岐阜県垂井町(主催)とフィノーカル(株)(運営)による「垂井町創業支援アカデミー」全10回のプログラムが終了
現地での最終報告者の93%が「学びになった」―新規創業・第二創業に向けて
■ 全10回のプログラム詳細は、以下、特設ウェブサイトを御覧ください。
https://tarui-2022.finocal.co.jp/
垂井町創業支援アカデミー」開催の背景
第二次産業が中心の垂井町では、未来の地域産業の活性化と町の持続的な発展のため、新規創業・第二創業を力強く後押しするための「垂井町創業支援アカデミー」を開催しました。
地域産業の課題に取り組み、今後の地域産業の活性化と地域の持続的な発展を目指し、多様な事業創出を後押ししていきます。
約半年間にわたる実践的で充実したプログラム
本アカデミーでは、2022年9月10日(土)の基調講演を皮切りに、2023年2月12日(日)まで計10回のプログラムを実施しました。
各回は、経験豊富なゲスト講師によるセミナーとグループワークを組み合わせた構成で、地域ならではの事業アイデアの生み出し方から実践方法までを考えながら、受講者は自身の事業プランの具体化を図ってきました。
垂井町創業支援アカデミーの強力な実施体制
本アカデミーは岐阜県垂井町の主催、大垣ビジネスサポートセンター協力の下、地元金融機関である大垣共立銀行、十六銀行、大垣西濃信用金庫や垂井町商工会によるご支援など、地域の関係機関と連携しながら実施しました。
また、プログラムへのゲスト講師として6名をお招きし、新規事業の創り方、経営方法、資金繰り、他地域での起業経験等、各回テーマに沿って具体的かつ実践的な講義を行っていただきました。
加えて、受講者へ個別のフォローを行うメンター制度を導入し、4名のメンターが受講者へ事業計画作成の詳細なアドバイスや課題解決のサポートを行ってきました。
■ ゲスト講師6名(敬称略)
渋澤 健
(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役/コモンズ投信株式会社 取締役会長 )
中村 多伽
(株式会社taliki代表取締役CEO / talikiファンド代表パートナー)
木村 真樹
(合同会社めぐる 代表 / 「凸と凹」運営責任者)
髙津 玉枝
(株式会社福市 代表取締役)
岩田 真吾
(三星毛糸株式会社 代表取締役社長 / 三星ケミカル株式会社 代表取締役社長)
瀬戸山 七海
(株式会社XSHELL 元代表取締役社長)
■ メンター・アドバイザー4名(敬称略)
中村 将⼈
(GLIN Impact Capital 代表パートナー)
正田 嗣文
(大垣ビジネスサポートセンター Gaki-Biz センター長)
松浦 俊介
(大垣ビジネスサポートセンター Gaki-Biz プロジェクトマネージャー)
田中 慎
(税理士法人田中経営会計事務所 代表社員)
最終報告会にて「事業プラン」を発表
約半年間にわたり、本アカデミーにて学びを深めて来た受講者の内15名は、最終回の2023年2月12日(日)の最終報告会にて、自身の事業プランを発表しました。発表された事業プランは、垂井町の特産・農産物を活用した料理の開発で地元の観光活性化を図るもの、ITを活用した暮らしのサポートを図るもの、地域の教育支援を目的としたものなど、多種多様でユニークかつ実践的なプランで、受講者による今後の事業化が大きく期待されます。
受講者から得られた高い満足度
全10回のプログラム終了後、受講者に対しアンケート調査を実施し、最終報告会に参加した計15名から回答を得ました。
結果、本アカデミーが自身の新規創業・第二創業に向けて「学びとなった」と93%が回答し、また26%の方がアカデミーを受講したことにより、創業に向けた準備状況が進展したと回答を得ることができました。
アカデミーを通じて役立った内容としては、講師・受講者・運営者との繋がりが上位回答に挙がりました。
また、アカデミーを受講した地域の新規創業・第二創業を目指す事業者にとって、苦労していることとして「顧客・販路の獲得」や「売上の確保」等が上位に挙がりました。
担当者コメント
