【通算10回開催】進化する国内外3Dプリンティング技術の”今”と”将来シナリオ”を提示する展示会 --「TCT Japan 2024」まもなく開催--
TCT Japanは、JCDと、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国及び日本を含む世界5か国で3Dプリンティング/AM(アディティブマニュファクチャリング)技術に関する展示会・カンファレンスを主催するRapid News Publications Ltd.(Chester, UK CEO: Duncan Wood、以下RNP)との共催で開催する展示会・カンファレンスです。本展は前身の3D Printing展から数え今回で10回目の開催を迎えます。
製造業における3Dプリンティング・AM技術活用は世界中で着実に広がり、成長しています。昨年は、業界関係者から多くの関心を集めた大手3DプリンターメーカーのM&Aや、米宇宙ベンチャーによる主要部品のほとんどを3Dプリンターで製造したロケットの打ち上げ、建築3Dプリンターの普及と大型建造物の建設、ASTM Internationalによる金属積層造形の品質認証プログラムの発表、そして量産製造を見据えたパートナーシップ締結など話題が尽きませんでした。約10年前に始まった3Dプリンターブームからコロナ禍における停滞期を経て、AM技術の更なる発展に向けた新たなフェーズを迎えています。
国内においても、これからのものづくり基盤を支える重要な技術として、経済安全保障重要技術育成プログラムにおける「高度な金属積層造形システム技術の開発・実証」の公募発表をはじめ、業界団体によるAM利活用に取り組む企業へ向けた積極的な支援や交流促進、中小企業による新規導入実績や自動車・医療など多様な業界での活用事例が相次いでおり、3Dプリンターという装置だけでなく、AMプロセス全体を見据えた具体的な活用法、またそこで直面する課題に関心が高まっています。
TCT Japanは国内で今年最初に開催するAM技術の総合展であり、この潮流を真っ先に体感できる絶好の機会です。本展では、初出展の25社を含む世界6か国・地域から108社・団体が、200を超える製品・サービス・テクノロジーを展示します。日本初上陸の製品や各社のノウハウが蓄積された独自技術など、着実に発展している3Dプリンティング技術の今を体感いただけます。2つのカンファレンス会場では、会期3日間で40本を超えるセッションを実施します。毎回高い関心を集めるTCT Mainステージでは、1日目は市場動向・ビジネスモデル、2日目は応用事例、3日目は研究開発トレンドをテーマに、国内外・産官学の業界有識者が最新情報を発信します。すでに前回比約1.5倍の来場登録を記録しています。本展を通して、いち早く国内外業界最新トレンドを掴み、更なるビジネス拡大にお役立てください。
初出展企業25社含む、108社・団体が参加。AM活用プロセスに欠かせない製品・技術が一堂に集結。
装置だけでなく、設計やソフトウェア等の前工程や後加工や計測等の後工程まで、AM活用に欠かせない全ての工程技術への関心が高まっています。本展では出展製品の約65%が周辺ソリューションを含み、3Dプリンティング技術を活用したものづくりの全体像を体感いただけます。
金属AM装置スタートアップメーカーの米国MELD社製品を国内初披露する住友商事、昨年3D Systemsと協業を開始しペレット押出式大型3Dプリンター「EXT Titan」での大型部品製造へのソリューションを披露するスワニー、Massivitの大型・高速3Dプリンターの実機デモンストレーションを実施するセルカムなど、業界初参入の企業を含む25の国内外企業が本展初出展となります。各社のノウハウを生かした多様な製品・技術は、長年AM技術活用に関心を持つ方や、すでに導入し新たな課題に直面している方へ新たなソリューションを提示します。
また、AM業界の最前線で長きにわたり活躍し豊富な知見を持つプレーヤーの存在も注目です。5,500以上の法人顧客と450以上の教育・研究機関への導入実績を誇る日本3Dプリンター、ドイツ本国のエンジニアが来日し最新技術を発表するNTTデータ ザムテクノロジーズ、トヨタ自動車に採用された国内初事例を紹介するSOLIZE、DED方式最新3Dプリンターを国内初公開する大陽日酸など、幅広いソリューションを持つ多数の企業が大きなブースを構え最新製品を披露します。海外3Dプリンターブランドだけでなく、日本電子や桜井製作所、ソディック、グーテンベルクなどより国産3Dプリンターも披露され、国内AM業界を牽引する国内製造業の事情に精通した各社の技術が光ります。また、前回は感染症拡大防止の規制により参加が叶わなかったAM市場活況の中国からの出展をはじめ、6か国・地域から海外企業が参加し、先進的な製品・技術を披露します。
TCT Japan 2024 参加 3Dプリンター・AM製品ブランド抜粋
3D Systems, Aconity3D, ADDiTEC, AddUp, AMCM, AP&C, Apium, Bambu Lab, bigrep, BLT, Carpenter Additive, Creality, Cubicure, Desktop Metal, DWS, EIBOS, EOS, EinScan, Farsoon, Formlabs, FreeScan, Gefertec, G-ZERO, HDC, Höganäs Japan, HP, INTAMSYS, JEOL, KEYENCE, Kurama, Markforged, Massivit, Materialise, MELD, Nexa3D, Nidec, nTop, PIOCREAT, Polyplastics, Qholia, Quintus Technologies, Raise3D, Rapidia, Rayshape, SAKURAI, SK Fine, SLM Solutions, Sodick, SOLIDWORKS, Stratasys, TireTime, Transcan, TresLab, Trumpf, Ultimaker, Velo3D, Visitech, Wayland Additive, Zortrax 他
その他、3Dプリンター活用に欠かせない材料・ソフトウェア・計測機器などの周辺技術も多数!
