【富士フイルムVETシステムズ株式会社】日本国内における、犬のがんを対象とした血液検査の受託を開始
富士フイルムVETシステムズ株式会社(本社:東京都三鷹市、代表取締役社長:藤原 清隆)は、犬のがんを対象とした血液受託検査サービスを7月1日より開始します。本サービスは、Belgian Volition SRL(所在地:ベルギー、CEO:Gaetan Michel、以下Belgian Volition SRL社)の検査試薬「Nu.Q🄬 Vet Cancer Test(ニューキュー ベット キャンサー テスト)」を用いた血液検査サービスです。本試薬が犬のがんを対象とした血液受託検査サービスに用いられるのは、日本で初めてです。
近年、犬や猫の寿命の延長に伴い、その死因に占める「がん」の割合が高まっており、犬の死因の第1位※1となっています。犬や猫は自らの体の不調を訴えることが難しいため、がんが進行した状態で見つかることも多く、早期発見が課題となっています。
「Nu.Q🄬 Vet Cancer Test」は、犬のがんの早期発見のためのスクリーニング、治療モニタリング※2を目的として開発された試薬で、リンパ腫等のがんに罹患している可能性を血液のみで評価できることから、簡便で侵襲性が低い点が評価されています。現在、アメリカ、イギリス、シンガポール等で利用されています。
当社は、「Nu.Q🄬 Vet Cancer Test」を用いた血液受託検査サービスの提供により、犬のがんの早期発見・治療モニタリングを支援し、犬のよりよい人生(ワン生)をサポートすることで、獣医師ならびに犬のご家族に貢献します。
当社は今後も、動物用医療製品の提供、受託検査とIoTサービスを通じて動物医療の発展に尽くし、人と動物が安心して健やかに暮らせる社会に貢献していきます。
※1 アニコム家庭どうぶつ白書2023 犬の年齢別の死亡原因10歳。
※2 診断やがんの種類の特定をするものではない。
Nu.Q® およびロゴは、VolitionRx Limitedおよびその子会社の商標および/またはサービスマークです。
Nu.Q® Vet Cancer Testは、Belgian Volition SRLのライセンスに基づき提供されています。
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