【大阪音楽祭】幻の国産古楽器「ミニピアノ」に魅了された音楽家が織りなすミニピアノの祭典！『オールスターミニピアノフェスティバル』

日本発祥の楽器「ミニピアノ」の魅力

Atelier Pianopia 株式会社

2024年9月19日 17時41分

アトリエピアノピア株式会社（本社：大阪府寝屋川市、代表取締役：小川瞳）は、11月10日(日)大阪市中央公会堂で、歴史的なミニピアノ10台と、ミニピアノに魅了された音楽家が6名が織りなす「オールスターミニピアノフェスティバル」を開催します。

■ミニピアノとは

ー幻の日本の古楽器ー

昔、日本で小さなピアノが作られていたのはご存知ですか？

可愛い姿から、おもちゃと間違われますが、弦やハンマーがある「本物のピアノ」

柔らかで心に響く美しい音色です。ピアノが高価な当時、本物のピアノで子供達に学ばせたいという夢や希望から、ミニピアノが誕生しました。しかし、通常サイズのピアノが大量生産されだすと、丁寧な手仕事で作られたミニピアノは処分され、今となっては絶滅危惧の楽器です。

会場に運ぶ10台のミニピアノは、大正期から昭和初期にかけて日本で作られた歴史的価値が高いミニピアノです。この楽器に魅了されたピアノピアは、長年全国からミニピアノ探し1台1台丁寧に修復して蘇らせてきました。それぞれ違った歴史、外見、個性、音色を持ち、楽器の持つ特性と演奏者の個性が重なって生まれる音色を聞き比べていただく大変貴重な機会です。

■ミニピアノに魅了された音楽家が織りなす、演奏や講座

日本を代表するピアニスト砂原悟、川口成彦、テレビやCM音楽など手がける平井真美子、ATSUSHI ASADA 、トイミュージック演奏家keipyan、イマイアキなど、ミニピアノを所有し活躍する一流音楽家6名が集合し、ミニピアノの限られた鍵盤数を考慮しながら発掘した楽曲やミニピアノの為に作曲した音楽をソロやデュオで演奏します。

また、川口成彦のミニピアノ公開レッスンなどプロから学べる講座や、ミニピアノの歴史や仕組み講座など、ミニピアノの魅力をたっぷりと堪能できる11のプログラムを披露します。

プログラムはこちらから

■特別室でミニピアノ博物館も開催

ミニピアノ10台の他に、世界中から集めた小さな古楽器を、国の重要文化財である大阪市中央公会堂特別室に、楽器博物館のように展示をします。「聴く」「触れる」「学ぶ」という三つの体験を通して、昔、日本で作られたミニピアノの魅力を存分に味わってください。小さな古楽器が、大正期に建てられた公会堂で再会するかのように響きます。