居酒屋初!株式会社サイバーエージェントに研修プログラムを実施

株式会社木々家(はやしや)は、自社の食肉処理から店舗運営までを活かした、居酒屋業界初の研修体験「いのちをいただく体験プログラム」を株式会社サイバーエージェントに対して実施しました。

株式会社木々家

木々家(はやしや)について

株式会社木々家は、東京・池袋エリアに5店舗を展開する居酒屋グループです。やきとん業態を中心に、焼き鳥専門店も運営し、池袋という地域に根ざしたドミナント展開を行っています。また、自社で食肉処理施設を保有し、精肉から加工までを一貫して行う体制を整備することで、安定的に高品質な肉を提供しています。

AI時代だからこそ、リアルな経験を

AIやデジタル技術の進展により、多くの業務は効率化されつつあります。しかし、この変化の時代を生き抜くために本当に必要なのは、机上の知識だけではありません。人を成長させ、磨いていくのは、五感で得られるリアルな経験です。

加えて、飲食業の現場は毎日が営業そのものです。ホールスタッフは食材や酒といった「あるもの」をお客様に買っていただく営業のプロです。毎日ご新規のお客様をファンにして、リピートを創り続けています。そうした環境で培われる「営業」「商売」に対するマインドは、他業界でマーケティングやセールスを担う人材にとっても学ぶ価値が大きいと考えています。

木々家では、飲食業の強みであるこの“リアル”を伝えることで、人を磨き、次の時代を切り拓く力を育み、人としての影響力に厚みを増す機会を提供できると確信しています。

「いのちをいただく体験」プログラム概要

今回実施した「いのちをいただく体験」は、居酒屋としては業界初の取り組みです。食肉がいのちからお肉となり、最終的に食卓へと届く一連の流れを一気通貫で学ぶことを目的としています。

プログラムは以下の3ステップで構成されました。

  1. 座学(飲食ビジネスや食肉の基礎知識)

  2. 食肉処理施設の見学

  3. 食肉加工・串うち体験

  4. 木々家店舗での調理・実食

① 座学(飲食ビジネスや食肉の基礎知識)

株式会社木々家 代表取締役 小島ユウジ

まずは座学として、食肉処理施設の仕組みや部位ごとの特性、さらに飲食ビジネスにおける基礎知識を対話形式で学びました。豚は爪以外すべて活用できることや、セントラルキッチン方式による効率化など、普段意識しない食肉産業のリアルに触れることで、これからの体験をより深く捉える土台を築きました。

② 食肉処理施設の見学

まず、木々家の食肉処理施設を訪問。豚が生きている状態から食肉へと変わるまでのプロセスを実際の現場で見学しました。普段目にすることのない「食肉の始まり」に立ち会うことで、食の裏側にあるいのちの重みを実感しました。

③ 加工・串うち体験

続いて精肉・加工施設へ。ここでは、食肉処理施設で生産された肉を使って商品化までの工程を体験しました。串を均等に打つ難しさや、カットの精度が味に直結することなど、普段は意識しない職人技術を体感。参加者からは「お店で当たり前に食べていた串を打つのがこんなに難しいとは驚いた」といった声が寄せられました。

④ 木々家での調理・実食

最後は、東京 池袋の「やきとん木々家」店舗にて、串うちしたやきとんを参加者自身で実食。いのちがお肉となり、食卓へと届く流れを五感で味わいました。また木々家の営業スタイルである「声を出し、汗をかきながら仕事をする」という体験をすることでリアルな商売の気持ちよさとエネルギーを体感しました。

参加者の声

株式会社 サイバーエージェント 執行役員

坂井 嘉裕 さま

「工場の中に入る前、その先に広がる世界が想像できず、強めに気持ちを整えて臨みましたが、最初の1分間ほどは目に飛び込む光景を理解しきれませんでした。

最初に感じたのは、想像とまったく違う空気への戸惑いと、ほんの少しの恐怖です。いのちが失われ、それを扱う現場なので、もっと何かしらの感情が渦巻くのような雰囲気を想像していましたが、そこにあったのは、森の奥で獲物を仕留めた猟師が静かに解体を進めるような、深く静かな空気でした。

考えてみれば、人間は何千年、何万年も前からこの営みを淡々と積み重ねてきたのですよね。その歴史と重みに触れ、改めて「食べる」という行為の意味を感じました。

広告は人に影響を与え、価値観を変え、行動を変える力があります。情報を扱うプロとしての責任は重く、それは間接的にいのちにも繋がるかもしれない重要な社会のピースだと考えています。今回の体験は私達の仕事が社会に果たすべき役割や責任とは何かを改めて問われている様にも感じました。」


株式会社木々家 代表取締役 小島ユウジより

今回の「いのちをいただく体験プログラム」は、居酒屋初の新しい取り組みです。ほとんどの方は子供の頃からお魚やお肉を主なタンパク源として食べている中で、特に人間よりも大きく力の強い動物たちとまさに命懸けで向き合う、食肉になるまでのストーリーを知ることはとても重要だと考えています。

そう考える最大の理由は、実際に身体感覚で触れ、身体で知ることでのみ、感性が磨かれるからです。

私たちはこのプログラムを、サイバーエージェント様にとどまらず、今後多くの企業に届けていきたいと考えています。AIやデジタルが進化する時代だからこそ、人間にしかできない“リアルな経験”こそが、発想力や直感力の土台となる感性を磨き、これからどんな時代になっても、どんな変化が起きても、そのときに応じて仕事に打ち込むことができると確信しているからです。

各業界のリードカンパニーにこそ、感性を磨いてほしいと強く願っています。木々家も常に感性を磨き、生産から店舗まで、食という分野から本質的かつ刺激的でフィジカルな体験をお届けし続けます。

サイバーエージェント様同様の、もしくは自社カスタムの研修をご希望される企業様はお気軽にご相談ください。お打ち合わせしましょう。

株式会社木々家 代表取締役 小島ユウジ

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会社概要

株式会社木々家

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URL
https://hayashiya-inc.co.jp/company/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都豊島区西池3-25-2 大晴ビル1階
電話番号
03-6912-8005
代表者名
林田博之
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2010年01月