国内外3Dプリンターブランドをはじめ、200以上の幅広い製品・技術・サービスが披露されます。
※最新出展製品情報は出展者検索ページにて更新中!
https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2024/jp/tct/search
国内外・産官学から業界最新情報を発信。2ステージでセミナー約40セッション。
日本3Dプリンティング産業技術協会を企画協力パートナーとして開催するTCT Japanカンファレンスでは、海外講演者5名を含む、20名の業界有識者を招聘します。
会期初日は、ウォーラーズレポートの主執筆者であるTerry Wohlers氏の来日講演にて、AM業界のグローバル展望やAM技術の潜在的な可能性を提示します。さらに経済産業省 製造産業局素形材産業室の星野昌志室長より、日本の素形材産業の展望や金属積層造形技術への期待、Boston Consulting Groupより3Dプリンティング技術の事業化機会について発信いただきます。2日目は、自動車業界、医療業界から応用事例を紹介し、日本AM協会との共催カンファレンスも実施します。最終日は、金属・樹脂・複合材料の造形や設計に精通する大学講師が最新の研究事例を紹介します。AM技術をすでに活用している方は最新情報をアップデートできるとともに、最近関心を持ち始めた方は広い視野から現場により近い視点までの多面的な情報収集ができます。来場するすべての方に役立つコンテンツです。
<注目スピーカー>
1月31日(水)TCT Japan カンファレンス Day 1 【3Dプリンティング / AM市場 各国の展望と事業化機会】
【KEYNOTE】 Additive Manufacturing State of the Industry
Terry Wohlers 氏
Wohlers Associates, powered by ASTM International Head of Advisory Services and Market Intelligence ※同時通訳あり
日本の素形材産業の展望
星野 昌志 氏 経済産業省 製造産業局 素形材産業室 室長
The Additive Manufacturing Transformation: Empowering (Distributed) Manufacturing with 3D Printing
Wilderich Heising 氏
Boston Consulting Group Partner and Associate Director ※同時通訳あり
2月1日(木)TCT Japan カンファレンスDay 2 【アプリケーション / 応用事例】
Generative Design Optimization and Sustainable Additive Manufacturing for Automotive Applications
Nanzhu Zhao氏
Nissan Technical Center North America
Technology Planning and Research Department Senior Researcher ※同時通訳あり
AMによる自動車部品量産を目指して
寺 亮之介 氏 デンソー 先進プロセス研究部 室長
2月1日(木)日本AM協会×TCT Japanセミナー
世界に負けない、日本のAM技術開発と実用事例
主催:日本AM協会、TCT Japan
登壇団体:経済産業省 製造産業局 素形材産業室、慶應義塾大学、ティーケーエンジニアリング、オリックス・レンテック
2月2日(金)TCT Japan カンファレンスDay 3 【先端研究開発事例】
金属積層造形技術の最新動向と国産MEXプロジェクトの開発状況
京極 秀樹 氏 近畿大学 次世代基盤技術研究所 特任教授
樹脂粉末溶融結合の応用と可能性
新野 俊樹 氏 東京大学 生産技術研究所 教授
トポロジー最適化による機能構造物の構造創成
西脇 眞二 氏 京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 教授
★TCT Introducingステージでは、多種多様なビジネスモデルの出展者が自社製品・技術を発表します。
品質保証やコスト削減、最終製品向け技術など関心の高いテーマが揃います。
※最新カンファレンス情報:https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2024/jp/sem/tct
◆TCT Japan 開催概要
名称:TCT Japan 2024 -3Dプリンティング&AM技術の総合展-
主催:株式会社JTBコミュニケーションデザイン・Rapid News Publications Ltd.
開催日時・場所: 2024年1月31日(水) – 2月2日(金) 東京ビッグサイト 東3ホール
出展者数:108社・団体 / カンファレンス:42本 ※2024年1月17日現在
公式WEBサイト:https://www.tctjapan.jp/
入場料:無料(事前来場登録制)
同時開催展:nano tech / MEMS SENSING & NETWORK SYSTEM / ASTEC / SURTECH /
CONVERTECH / 新機能性材料展 / GREEN MATERIAL / 3DECOtech /
WELL-BEING TECHNOLOGY / InterAqua /ENEX / DER・Microgrid Japan /
再生可能エネルギー世界展示会 & フォーラム / Offshore Tech Japan
を含む15展示会同時開催
■本展示会は「グリーン電力証書」を利用し、CO2が排出されない再生可能エネルギーを使用して開催いたします。
「CO2ゼロMICE®」の詳細はこちら:https://www.jtbcom.co.jp/service/energy/co2zero/
◆株式会社JTB コミュニケーションデザイン (JCD) 会社概要
所在地:東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング12階
代表者:代表取締役 社長執行役員 古野 浩樹
設 立:1988年4月8日
URL :https://www.jtbcom.co.jp/
◆本件に関するお問い合わせ先
TCT Japan展示会事務局 (株式会社JTBコミュニケーションデザイン 事業共創部 トレードショー事業局内)
日比 まどか
TEL: 03-5657-0765 E-mail:tctjapan@jtbcom.co.jp
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