【開催中】東広島市立美術館・広島市現代美術館合同企画 コレクション展第Ⅳ期 「びじゅつの謎をあそぶ。展」
現在長期休館中の広島市現代美術館が行っているサテライト展示企画「どこかで?ゲンビ」。その東広島会場となる本展では、戦後の現代美術作品を所蔵する広島市現代美術館のコレクションと、版画・現代陶芸・郷土ゆかりの作品を主とする当館コレクションが出会います。
作品たちは、一見するとふしぎなカタチやイメージで表現され、日常とは離れた印象を私たちにもたらすでしょう。今回のコラボ展示では、両館の個性豊かなコレクションが交わり、時に互いを見やりながら、展示室の中でいっしょに並びます。美術の様々な「?」を、あそびの視点から楽しめば、作品の新たな見方や身近な魅力に気づくでしょう。
- 出品作家
荒木高子
アンソニー・カロ
井田照一
大場正男
岡崎 乾二郎
加納光於
草間彌生
小清水漸
ジョアン・ミロ
吹田文明
福田美蘭
マルセル・デュシャン
三宅一生
李禹煥
◆ここにちゅうもく!
- こどもも大人も楽しめる鑑賞ポイントがたくさん
- びじゅつの「?」をあそびの視点でひらめき「!」
- 第 1 章 「びじゅつのふしぎ?くらべてあそぶ。」
「びじゅつ」と出会ったとき、そのふしぎなかたちや絵に「?」の気持ちを抱くかもしれません。同じ作家、同じ技法、同じテーマ、同じモチーフなど、並んでいると一見似ているように感じる作品があります。
そんな作品同士を見くらべてみると、共通することを見つけたり、違いに気づいたりすることで、それぞれの個性や特色が際立ってみえてくるはずです。じっくりと「みる」ことからはじめてみれば、びじゅつの「?」に迫るヒントがたくさん隠れていることに気づくことでしょう。
- 第 2 章 「びじゅつのひらめき!つもりであそぶ。」
子どもの頃、葉っぱなど身近にあるものを、何かに見立てて遊んだことはありませんか?「びじゅつ」も、身近な「○○」のつもりでみてみれば、頭のなかのイメージがふくらんで、新しい景色が広がっていくかもしれません。
身近な暮らしとつながりがある作品や、夜空の星を動物などのかたちに見立てることで名前が付けられた星座の作品、そして抽象的な作品作品でありながら、タイトルからイメージされることなどを通じて得られる、さまざまな「ひらめき」をお楽しみください。
- 会期中のイベント
① おやこでお話し鑑賞会ーびじゅつで感性を育む。
お子さんと対話しながら楽しむ鑑賞プログラム。臨床心理士として様々な子どもや親との関わりや、子育てにおけるコミュニケーションについて向き合ってきた土居和子氏と両館の学芸員が講師となり、子育てに通ずる対話の仕方や美術館の楽しみ方、鑑賞ポイントなどをお伝えします。その後、親子で本展をお楽しみいただき、鑑賞後は参加者の皆さんが感じたことをカタチにする簡単なワークショップを行います。
日時|12 月18 日(日)10:00 ~ 12:00
講師|土居和子(臨床心理士、ココロトモニ代表)、両館担当学芸員
協力| 東広島市教育委員会 生涯学習課
会場|美術館内、2 階展示室ほか
対象|4 歳~小学生(保護者同伴/対象以外の兄弟姉妹も参加可)
定員|5 組(要観覧券、事前申込制)
②夕暮れギャラリートーク【コラボ特別編】
夜間開館日に開催している夕暮れギャラリートーク。特別編として、今回の展覧会を担当した両館の学芸員が、展示の見所や裏話などお話しします。
日時|12 月23 日(金)18:00~18:45
講師|両館担当学芸員
会場|2 階展示室
参加費| 要観覧券(事前申込不要※人数制限を行う場合があります)
③クリスマスコンサート
広島大学JAZZ 研究会による演奏会です。
どなたでもご自由にご参加いただけます。
12 月24 日(土)17:30~18:10
演 奏| G R A N ' P A A N D G R A N ' S O N S(広島大学JAZZ 研究会)
会 場 |1 階ロビースペース
参加費 |参加無料(事前申込不要※人数制限を行う場合があります)
- 開催概要
●会期|2022年12月8日(木)~2023年1月15日(日)
●開館時間|9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
ただし、12月23日(金曜日)、12月24日(土曜日)は19:00まで開館
●休館日|月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月28日(水曜日)~1月4日(水曜日)
●会場|東広島市立美術館 2階展示室
●観覧料|一般300円、大学生200円*、高校生以下無料*
(*学生証をご提示ください/20名以上の団体は2割引き)
後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けられている方は、無料でご観覧いただけますので、受付で各手帳等をご提示下さい。(スマートフォンアプリ「ミライロID」も利用可能)
●主催 |東広島市立美術館、広島市現代美術館
■東広島市立美術館について
東広島市立美術館は、市内黒瀬町出身の大久保博によって建物が寄贈されたことを契機に1979年に開館しました。近現代版画、現代陶芸、郷土ゆかりの作品を中心に継続的な作品収集をしています。
2020年11月、「暮らしとともにあるArt、生きる喜びに出会う美術館」をコンセプトに、東広島の市街地・西条に新築移転オープンしました。「ふれる」「はぐくむ」「つくる」「つなぐ」の4つを基本理念としています。2階展示室では主としてコレクションを展示。この他に市民の創作活動のためのアートギャラリーなども備えています。
また特別展では、国内外の優れた美術作品を紹介する展覧会をはじめ、1982年から続く「現代絵本作家原画展」、郷土ゆかりの美術やテーマ展示による自主企画展などを開催。展覧会に関連した講演会やワークショップといった様々なイベントに加え、学芸員らよる美術館講座や作品解説、美術鑑賞や学校授業への協力など、地域の芸術文化振興のため幅広い活動を展開していきます。
公式サイト:https://hhmoa.jp/
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東広島市立美術館 HP:https://hhmoa.jp/
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