３/１０ 佐賀の起業家支援に地元投資家、経営者、自治体関係者が集結。Chatwork創業者らによるスタートアップと投資家のマッチングイベント

地方発ユニコーン企業創出目指し「SEVEN佐賀」がキックオフイベント開催

投資家と起業家のコミュニティを運営する一般社団法人SEVEN（セブン）と、佐賀県の起業家支援組織である SAGAMOND（サガモンド）は共同で、佐賀県の企業経営者や自治体関係者等と協力し、起業家を支援するプラットフォーム「SEVEN佐賀」のキックオフイベントを3月10日（金曜日）、AMCCビジネスラウンジにて開催します。

岸田政権が昨年発表した総合経済対策には、重点4分野の１つとしてスタートアップ支援が掲げられました。世界に通用する起業家の育成は、日本経済全体の底上げのみならず、地方創生にも繋がるものとして期待されています。地方からの有望なスタートアップ輩出は、国の将来を左右する重要なテーマでもあります。

そうした中、未来のユニコーン企業誕生を目指し、全国の地方都市でスタートアップ支援活動を行っているのが、 Chatwork株式会社の創業者であり、現在は投資家と起業家をつなぐコミュニティ「SEVEN」を運営する山本敏行です。

山本はこれまで、地方のコワーキングスペースを活用して、起業と経営に関するさまざまなノウハウを提供する「SEVENアカデミー」を開催し、そこで育ったスタートアップに、東京や地方のエンジェル投資家からの投資を促 す活動を行ってきました。特に地方においてはスタートアップへの投資意欲が高い地元の有力経営者との出会いの場作りが必須です。

SEVENでは既に静岡県三島市、富士宮市、京都市、大阪市、富山県射水市などで地元経済界と起業家を繋ぐ拠点づくりを手掛けた実績があり、この度、佐賀県からも将来有望なスタートアップを支援する枠組み作りを行っていきます。

今回は地元の協力組織であるSAGAMONDの代表で株式会社ネクサス社長の宮原弘幸氏らの協力を得て、投資先を探す佐賀県の企業経営者をはじめ、自治体係者、市議会議員等約30名、学生を含む起業家約10名の参加が予定されています。イベントでは山本の講演の他、起業家たちによるパネルディスカッション、税理士によるエンジェル税制に関する説明の他、交流会などが予定されております。

起業家によるプレゼンの様子

【イベント概要】
◆  会場：AMCCビジネスラウンジ（佐賀県佐賀市八幡小路1－7）
◆  日時：2023年3月10日（金曜日）15:00～
◆  タイムテーブル：15:00～15:45 キックオフイベント
　　　　　　　　　  16:00～18:00 交流会

【主催者プロフィール】

山本敏行（やまもと・としゆき）
SEVENファウンダー、Chatwork創業者。昭和54年3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。中央大学商学部在学中の2000年、 留学先のロサンゼルスでEC studio（2012年にChatWork株式会社に社名変更）を創業。2012年に米国法人をシリコンバレーに設立し、自身が移住して5年間経営した後に帰国。 2018年Chatwork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証グロースへ 550億円超の時価総額で上場。現在はエンジェル投資家＆スタートアップ起業家コミュニティの 「SEVEN」に注力している。最新著書に『投資家と起業家』（クロスメディア・パブリッシング）、『放課後は高校生起業家』（ユニコーン出版）がある。
 

宮原弘幸（みやはら・ひろゆき）
株式会社ネクサス代表取締役。SAGAMOND代表。昭和52年4月 18日、佐賀県佐賀市生まれ。佐賀県立多久工業高等学校機械科を卒業後、トヨタグループである大手トラックメーカーの日野自動車に入社  佐賀支店で16年の勤務を経て日野自動車羽村工場(東京都羽村市)へ出向、トヨタラウンドクルーザープラドやFJクルーザーの製造に携わる。2012年、日野自動車を退社、同年8月に総合物流企業の株式会社ネクサスを創業。 2022年エンジェル投資家集団SEVENのメンバーに加わる。現在は地元佐賀で SEVENの活動を広めるべくSEVEN佐賀の代表として活動する。
 

菰田 泰隆（こもだ・やすたか）
KOMODA・IU税理士法人代表。九州大学法学部卒業、早稲田大学大学院法務研究科修了後、2012年弁護士登録。13年菰田法律事務所（現：弁護士法人菰田総合法律事務所）開業。16年 社会保険労務士登録、菰田労務事務所開業（現：社会保険労務士法人菰田総合コンサルティング）、同年税理士登録、菰田泰隆税理士事務所開業。