カタール、FIFAワールドカップ™の準備への試金石となる FIFAアラブカップ™を開催
交通手段、会場、セキュリティなど主要分野をテスト
FIFAアラブカップ™の準々決勝終了*を受け、ホスト国カタールの大会主催者は日曜、本大会は来年のFIFAワールドカップ™に先立って準備を微調整する絶好の機会となったと述べました。*準々決勝の試合は12月10日に開催されました。
(本プレスリリースは12月12 日発表された英語版の抄訳です。)
アル・マウラウィ氏は次のように述べています。「今大会は2022年のワールドカップに先立ち、準備状況やあらゆるインフラを確認するまたとない機会となりました。我々はすべての交通インフラをテストしましたが、これには通常の1日17時間営業を21時間に延ばして7万1,000便を運行したカタール鉄道も含まれます。また、ファン向けに6万2,000台分の駐車スペースを提供したアシュガル(Ashghal)、遠征してきた15のチームを迎えるため専用ターミナルを運用したハマド国際空港も対象でした」
「オマーンからの100人を含む90カ国から集まった5,000人のボランティアに加えて、54カ国から1,100人が参加しました。また20万件のファンIDを発行しましたが、この経験は2022年に最高のサービスを提供するのに役立つことでしょう」
ファンIDは、最初の16試合で採用されました。詳細レビュー後、FIFAワールドカップに関連した本プログラムの最新情報についての発表が近々行われる予定です。
アル・ジャシム氏は、次のように述べています。「来年のFIFAワールドカップに先がけた最大のイベントとして、今までに28試合を開催しています。我々は、スタジアム、トレーニング場運営、ファンIDに関して重要なことを数多く学んできました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックが続く中で試合を安全に運営できるよう支援してくださった公衆衛生省をはじめ、戦略的ステークホルダーの皆様に感謝申し上げます。これまで全試合分で56万枚以上のチケットを販売しており、大会期間中には多くのファンやメディア関係者が1日に1試合以上を観戦する予定です」
チケットの枚数は主要な成果のひとつですが、準々決勝終了時点でその数は56万枚を超えています。これには新記録となる6万3,439人の観客を集めた12月10日のカタール対アラブ首長国連邦(UAE)の試合が含まれます。これはカタールにおけるスポーツイベント史上最大の観客数でした。
最大の人気を集めたカタール対UAE戦以外にも、ホスト国が関与しないアルジェリア対エジプト戦、およびチュニジア対エジプト戦の両試合は、どちらも販売可能枚数の93%を超えるベストセラーとなりました。チケットの販売総数の約89%はカタール居住者が購入している一方、海外のチケット所有者数のトップ国はエジプトとサウジアラビアでした。
メディア向け身分証明書の発行は1,000件以上、また、撮影申請も252件にのぼりました。
ファンの約25%は試合観戦のために公共交通機関(ドーハ・メトロまたはシャトルバス)を使用しており、ドーハ・コーニッシュ遊歩道沿いの特別イベントに参加するためにメトロを利用した人は68万人を超えました。スタジアム974で行われたエジプト対スーダン戦を観戦したファンの約83%はドーハ・メトロを利用しています。
内務省、防衛省、レフウィヤSCなどの代表者からなるSSOCは、職員、チーム、ファンを含む試合関係者全員の安全を確保する総合的戦略を策定しました。SSOCはスタジアムやメディアセンターをはじめとする全ての試合会場のセキュリティを担い、ステークホルダーには円滑な移動を保証し、スタジアムへの禁制品の持ち込みの禁止を徹底しました。
アル・サイド大佐は次のように述べています。「決勝戦の試合終了のホイッスルが鳴るまであと数日を残すばかりですが、何の問題も危機も起きていません。全てのセキュリティ業務は計画通りに進みました。我々のセキュリティ部門はさまざまなステークホルダーと協力し、最後の試合まですべてのファンの安心と安全のために努力を続けます」
準決勝および決勝戦はFIFA.com/ticketsよりチケットが入手可能です。
【2022年サッカーW杯カタール大会伝送と遺産の最高委員会について】
2011年にカタール国によって設立されたSupreme Committee for Delivery & Legacy(伝送と遺産の最高委員会)は、同国がFIFAワールドカップ2022を主催するために必要なインフラストラクチャと開催国としての計画と運用の提供を担当しています。国の開発目標の達成に向けて、カタールおよび中東、アジア、そして世界に永続的な遺産を生み出します。また、当委員会とステークスホルダーが提供するスタジアムおよびその他のインフラは、サステイナビリティとアクセシビリティを中核にする、コンパクトでコネクトされたFIFAワールドカップに貢献します。大会後、スタジアムとその周辺施設は、地域コミュニティの活気に満ちたハブとなる予定で、構築を目指す遺産の不可欠な要素となります。当委員会は、Qatar 2022 Local Organising Committee (LOC)と緊密に連携し、世界中からカタールを訪れるサッカーファンの方々に、熱狂に包まれたエクスペリエンスとホスピタリティをお届けします。Generation Amazing、Challenge 22、Workers’ Welfare、Community Engagement、Josoor Institute設立など数々のプログラムを通じて、当委員会はサッカーの力によりカタール国内およびアジア地域のコミュニティの人と人とのつながりと、社会的、経済的、環境的発展を促します。
