アートディレクションを手掛けた「九段会館テラス」内のカフェ「VMG Cafe KUDAN-KAIKAN TERRACE」がオープン
- 背景
当社は「つづくをつくる」をテーマに、有形文化財・城・古民家といった古くから受け継がれてきた価値ある空間を利活用し、後世に残すことを事業の一つに据えて取り組んでまいりました。現代に残る古い建物は連綿と受け継がれてきた日本の伝統・文化の一部を担っていると考え、保存技術を磨き、利用価値の啓蒙を実践しています。
「大洲城キャッスルステイ」城内の活用方法と空間デザイン
https://castlestay.ozucastle.com/
「佐原商家町ホテル NIPPONIA」酒蔵をレストランにリノベーションデザイン
https://www.nipponia-sawara.jp/
「錦水旅館」客室・白群の空間デザイン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000106759.html
九段会館テラスは軍人会館として昭和9年に設立され、登録有形文化財「旧九段会館」として現代に受け継がれた歴史的建造物です。その歴史背景や当時の建築様式を大切に紡ぎながら「水辺に咲くレトロモダン」というコンセプトのもと最新テクノロジーの活用や企業の健康経営といった現代のニーズを具現化し、保存・復原され、「九段会館テラス」に生まれ変わりました。
本プロジェクトに携われたことは「つづくをつくる」をテーマとする当社にとって意義のあることでした。今後においても、日本国内の価値ある歴史的建造物を後世に残すプロジェクトに積極的に携わることで、伝統・文化の継承に貢献してまいります。
- 5階:カフェ「VMG Cafe KUDAN-KAIKAN TERRACE」
5階部分は旧建物と新建物をつなぐ役割の空間としてつくられ、このたび「VMG Cafe KUDAN-KAIKAN TERRACE」として生まれ変わりました。新旧をつなぐこの場所に新しく“都会の真ん中の癒し空間”という役割を付加することを目指し、内装設計からインテリアコーディネートまでのアートディレクションを手掛けました。
木々や芝生の緑、青い空の色合いと、大きくひらけた庭園と室内空間の調和をテーマにしています。窓を全開にしても何ら違和感のない接続性のある空間が特徴です。
細長く四角い店内入り口に円弧状のソファと受付カウンターを設置することで、入店時に曲がりくねるような“動き”を演出し、無意識下でリズム感と楽しさを感じることができる工夫を加えています。
- 会社概要
「つづくをつくる」をテーマに、空間、歴史・文化、クライアントの事業や関係する人やまちといった全体の「つづく」を創るデザイン会社です。
会社名:株式会社ワサビ
代表取締役:笹岡周平
所在地:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央2-8-2 4F
設立日:2007年5月11日
資本金:1,000万円
事業内容:商業施設を主とした空間の設計及びインテリアデザインやアートディレクション
webサイト:https://wasab.jp/
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