< 垂井町 担当者コメント>
本アカデミーにご参加いただきました皆様、半年間、大変お疲れ様でした。また、澁澤先生を始めとした講師の皆様、ガキビズの正田センター長を始めとしたメンターの皆様、大変お忙しい中ご協力いただきまして誠にありがとうございました。
本町にとって初めての試みとなる「創業支援アカデミー」は、大勢の皆様のご参加のもと、多くの方々に支えていただきながら、また、事務局を担っていただきましたフィノーカル㈱ 内山代表の熱意ある運営のもと、無事終えることが出来ましたこと深く感謝申し上げます。
本町は、周辺市町と同様に人口減少社会を迎える中で、将来への必要不可欠な投資として、本年を「創業支援元年」と位置づけ、本事業を立ち上げました。
そのような中、小規模自治体にはなかなか来ていただけないようなすばらしい講師陣のもと、目の前で夢を実現したいと強く願う参加者が、夢に向かって力強く前に進み、同じ願いを持つ者同士が、手を取り合って化学反応を起こす姿を目の前で拝見することが出来たことは、担当者として大変うれしく思っています。
ご参加いただきました皆様にとりましては、これからが正念場です。皆様の挑戦が実現できるよう、これからも本町ならではの伴走型の支援を行っていきたいと考えておりますので、是非事業を実現していただき、本町の地域活性に一役を担っていただけますと、我々としては大変ありがたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
< フィノーカル株式会社コメント:代表取締役 内山大志 >
まずは、半年間に渡る「垂井町創業支援アカデミー」を受講いただいた受講者の皆様、そしてアカデミーへ講師やゲストとしてご登壇いただいた皆様、メンターとしてご協力いただいた皆様、プログラムへご協力いただきまして本当にありがとうございました。
受講いただいた皆様お一人お一人の事業へ、本アカデミーが貢献できておりましたらこんなに嬉しいことはありません。
新規・第二創業に関わらず、事業を作るということは本当に尊いことだと思います。
あらゆる事業は個人の思いや挑戦から始まります。上手くいく確証はないし、資金繰りや対人関係など頭を悩ますことは日々発生し、心落ち着ける時なんてほとんどないと思います。
それでも、そうした「思いある事業者」たちの挑戦がこれまで社会を作ってきましたし、今まさに社会を駆動させていることは、歴史を見れば明らかです。
だからこそ、今現時点での規模に関係なく、相互にサポートし、学び合う関係性や環境が大事なのだと考えています。今回のアカデミーは、そんな場作りをすることを目的に始まりました。
最終報告回の時に、ゲストの方が仰っていた「今回のアカデミーは、むしろこれからの長い事業の始まりになるのだと思います。」という言葉が印象に残っています。今回のアカデミーを端緒に、皆様の思いが「事業」となるよう、これからも貢献いたします。
▼ フィノーカル株式会社について
「誰もが人生の主人公になれる世の中にする」ことをビジョンとし、その一人ひとりを支えるコミュニティや地域自治体へ対して、創業支援事業やインパクト投資、新規事業立ち上げ支援などを行う会社です。
フィノーカルの社名はfinancial for local (=地域のためのインパクト投資)より”finocal”とし、2020年11月に設立以来、これまでに地域活性化支援事業や地域自治体と協働で創業支援や産業振興施策の企画・実施やインパクト投資ファンドの組成準備、社会的金融に関する調査事業を実施してまいりました。
【会社概要】
会 社 名 :フィノーカル株式会社
代表取締役 :内山 大志
設 立 日 :2020年11月16日
所 在 地 :東京都渋谷区神宮前4丁目26-28-2F
主な事業内容:地域自治体との創業支援事業、地域インパクト投資ファンド組成事業、インパクト評価事業、ファンド組成支援事業、 新規事業立ち上げ支援事業
ホームページ :https://finocal.co.jp/
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