工場や病院等におけるIoTのサイバーセキュリティ企業 クラロティ日本市場における戦略を発表
日本市場でのシェア拡大に向け 黒石亨がパートナー・アライアンス日本市場統括に就任
拡張型モノのインターネット(XIoT)向けサイバーセキュリティソリューションを展開するClaroty, Inc. (アメリカ・ニューヨーク州、CEO ヤニヴ・バルディ、以下、クラロティ)は、本日日本市場における戦略を発表いたします。
また、当社の日本戦略を推し進めるにあたり、パートナー・アライアンス日本市場統括として黒石亨が就任したことを、お知らせいたします。
また、当社の日本戦略を推し進めるにあたり、パートナー・アライアンス日本市場統括として黒石亨が就任したことを、お知らせいたします。
■日本市場における戦略について
当社は、イスラエル国防軍のサイバー攻撃・防御の超精鋭部隊で米国のアメリカ国家安全保障局(NSA)にも勝ると言われている「8200部隊」出身のエキスパートを要する新進気鋭のセキュリティ会社です。
今年11月上旬に大阪の医療機関で起きた身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」とみられるサイバー攻撃は記憶に新しいと思いますが、様々なモノがつながるサイバーフィジカルシステムの普及は、同時にセキュリティへの脅威に晒されるリスクが増大することを意味しています。
国内では工場内の生産システムや医療現場におけるセキュリティの需要に対する認識がまだまだ低いという実情はありますが、経済省が今年11月に発行した工場システムにおけるサイバーフィジカルシステムセキュリティのガイドラインなど取り巻く環境が徐々に変わってきている兆しも見えてきています。
”人々の生命を支えていくために、サイバーとフィジカルの世界を安全に繋げる世界を可能にする”を当社のビジョンとして掲げていますが、この未来を体現する上でエコシステムの形成は必須であると考えています。重要な業界として据えている石油・ガス、エネルギー/ユーティリティ、製造、自動車、F&B、ヘルスケアなどに強みを持つパートナーの新規開拓が国内における最優先事項となっています。国内での本格的な営業活動は7月から開始していますが、11月に1社、更に3〜4社とのパートナー契約を早ければ年明けにも締結すべく急ピッチで進めております。
同時に主要投資家として名を連ねているソフトバンクをはじめ、Rockwell, Schneider Electric, SIEMENSなどの大手ICSベンダー、XDRやNGFW, CMDBなどのソリューションを手掛けているCrowdStrike, Fortinet, ServiceNowなどのテクノロジアライアンスパートナーとの連携は、既にこれらのソリューションを採用しているお客様にとってより実効性のある有用な手段だと捉えています。
当社CEOであるYanivからも日本市場に対するコミットメントを取り付けていますので、サポート体制の強化、製品の日本語対応、国内でのマーケティング活動の企画・実行など、日本マーケットに根差した活動を今後強力に推し進めていき、お客様の事業拡大に寄与してまいります。
■黒石 亨(KUROISHI Toru)について
外資系通信機器メーカーにて約7年間、プリンシパルソリューションアーキテクトまたアカウントマネージャーとして勤務。鉄鋼、電力、自動車、鉄道の信号システムなど国内外の数多くの制御システムのネットワーク設計及びソリューションの導入支援に従事。その後、大手外資系通信企業、ソフトウェアベンダーにてグローバルアカウントを担当し、グローバルチームを指揮。2022年10月より現職。チャネル及びアライアンス統括として、国内におけるパートナーエコシステムの構築を担当。
■加藤 俊介(KATO Shunsuke )について
国内大手化学メーカーにて計装機器・制御システム設計エンジニアとして3年、海外大手制御機器メーカーにて安全計装システムのエンジニアとして4年、国内外の産業システムに係るプロジェクトに従事。また2021年8月から産業サイバーセキュリティのプロジェクトも担当。2022年5月から現職。製造業、医療業界向けのサイバーセキュリティソリューション提案を担当。
■クラロティについて
日本語公式サイト:https://discover.claroty.com/ja-jp/home
クラロティは、産業分野(製造工場やプラントにおけるOT)、ヘルスケア分野(病院におけるIoMT)、商業分野(ビル管理システムやエンタープライズIoT)にわたるサイバーフィジカルシステムの広大なネットワークであるXIoT(拡張型モノのインターネット)を保護し、組織をサポートします。当社のサイバー・フィジカル・システム保護プラットフォームは、顧客の既存のインフラストラクチャと統合して、可視性、リスクと脆弱性の管理、ネットワークのセグメンテーション、脅威の検出、および安全なリモートアクセスのためのあらゆる制御を提供します。
2015年に設立以来、ニューヨーク、テルアビブヤフォ、ロンドン、ミュンヘン、アジア太平洋地域などに拠点を構え、50カ国以上約600社以上の顧客に製品を提供し、8000以上の工場・プラント、2000以上の医療施設に導入実績があります。2021年にはシリーズD、E合計で6億4000万米ドルの資金調達を獲得し、ユニコーン企業の1社となりました。クラロティのプラットフォームは、包括的なセキュリティ管理を可能にするSaaS型のxDomeとオンプレミス型のCTD(Continuous Threat Detection)、安全なリモート接続を可能にするSRA(Secure Remote Access)、資産情報を素早く収集するEdgeの4つで構成される、統合的な産業用サイバーセキュリティソリューションです。
※XIoT(拡張型IoT)について
サイバーフィジカルシステムを支える、従来および新規導入のOT機器、ITおよびIoT機器、ビル管理システム機器に至るまで、増え続ける接続デバイスの網のこと。
代表者:CEO Yaniv Vardi (ヤニヴ・バルディ)
米国本社:1250 Broadway, 2601, New York, NY, 10001, US
拠点:テルアビブヤフォ(イスラエル)、ロンドン(イギリス)、フランクフルト(ドイツ)、シンガポール、ソウル(韓国)、メルボルン(オーストラリア)
累計資金調達額:6.4億米ドル(約875億円)
URL:https://claroty.com/
■400以上のプロトコルを独自分析する『Team82』
クラロティ製品の優位性は、企業や導入IoTデバイス(メーカー)により異なる多様な通信プロトコルへの対応にあります。現時点で400以上のプロトコルを独自に解析し、ICSを含むXIoT機器の 脆弱性の発見、実現性の高いセキュリティ対策を提案しています。
独自解析においては、イスラエル国防軍のサイバーセキュリティ部門として知られる「8200部隊」出身の最優秀人材で構成される専門分析チーム『Team82』が担当しています。8200部隊は、他国からのサイバー攻撃の防御および、諜報活動を行うイスラエルの国家産業において重要な部隊です。
また、『2022 SC Awards Winner for Best SCADA Security Solution(米国) 』や『Best IoT/IIoT Security Solution (ヨーロッパ)』の受賞、『Industrial Control Systems (ICS) Security Solutions, Q4 2021』や2022年と2021年連続での『KLAS Software & Services ReportヘルスケアIoTセキュリティ部門Best in KLAS賞』の受賞によりThe Forrester Wave(TM)のLeaderに選出されるなど、世界規模で数多くの評価を受けています。
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