Supreme Committee for Delivery & Legacy(伝送と遺産の最高委員会 以下、最高委員会)、FIFAワールドカップ・カタール2022 LLC(Q22)、カタール2022安全 & セキュリティオペレーションズ委員会(SSOC)の役員は、試合会場、交通手段、セキュリティおよびチケット発券など、多岐にわたる主要なトピックについて記者会見を行いました。この会見では、ホスト国モビリティ運営ディレクターであるアブドゥルアジズ・アル・マウラウィ(Abdulaziz Al Mawlawi)氏、Q22の副最高オペレーション責任者であるジャシム・アル・ジャシム(Jassim Al Jassim)氏、SSOCの副会長室エグゼクティブディレクターであるジャシム・アル・サイド(Jassim Al Sayed)大佐、他が登壇しました。
アル・マウラウィ氏は次のように述べています。「今大会は2022年のワールドカップに先立ち、準備状況やあらゆるインフラを確認するまたとない機会となりました。我々はすべての交通インフラをテストしましたが、これには通常の1日17時間営業を21時間に延ばして7万1,000便を運行したカタール鉄道も含まれます。また、ファン向けに6万2,000台分の駐車スペースを提供したアシュガル(Ashghal)、遠征してきた15のチームを迎えるため専用ターミナルを運用したハマド国際空港も対象でした」
「オマーンからの100人を含む90カ国から集まった5,000人のボランティアに加えて、54カ国から1,100人が参加しました。また20万件のファンIDを発行しましたが、この経験は2022年に最高のサービスを提供するのに役立つことでしょう」
ファンIDは、最初の16試合で採用されました。詳細レビュー後、FIFAワールドカップに関連した本プログラムの最新情報についての発表が近々行われる予定です。
アル・ジャシム氏は、次のように述べています。「来年のFIFAワールドカップに先がけた最大のイベントとして、今までに28試合を開催しています。我々は、スタジアム、トレーニング場運営、ファンIDに関して重要なことを数多く学んできました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックが続く中で試合を安全に運営できるよう支援してくださった公衆衛生省をはじめ、戦略的ステークホルダーの皆様に感謝申し上げます。これまで全試合分で56万枚以上のチケットを販売しており、大会期間中には多くのファンやメディア関係者が1日に1試合以上を観戦する予定です」
チケットの枚数は主要な成果のひとつですが、準々決勝終了時点でその数は56万枚を超えています。これには新記録となる6万3,439人の観客を集めた12月10日のカタール対アラブ首長国連邦(UAE)の試合が含まれます。これはカタールにおけるスポーツイベント史上最大の観客数でした。
最大の人気を集めたカタール対UAE戦以外にも、ホスト国が関与しないアルジェリア対エジプト戦、およびチュニジア対エジプト戦の両試合は、どちらも販売可能枚数の93%を超えるベストセラーとなりました。チケットの販売総数の約89%はカタール居住者が購入している一方、海外のチケット所有者数のトップ国はエジプトとサウジアラビアでした。
メディア向け身分証明書の発行は1,000件以上、また、撮影申請も252件にのぼりました。
ファンの約25%は試合観戦のために公共交通機関(ドーハ・メトロまたはシャトルバス)を使用しており、ドーハ・コーニッシュ遊歩道沿いの特別イベントに参加するためにメトロを利用した人は68万人を超えました。スタジアム974で行われたエジプト対スーダン戦を観戦したファンの約83%はドーハ・メトロを利用しています。
内務省、防衛省、レフウィヤSCなどの代表者からなるSSOCは、職員、チーム、ファンを含む試合関係者全員の安全を確保する総合的戦略を策定しました。SSOCはスタジアムやメディアセンターをはじめとする全ての試合会場のセキュリティを担い、ステークホルダーには円滑な移動を保証し、スタジアムへの禁制品の持ち込みの禁止を徹底しました。
アル・サイド大佐は次のように述べています。「決勝戦の試合終了のホイッスルが鳴るまであと数日を残すばかりですが、何の問題も危機も起きていません。全てのセキュリティ業務は計画通りに進みました。我々のセキュリティ部門はさまざまなステークホルダーと協力し、最後の試合まですべてのファンの安心と安全のために努力を続けます」
準決勝および決勝戦はFIFA.com/ticketsよりチケットが入手可能です。
【2022年サッカーW杯カタール大会伝送と遺産の最高委員会について】
2011年にカタール国によって設立されたSupreme Committee for Delivery & Legacy(伝送と遺産の最高委員会)は、同国がFIFAワールドカップ2022を主催するために必要なインフラストラクチャと開催国としての計画と運用の提供を担当しています。国の開発目標の達成に向けて、カタールおよび中東、アジア、そして世界に永続的な遺産を生み出します。また、当委員会とステークスホルダーが提供するスタジアムおよびその他のインフラは、サステイナビリティとアクセシビリティを中核にする、コンパクトでコネクトされたFIFAワールドカップに貢献します。大会後、スタジアムとその周辺施設は、地域コミュニティの活気に満ちたハブとなる予定で、構築を目指す遺産の不可欠な要素となります。当委員会は、Qatar 2022 Local Organising Committee (LOC)と緊密に連携し、世界中からカタールを訪れるサッカーファンの方々に、熱狂に包まれたエクスペリエンスとホスピタリティをお届けします。Generation Amazing、Challenge 22、Workers’ Welfare、Community Engagement、Josoor Institute設立など数々のプログラムを通じて、当委員会はサッカーの力によりカタール国内およびアジア地域のコミュニティの人と人とのつながりと、社会的、経済的、環境的発展を促します。
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