アジアインベストメントファンド株式会社、Graphjet TechとのMOU締結

出資先豊田トライクの海外進出支援

アジアインベストメントファンド株式会社は、出資先の豊田トライクの海外進出を加速させるため、マレーシア Graphjet TechとのMOUを締結しました。


2022年8月1日、アジアインベストメントファンド株式会社の傘下企業である豊田トライク株式会社は、マレーシアのスタートアップ企業であるGraphjet Technology社と商品独占販売に関するMOUを締結しました。

Graphjet Technology社は、グラファイトおよび炭素原子がシート状に並んだ二次元物質「グラフェン」に関して革新的な生産方法を独自で研究開発しており、豊田トライクと商品独占販売に関するMOUを締結するとともに、ナスダックに上場しているSPAC(特別買収目的会社)であるEnergem Corpと合併契約を締結し、今年の10月に米国市場に上場する予定です。

上場の詳細について、今年10月に14.9億米ドル(約2000億円)を予定していますが、これにより1.15億米ドル(約153億円)の事業資金の調達ができると見込みで、 調印式には、科学技術革新大臣のDatuk Seri Dr Adham Babaが出席しました。

Graphjet Technology社はパーム椰子殻(Palm Kernel Shell/パームカーネルシェル)から高需要のグラフェンを作る、革命的な技術の開発に成功し、特許を取得し、グラフェンの平均市場価格は 300-400米ドル/グラムに対して、Graphjet Technology社は世界で唯一、20-25米ドル/グラムまで販売価格を下げる技術を保有しています。

2010年のノーベル物理学賞をグラフェンを開発した英マンチェスター大学のアンドレ・ガイム氏とコンスタンチン・ノボセロフ氏に授与して以来、グラフェンは様々な分野で使われてきました。グラフェンは非常に強くてしなやかで、透明で電気をよく通し、常温での電子の移動速度はあらゆる物質の中で最も速い特徴を持ち、軽量かつ薄い材質にもかかわらず、鋼鉄の数百倍の強度を持ちます。iPadなどのスマートデバイスにも使われているような透明なタッチパネル、太陽電池などへの応用が期待されておてり、さらには半導体の性質も持つことから超高速トランジスタへの応用も期待されています。

EVモビリティーの開発に取り組んでいる豊田トライク社と、独占販売契約を締結することにより、今後、年間3000万米ドル(40億円)売上効果があると期待されています。

 

 

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