を中心に開催している、敷居もフラットな新しい狂言会です。
東村アキコ先生のイラストによるポップなチラシやフォトスポット、オリジナルステッカーの配布など、狂言以外にも楽しめるポイントを盛り込んでいます。
他にも、狂言師を身近に感じてもらうため、お客様の質問に答えながら兄弟がフランクに話す「三兄弟トーク」や終演後の写真撮影タイムも実施しています。
●ふらっと狂言会 ♭4
10月20日(日)11時開演 於:国立能楽堂
【番組】
解説 野村万之丞、小笠原弘晃
狂言「因幡堂」 野村万之丞、石井康太
狂言「樋の酒」 河野佑紀、野村拳之介、野村眞之介
「三兄弟トーク」 野村万之丞、野村拳之介、野村眞之介
【チケット】
8月20日(火)一般発売
一般 3,000円/Uー29 2,000円(29歳以下)
※表示は税込価格 ※全自由席 ※入場は5歳以上
■演目紹介
今回の試みとして、公演自体に一貫性のあるテーマを設けています。今回披露する演目は、狂言ではよくある「お酒」がテーマとなっている二本です。
狂言は日常の中の人の失敗や人間らしさを描く喜劇ですが、中でもお酒にまつわる話が多くあります。お酒を呑んで面白おかしくしているところを楽しんでいただけたらと思います。
●『因幡堂』いなばどう
大酒飲みの妻を持つ夫は、妻が里帰りをしている間に離縁状を送り、自分は新しい良い妻を授かろうと因幡堂で祈願をする。そこで「西門に立つ女を妻にするように」お告げがあり、喜んで西門へ向かい、頭から着物を被った新しい妻を家に連れて帰る。祝言の盃をかわし、被きを取ろうとすると……。
●『樋の酒』ひのさけ
主人は出かける用事ができ、家来の太郎冠者には米蔵を、次郎冠者には酒蔵の番をするように言いつける。二人の家来は蔵の窓越しに話をするなどしていたが、ふと気付くと次郎冠者が酒蔵の酒を飲み始める。うらやましがる太郎冠者に何とか酒を飲ませたいと次郎冠者が思いついたアイディアとは。
■主宰・6世 野村万之丞 コメント
今回は四回目ということで、新たに演目にテーマを持たせ、お酒にまつわるものを選びました。実際の狂言の道具や装束に触れられる滅多にないフォトスポットを用意するので、お酒を飲む狂言の登場人物になりきってもらえたらと思います。
今回も、若者や初心者の方の笑顔が絶えない公演を作り、過去公演を超えていけるようなバージョンアップをしていきますのでお楽しみに!
■主宰・6世 野村万之丞 プロフィール
1996年生まれ。9世野村万蔵(まんぞう)の長男。祖父の野村萬(まん)(人間国宝)及び父万蔵に師事。2017年六世万之丞を襲名。本名虎之介。3歳の時「靭(うつぼ)猿(ざる)」にて初舞台。これまで「三番叟(さんばそう)」「釣(つり)狐(ぎつね)」「金岡(かなおか)」など大曲を披(ひら)く(初演する)。全国各地にて小中高生向けの狂言鑑賞教室やワークショップも積極的に行なうほか、海外公演にも数多く参加。また、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」に明治天皇役で出演するなど幅広く活動。専門学校舞台芸術学院講師、桜美林大学・日本体育大学講師。能楽協会会員。
■株式会社萬狂言とは
2011年法人設立。九世野村万蔵が代表をつとめる。狂言野村万蔵家一門〈萬狂言〉の公演制作および全国の小中学校での狂言鑑賞教室やワークショップ、狂言講師派遣など、狂言の普及発展を目的とする。
【会社概要】
社名:株式会社萬狂言
本社所在地:〒170-0013
東京都豊島区東池袋5-7-4 マーブル東池袋7階
代表取締役:野村万蔵
公式サイト::https://yorozukyogen.jp
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