カタール航空、エアバスA350型機に関するステートメントを発表

ロンドンの高等裁判所の法的判断を歓迎

　カタール航空は、エアバス社とカタール航空の間で生じているA350型機の技術的問題に関し、ロンドンの高等裁判所よる法的判断を歓迎します。当社はエアバス A350型機に悪影響を及ぼしかねない塗装部分の表面劣化の加速状態に関し、その本質を見極めるため、迅速な裁判とエアバス社からの早期情報開示を求めて法的手続きを進めておりました。

　カタール航空は、5月26日付の判決により、早急にエアバス社からの情報開示が実現することを真に歓迎いたします。同判決をもって航空機の損傷原因が精査可能となり、迅速な裁判により解決がもたらされると期待しています。

　「あらゆる業務において卓越した成果の達成」。カタール航空はこの使命を果たすべく、引き続き尽力してまいります。またお客様と乗務員の安全と安心を第一に考え、日々のコミットメントを継続してまいります。


■カタール航空について
　数々の受賞歴を誇るカタール航空は、国際的な航空輸送評価機関であるスカイトラックス社より「エアライン・オブ・ザ・イヤー 2021」に選出されました。また、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ラウンジ」、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・シート」、「ワールド・ベスト・ビジネスクラス・ケータリング」、「中東ベスト・エアライン」も合わせて獲得。最も栄えある「エアライン・オブ・ザ・イヤー」受賞は6度目となり（2011年、2012年、2015年、2017年、2019年、2021年）、業界で比類なき地位を確立しています。
　また、カタール航空は、スカイトラックス社による名誉ある「COVID-19 Airline Safety Rating 」で、世界の航空会社に先駆け、初めて5つ星を獲得しました。これはハマド国際空港（HIA）が中東およびアジアで初めてスカイトラックス社の「COVID-19 Airport Safety Rating 」で5つ星評価を獲得したことに続く快挙です。これらの賞は、カタール航空の安全衛生基準が、専門家による独立した精査と評価によって、極めて高水準に設定されていることを、世界中のお客様に保証するものです。
　現在カタール航空は、ハブ空港であるハマド国際空港を経由し、世界140都市以上に就航しています。同空港は、スカイトラックス社が主催する「ワールド・エアポート・アワード2021」にて、「世界のベスト空港」を受賞しています。