“見せる工場”全国会議「第4回 オープンファクトリーサミット」オンライン開催に 過去最多の全国18団体60名が集結
DX時代におけるモノづくりに対応したハイブリッドな魅力発信に熱い議論
今年で4年目を迎えた見せる工場のための全国会議“オープンファクトリーサミット”(事務局住所:埼玉県久喜市、代表:松浦広展)が12月3日(金)、オンラインにて開催され、全国のオープンファクトリーから過去最多となる18団体60名が集結しました。
■全国会議の開催経緯とコロナ禍での課題
オープンファクトリーとは、ふだん見ることのできないモノづくりの現場を公開し、その魅力や醍醐味を体験してもらう地域ぐるみの取り組みです。全国30以上の地域に広がってきましたが、コロナ禍の影響で、開催を中止する地域が数多く出ています。サミットは各地のオープンファクトリー関係者が互いの知見や課題を共有し、レベルアップを図る目的で、2018年から毎年一回開催されてきましたが、昨年からは特に「オンラインの活用」が必要不可欠な議題となっています。
■第4回オープンファクトリーサミットの内容と成果
そこで、本年のサミットでは、「オープンファクトリーにおけるオンラインの価値、リアルの価値」をテーマに掲げ、実践セミナー・事例発表・ディスカッションの3部構成で熱のこもった情報交換が行われました。
実践セミナーでは、製造業の情報発信デジタル化で数多くの実績を持つパイオニア、(株)デジタルベリー(埼玉県さいたま市)から、Webの強みを最大限に活かしたモノづくりの魅力発信最前線として、DX時代における製造業デジタル化の最新事情が具体的な事例とともに紹介され、事例発表では、ハイブリッド運営で注目される2つの取組、「ADW旭川デザインウィーク」(北海道旭川市)と「こもガク」(三重県菰野町)の主催者から、オープンファクトリーの経緯や目的、運営団体の体制や特徴、コロナ禍における課題とオンライン活用を含む新たな挑戦について、開催風景のスライドを交えながら示唆に富んだ実践をわかりやすくお話しいただきました。
最後のディスカッションでは、参加者全員が3グループに分かれ、「オンラインの価値」「リアルの価値」「オープンファクトリーの理想形」について議論と各グループからの発表が行われ、地域や立場を超えた交流の機会となりました。
サミットの参加者は、北は北海道から南は愛媛県まで12都道府県から18団体のオープンファクトリー関係者の他、商工・産業分野の官民支援機関、中小企業を研究する大学関係者など、総勢60名が集結し、過去4回のサミットで最多の人数となっています。会の最後には、参加者全員による宣言文が読み上げられ、今後のオープンファクトリーは、オンラインとリアルの最適な組み合わせにより、デジタル化時代におけるモノづくりの理想を追求することを誓い合い、盛況のうちに閉会しました。
■プログラム詳細
【名 称】第4回 オープンファクトリーサミット
【日 時】12月3日(金) 15:30~18:30 (受付15:00)
【場 所】完全オンライン(ZOOM使用)での開催
【テーマ】「オープンファクトリーにおけるオンラインの価値、リアルの価値」
【内 容】□ご挨拶 元経済産業副大臣/牧原 秀樹氏
第1部 15:40~16:20
□実践セミナー「WEB×DXによるモノづくりの魅力発信“最前線”」
・(株)デジタルベリー(「製造業ドットコム」を運営) https://www.d-berry.jp/
代表取締役/赤羽根 康男氏、執行役員/谷本 浩子氏
第2部 16:30~17:10
□オープンファクトリー事例発表
・旭川デザインウィーク (北海道旭川市) https://adwhokkaido.com/
旭川家具工業協同組合 代表理事/藤田 哲也氏
・こもガク (三重県三重郡菰野町) https://komogaku.jp/
こもガク実行委員長/黒田 裕次氏
第3部 17:20~18:30
□参加者グループディスカッション ~ 意見共有 ~ サミット宣言
【主 催】オープンファクトリーサミット事務局
代表:松浦 広展、副代表:佐藤 恵吉
アドバイザー:小林 美穂、越智 隆史、齊藤 哲也
サポーター:田中 由佳子、山口 将門、亀中 理恵子
【協 賛】(株)デジタルベリー、(株)godai
【後 援】経済産業省
【URL】https://open-factory-summit.jimdofree.com/
■第4回オープンファクトリーサミット登壇者紹介
①株式会社デジタルベリー(製造業ドットコム)
