兵庫県川西市で、共創まちづくりプラットフォーム「my grooveかわにし」を導入。
より多様な市民の声を反映し、「総合計画」策定を推進
■「my groove かわにし」とは
本プラットフォームでは、川西市が市民からの意見を募集するとともに、計画の策定に関わる進捗状況やイベント情報を発信します。市民は誰でも意見を投稿することができ、ほぼリアルタイムで進捗を見ることができます。
また、スマートフォンを片手に1クリックで参加できる簡単なアンケート(ログイン不要)も設置しており、気軽に好きなタイミングで地域への思いを届けることが可能です。ほかの人の意見を見て”いいね”といったリアクションをすることもでき、地域への新たな気づきを得るきっかけにもなります。
「my groove かわにし」:https://kawanishi.mygroove.city/
■導入の背景
兵庫県川西市では、まちの未来像を描く「第6次川西市総合計画」について、令和6年度の策定に向けて取り組んでいます。「みんなでつくり、みんなで達成をめざす計画」というコンセプトを掲げ、多くの市民を巻き込んで一緒に考えることを重視して進めています。一方で、仕事やその他の事情で、話し合いの場に参加できない人もいることが課題となっていました。
こうした課題に対して、利用する市民が場所や時間を選ばずまちづくりの情報を得ることができ、意見の投稿など思いを伝えることができる場として本サイトを運営し、市民とともに考える総合計画の実現に取り組みます。
「my groove かわにし」の利用イメージ
■川西市のコメント
総合政策部 政策創造課 中郷氏 からのコメント
令和6年度からスタートする第6次総合計画の策定を市民とともに進める中で、事情があって対面の会議に出席できない方や、興味はあるけど会議に出るのは不安だという方など、これまでの取り組みでは議論に加わっていただけなかった層からも思いを引き出していきたいと考えていました。意見募集サイト等は他にもありましたが、my grooveは、意見を集めるだけでなく、市民同士の結びつきや動きを引き起こそうとしていて、そういうところに魅力を感じました。
■当社が開発するデジタルプラットフォーム「my groove」について
my grooveは地域で活動する人々のアクションと共創を支援する、まちづくりに特化したプラットフォームです。
本サービスでは、当社がこれまで培ってきた地域まちづくりの現場でのノウハウに基づき、テクノロジーを活用し、多様な市民の地域への参加に取り組んでいます。2022年度は神奈川県真鶴町をはじめ全国8地域で導入されています(実証実験含む)。
自治体や企業、市民が単独ではなく、地域に関わる様々な人とともにプロジェクトを推進することで、より実行性を伴った意思決定を行うことが可能となります。そのプロセス自体をオープンに共有することで、ともに考え行動する人の増加につなげます。
Groove Designsはプラットフォーム提供だけでなく、市民を活動へ巻き込むプロセスデザインや、収集した意見をまちづくりの各種施策へ反映するサポートを行います。
なお、現在my grooveはオープンソースのプラットフォームであるDecidimを当社独自にカスタマイズしたものを用いています。
サービスサイトURL
https://service.mygroove.city/
■株式会社Groove Designsについて
地域におけるまちづくりへの伴走支援と地域DXの推進の双方に強みを持つ、国内でも珍しい都市環境デザイン会社です。
Groove Designsは、人とまちの新しい関わり方をデザインしています。 都市空間、コミュニティ、デジタルサービスのデザインなどを通じて、まちに暮らす一人ひとりが当事者となり、幸せと誇りを実感できるまちづくりを目指します。
・本社所在地:東京都台東区
・代表取締役:三谷繭子
・設立:2018年8月8日
・Webサイト:https://groove-designs.com/
【本リリースに関するお問い合わせ】
E-mail:inquiry@groove-designs.com
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