テンセント、2030 年までにカーボンニュートラル達成の計画を発表

Tencent Japan合同会社

• テンセントは、自社の事業とサプライチェーン全体で、カーボンニュートラルの達成を公約します
• 2030 年までに全消費電力の100%を、グリーン電力から供給する目標も設定します
【香港、2022 年 2 月 24 日】 
 テンセント・ホールディングス(Tencent Holdings Limited)(以下「テンセント」)は、自社の事業とサプライチェーン全体で 、2030 年までにカーボンニュートラルを達成する計画を発表しました。世界的な大手のインターネットおよびテクノロジー企業であるテンセントはさらに、10 年後までに消費する電力をすべてグリーン電力から供給することも約束しました。 
 テンセントの会長兼最高経営責任者(CEO)のPony Ma(ポニー・マ)は次のように述べています。「世界的なカーボンニュートラル達成に貢献することが、グローバルなテクノロジー分野のリーダーとしてのテンセントの責任であり、『Tech for Good』(テクノロジーを良いことに活用する)というビジョンに不可欠です。これが社会的に適切な行動と確信しているとともに、カーボンニュートラルと持続可能な未来に向けて、グローバルコミュニティが前進するよう、私たちの役割を果たしたいと考えています」。


事業とサプライチェーン全体でカーボンニュートラルを達成
 テンセントは、2021 年初めに温室効果ガス排出量の社内審査を開始しました。昨年1年間の調査結果は、カーボ ンニュートラル目標の基礎となりました(テンセントカーボンニュートラル目標とロードマップレポート(Tencent Carbon Neutrality Target and Roadmap Report)に公開)。 レポートによると、テンセントの 2021 年総排出量は CO2 換算 5.111 百万トンに相当し、以下の 3 つのカテゴリーに分類されます。
 
  1. テンセントが所有または管理する排出源からの温室効果ガスの直接排出量(スコープ 1)は、全排出量の 0.4 %を占めています。
  2. テンセントが事業のために利用する発電や、その他のエネルギー購入による排出量(スコープ 2)は、全排出量の 45.9 %を占めています。
  3. サプライチェーンから発生する間接的な排出量(スコープ 3)は、全排出量の 53.7 %を占めています。
 


 テンセントは、カーボンオフセットの利用を最小限に抑えながら、積極的な排出削減策の利用を優先します。「ネット・ゼロ」の目標を達成すべく、テンセントは以下の主要な取り組みを実施していきます。
 
  • 事業全体で生産単位当たりのエネルギー消費量を削減して、リソース効率を改善します
  • 特に電力消費について、再生可能エネルギーの使用割合を大幅に増加します。グリーン電力の取引に積極的に参加し、再生可能エネルギープロジェクトへの投資を模索します。
  • 以上の対策で削減できない場合、残りのセグメントではカーボンオフセットを採用します。

「ネットゼロ」達成に向けてコミュニティを支援
 自社のカーボンニュートラル目標を達成するほか、テンセントはオープンイノベーションと知識の共有を推進して、自社のプラットフォームと製品の提供範囲と影響力を活用して、低炭素社会に向けた変化の推進に主導的な役割を果たしたいと考えています。テンセントは、消費者、企業、社会の3つの主要なステークホルダーグループを以下の方法で支援することを重点としています。
 
  • 消費者 持続可能性をテーマとしたミニプログラムとモバイルゲームの開発を通じて、低炭素のライフスタイルやグリーンな消費動向を促進します。
  • 企業 :ビジネスオペレーションのデジタル化と、排出量削減を管理するテクノロジーを提供することで、産業セクターの低炭素変革を促進します。
  • 社会 :二酸化炭素回収、有効利用、貯留(CCUS)バリューチェーンなどの分野でパートナーシップを探求して、カーボンニュートラルに重要なテクノロジーの進歩を支援します。

 テンセントは『Tech for Good』(テクノロジーを良いことに活用する)の使命を追求して、 2021 年に持続可能な社会的価値組織(SSV、Sustainable Social Value Organization)を確立し、テクノロジー、製品、事業モデルの継続的な革新を通じて、「ネット・ゼロ」に向けた高品質で持続可能な道筋を探求し、社会的価値を共有して、社会的なウェルビーイングを改善しています。テンセントは中国インターネット + 開発協会(IDAC、Internet+ Development Association of China)のカーボンニュートラル専門委員会のリーダーをつとめています。同委員会は、オープンアクセス特許技術団体を設立して、企業が低炭素技術を容易かつ無料で利用できるよう図っています。 テンセントは、Science-Based Carbon Targets イニシアチブ(SBTi)にも参加しており、RE100* にも参加予定です。
 テンセントは、排出量削減とその他のカーボンニュートラルの取り組みの進捗の中間報告を年次 ESG レポートに開示しています。このレポートは、テンセントウェブサイトで閲覧できます。持続可能な開発とカーボンニュートラルに向けたテンセントの目標詳細は、同社が初めて発行した『テンセントカーボンニュートラル目標とロードマップに関するレポート』(Tencent Carbon Neutrality Target and Roadmap Report)に記載されています。

  *RE100 は The Climate Group と Carbon Disclosure Project(CDP)が主導するグローバル再生可能エネルギーイニシアチブで、2020~2050 年にグリーン電力 100 %達成に取り組み、毎年計画を作成するよう参加企業に義務付けています。

■テンセントについて
 テンセントは、世界的大手のインターネットおよびテクノロジー企業で、世界中の人々の生活の質改善を目指して、革新的な製品とサービスを開発しています。同社は、World’s Most Admired Companies(世界で最も称賛される企業)(Fortune 2022)、および World’s Best Employers(世界最高の雇用主)(Forbes 2021)に選出されています。1998 年に設立され、本社を中国深圳に置くテンセントは、「社会を良くするためにテクノロジーを活用する」を基本理念としています。同社が提供するコミュニケーションサービスやソーシャルサービスには、世界各地の 10 億人以上がつながっており、これを利用して、友人や家族と連絡を取り合い、交通手段にアクセスし、日用品の支払いを済ませ、娯楽を楽しんでいます。
 テンセントは世界で最も人気の高いビデオゲームとその他の高品質なデジタルコンテンツを発行し、世界各地の人々にインタラクティブなエンターテインメント体験を豊富に提供しています。 さらにテンセントは、クラウドコンピューティング、広告、フィンテックなどのエンタープライズサービスを幅広く提供して、クライアントのデジタル変革と事業成長をサポートしています。2004 年に香港の株式取引所に上場しました。
 詳細情報はhttps://tencentjapan.com/ からご覧ください。


■メディアお問い合わせ(英語)
テンセント・グローバル・コミュニケーションズ(Tencent Global Communications)
メール:gc@tencent.com
Cam MacMurchy:グローバル・コミュニケーションズ、シニアディレクター
メール:cmacmurchy@tencent.com
Hannah Han:グローバル・コミュニケーションズ、アソシエートディレクター
メール:miaohan@tencent.com


 本件に関する日本側お問い合わせ先
テンセント広報代理:ボックスグローバル・ジャパン株式会社(担当:藤澤)
メール:SEL.TENCENT.J@voxglobalasia.com

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門 虎ノ門ヒルズ森タワー29階
電話番号
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代表者名
Juno Shin
上場
未上場
資本金
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設立
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