受賞歴:さいたま市主催のコンテスト「世界を変える起業家 ビジコンinさいたま2019」にて、「女性起業家賞」と「オーディエンス賞」を受賞。その他、2014年には埼玉県主催の「第3回渋沢栄一ビジネス大賞特別賞」を受賞。
②旭川デザインウィーク(北海道旭川市)
受賞歴:2018年に<旭川家具>が「北海道遺産」に認証された他、2020年には厚生労働省「地域発!いいもの」に選定。
③こもガク(三重県三重郡菰野町)
■過去サミットの開催概要
場 所:関東経済産業局 会議室
参加者:5団体8名(燕三条 工場の祭典、おおたオープンファクトリー、かぬまオープンファクトリー、
彩の国オープンファクトリー、オープンファクトリー五感市、関係者)
場 所:東天紅JACK大宮店
テーマ:「オープンファクトリーが生み出したもの」「積み残した課題」「進化のさせ方」
参加者:13団体53名
場 所:オンラインにて開催(配信は埼玉県久喜市から)
テーマ:「オープンファクトリーの本質は何か、何のためにやるのか、どのようにやるのか」
参加者:17団体41名
場 所:オンラインにて開催(配信は埼玉県久喜市から)
テーマ:「オープンファクトリーにおけるオンラインの価値、リアルの価値」
参加者:18団体60名
■歴代オープンファクトリーサミットのPR動画
オープンファクトリーとは、ふだん見ることのできないモノづくりの現場を公開し、その魅力や醍醐味を体験してもらう地域ぐるみの取り組みです。全国30以上の地域に広がってきましたが、コロナ禍の影響で、開催を中止する地域が数多く出ています。サミットは各地のオープンファクトリー関係者が互いの知見や課題を共有し、レベルアップを図る目的で、2018年から毎年一回開催されてきましたが、昨年からは特に「オンラインの活用」が必要不可欠な議題となっています。
■第4回オープンファクトリーサミットの内容と成果
そこで、本年のサミットでは、「オープンファクトリーにおけるオンラインの価値、リアルの価値」をテーマに掲げ、実践セミナー・事例発表・ディスカッションの3部構成で熱のこもった情報交換が行われました。
実践セミナーでは、製造業の情報発信デジタル化で数多くの実績を持つパイオニア、(株)デジタルベリー(埼玉県さいたま市)から、Webの強みを最大限に活かしたモノづくりの魅力発信最前線として、DX時代における製造業デジタル化の最新事情が具体的な事例とともに紹介され、事例発表では、ハイブリッド運営で注目される2つの取組、「ADW旭川デザインウィーク」(北海道旭川市)と「こもガク」(三重県菰野町)の主催者から、オープンファクトリーの経緯や目的、運営団体の体制や特徴、コロナ禍における課題とオンライン活用を含む新たな挑戦について、開催風景のスライドを交えながら示唆に富んだ実践をわかりやすくお話しいただきました。
最後のディスカッションでは、参加者全員が3グループに分かれ、「オンラインの価値」「リアルの価値」「オープンファクトリーの理想形」について議論と各グループからの発表が行われ、地域や立場を超えた交流の機会となりました。
また、来賓挨拶には、元経済産業副大臣の牧原秀樹氏から動画メッセージが寄せられ、政府が推進するデジタル田園都市構想や地方創生を背景に、デジタル化にシフトするオープンファクトリーとサミットに対する期待が述べられました。
サミットの参加者は、北は北海道から南は愛媛県まで12都道府県から18団体のオープンファクトリー関係者の他、商工・産業分野の官民支援機関、中小企業を研究する大学関係者など、総勢60名が集結し、過去4回のサミットで最多の人数となっています。会の最後には、参加者全員による宣言文が読み上げられ、今後のオープンファクトリーは、オンラインとリアルの最適な組み合わせにより、デジタル化時代におけるモノづくりの理想を追求することを誓い合い、盛況のうちに閉会しました。
■プログラム詳細
【名 称】第4回 オープンファクトリーサミット
【日 時】12月3日(金) 15:30~18:30 (受付15:00)
【場 所】完全オンライン(ZOOM使用)での開催
【テーマ】「オープンファクトリーにおけるオンラインの価値、リアルの価値」
【内 容】□ご挨拶 元経済産業副大臣/牧原 秀樹氏
第1部 15:40~16:20
□実践セミナー「WEB×DXによるモノづくりの魅力発信“最前線”」
・(株)デジタルベリー(「製造業ドットコム」を運営) https://www.d-berry.jp/
代表取締役/赤羽根 康男氏、執行役員/谷本 浩子氏
第2部 16:30~17:10
□オープンファクトリー事例発表
・旭川デザインウィーク (北海道旭川市) https://adwhokkaido.com/
旭川家具工業協同組合 代表理事/藤田 哲也氏
・こもガク (三重県三重郡菰野町) https://komogaku.jp/
こもガク実行委員長/黒田 裕次氏
第3部 17:20~18:30
□参加者グループディスカッション ~ 意見共有 ~ サミット宣言
【主 催】オープンファクトリーサミット事務局
代表:松浦 広展、副代表:佐藤 恵吉
アドバイザー:小林 美穂、越智 隆史、齊藤 哲也
サポーター:田中 由佳子、山口 将門、亀中 理恵子
【協 賛】(株)デジタルベリー、(株)godai
【後 援】経済産業省
【URL】https://open-factory-summit.jimdofree.com/
■第4回オープンファクトリーサミット登壇者紹介
①株式会社デジタルベリー(製造業ドットコム)
全国で4番目に製造業の多い埼玉県を拠点に、デジタルの力でモノづくりの魅力を伝えるべく、ホームページ制作やデジタルカタログなど、製造業に特化した支援サービス「製造業ドットコム」を展開。創業以来16期連続で増収・黒字経営を続ける。国内300社以上の支援実績を持ち、中小企業を数多くサポート。DX支援、製造業向けバーチャル展示会運営、印刷物・動画制作、海外展開に向けた多言語化なども対応している。
受賞歴:さいたま市主催のコンテスト「世界を変える起業家 ビジコンinさいたま2019」にて、「女性起業家賞」と「オーディエンス賞」を受賞。その他、2014年には埼玉県主催の「第3回渋沢栄一ビジネス大賞特別賞」を受賞。
②旭川デザインウィーク(北海道旭川市)
国内有数の家具生産地として知られる旭川にて、60回以上続く歴史ある家具イベントを家具以外の分野にも拡大し、民官学90以上の団体が関わる協働イベント。2015年から「旭川デザインウィーク」に名称を変え、来場者数2万人近くの集客力を誇る。北の大地の「自然」や「人間」、「デザイン」をキーワードに持続可能な社会の実現を目的とし、2021年は6月と9月にリアル・オンラインの併用で開催。現在は、家具43団体の他、建築、機械金属、食品加工、理容美容や商店街、高校や大学などの教育機関まで参画するまでに裾野が広がり、実行委員会方式で運営。コロナ禍を背景に、デジタルツールの活用を取り入れ、オンライン配信を中心にデジタルガイドブックやSNS発信力の強化を図る。
受賞歴:2018年に<旭川家具>が「北海道遺産」に認証された他、2020年には厚生労働省「地域発!いいもの」に選定。
③こもガク(三重県三重郡菰野町)
人口増加が続く約4万人の町を舞台に、地方企業のDX化と町内外の人とのつながり強化を目的とする先駆的な取り組み。製造業の他、観光業、小売業、農家など民間の中小企業事業者の有志で構成され、菰野町商工会を事務局に実行委員会方式で運営。「町民全体が先生で、町全体が教室だ!」をコンセプトにリアルとオンラインのハイブリッド開催を含む体験型の学びの場「こもガク塾」と、農商工観をまるっと体験してもらいながら我が店自慢のモノの魅力を伝えて売る市場「こもガク伝売市」の2大コンテンツが特徴。2017年「こものを学んでこものを知る」を契機に「第1回こもガク祭」が開催され、2021年10月10日(日)に6回目の開催を終えたばかり。運営資金の獲得にクラウドファンディングを成功させ、コロナ禍の悪天候ながら、のべ3,000人が来場。3年、5年、8年後のビジョンを描きながら、感度の高い若者や子育て世代の関心を惹きつけて、関係人口の増加に挑戦する。
■過去サミットの開催概要
- 第1回 オープンファクトリーサミット
場 所:関東経済産業局 会議室
参加者:5団体8名(燕三条 工場の祭典、おおたオープンファクトリー、かぬまオープンファクトリー、
彩の国オープンファクトリー、オープンファクトリー五感市、関係者)
- 第2回 オープンファクトリーサミット
場 所:東天紅JACK大宮店
テーマ:「オープンファクトリーが生み出したもの」「積み残した課題」「進化のさせ方」
参加者:13団体53名
- 第3回 オープンファクトリーサミット
場 所:オンラインにて開催(配信は埼玉県久喜市から)
テーマ:「オープンファクトリーの本質は何か、何のためにやるのか、どのようにやるのか」
参加者:17団体41名
- 第4回 オープンファクトリーサミット
場 所:オンラインにて開催(配信は埼玉県久喜市から)
テーマ:「オープンファクトリーにおけるオンラインの価値、リアルの価値」
参加者:18団体60名
■歴代オープンファクトリーサミットのPR動画
以上
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